資格名 | 行政書士 |
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資格の種類 | 国家資格(業務独占) |
主催者 | 総務省・行政書士試験研究センター |
資格試験の概要 | 行政書士は、官公署に提出する書類の作成や代理を行う国家資格です。 平成20年1月9日に「行政書士法の一部を改正する法律」が成立し、行政書士の業務も拡大しました。今までの、許認可申請業務や契約書作成業務以外に、未開拓の分野も多数あるため、その数は数千~数万種類あると言われており、多方面での活躍が期待されています。 ◆行政書士は許認可申請の専門家ですが、平成26年12月行政書士法改正により「特定行政書士」が誕生しました。 ⇒「特定行政書士」
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合格率・資格難易度 | ●難易度 【資格の難易度レベル】 試験はここ数年の間に急速に難しくなりました、そのため甘い考えでは合格できません。しっかりと、腰をすえて学習しなければなりません。独学での合格者もいますが、難易度が高く合格率も低いこともあって資格スクールを利用する人が多い試験です。必要な学習時間の目安は700時間前後(500~1,000時間)です。少し知識がある人なら、毎日3時間勉強すれば4~5ヵ月程度です。 -------------------------------------------- |
受験対策・学習法ほか | 行政書士は以前は国家資格としては比較的取得しやすい(合格しやすい)ものとして、法律や、行政、コンサルタント系では登竜門のような位置づけになっていました。しかし、最近は試験の難易度が一転、難化傾向を示しています。 行政書士の試験対策は、通学講座と通信講座、そして独学で勉強する人が3通りに分かれている典型的な試験例だと言われていますが、それぞれのメリット・デメリットがありますので、よく確認の上、自分に合った方法が継続できるやり方を選ぶことが大切です。ただ、どの勉強方法を選択しようとも、勉強の進め方は行政法と民法を中心に勉強する必要があります。さらに記述式問題の練習を数多くこなしておくことです。試験範囲が広く出題形式が多様で対策が困難なことがこの試験の特徴で、出題は5肢択一式の問題がメインですが、多岐選択式や記述式問題もあり、それぞれの出題形式に合わせた学習をしなければなりません。また科目合格制度がないため、毎年一発勝負で合格しなければならない難しさもあります。
◆勉強方法(通学、通信、独学)とメリットとデメリット 結局、通学講座や通信講座の場合は、合格のためのノウハウが詰まった勉強法であるため、特に予習する必要はなく、しっかりと十分復習することで力はつきますが、教材代が高く、期間1年くらいの講座で受講料が20万円くらいは必要になります。独学の場合は自分のペースで勉強ができますが「ポイント」をつかんだ勉強ができません。 行政書士試験に合格した人には、次ににつなげる意味でも、ここで休まずにもう一息チャレンジしてほしい資格試験があります。 |
受験資格 | 受験資格に制限はありません。誰でも受験できます。 |
試験方式 | ●「行政書士の業務に関し必要な法令等」 ●合格基準:下記の要件を全て満たした者が合格となります。 |
試験科目 | 試験科目は2つです。 |
スケジュール | ・試験日:毎年11月第2日曜日 |
試験会場 | 全国47都道府県 |
受験料 | ・10,400円 |
問い合わせ先 | 行政書士試験研究センター http://gyosei-shiken.or.jp/ |
【以下の各項には一部広告が含まれています。】 | |
通信講座・eラーニング | |
通学スクール・講座 | |
教材(過去問集) | ・「行政書士試験研究センター」公式ページに過去6年分が掲載されています。 |
教材(テキスト・参考書) | TAC出版の「行政書士試験対策教材」 【独学におすすめの教材】
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