資格名

労働安全コンサルタント

資格の種類

国家資格

主催

厚生労働省

資格の概要

労働安全コンサルタント国家試験に合格し、厚生労働省に備える労働安全コンサルタント名簿に登録された者を「労働安全コンサルタント」と呼びます。
この資格は、建設現場などで安全診断を実施し、改善計画の作成や安全指導に当たる専門家を認定する国家資格です。製造業などの安全管理にも活用できるので、転職や独立に生かすこともできます。業務としては、事業所や工場において建物や設備等について診断をし、現場の安全点検、問題点の改善アドバイスや指導などを行います。 危険な作業場などでの足場の状態や、爆発、感電などの危険を事前に発見し、その改善と予防に努める、事故防止のスペシャリストのような存在です。

労働者の安全の水準向上や、事業場の安全についての診断及びこれに基づく指導を行う専門家として、労働安全・労働衛生に関する高い専門知識はもちろん、豊富な経験に裏付けられた高い指導力、安全衛生に対する強い意欲が求められる重要な仕事です。
尚、資格試験の区分は機械・電気・化学・土木・建築の5種類があります。

試験方式

試験方式:機械・電気・化学・土木・建築の区分ごとに「筆記試験」及び「口述試験」によって行われます。
●産業安全一般:択一式/試験時間2時間
●産業安全関係法令:択一式/試験時間1時間
●機械安全、電気安全、記述式(試験区分のうちいずれか1科目を選択し、受験)/試験時間2時間30分
化学安全、土木安全、
建築安全:
                           

●一次試験
1.産業安全一般 2.産業安全関係法令 3.機械安全、電気安全、化学安全、土木安全、建築安全より1つ選択受験
※一定の資格や経歴により筆記試験の全てもしくは一部が免除されます。
●二次試験 口述試験(1.~3.の範囲)



受験資格

1.大学の理系卒業者で、労働安全実務5年以上の者。
2.短大、高等専門学校の理系卒業者で、労働安全実務7年以上の者。
3.高校の理系学科を修了し卒業た者で、労働安全実務10年以上の者。
4.技術士試験合格者
5.第1種電気主任技術者
6.1級建築試験合格者
7.1級土木施行管理技術検定合格者
8.労働安全(管理者)実務10年以上の者
9.労働大臣指定の安全講習を修了し、労働安全実務15年以上の者。
10上記と同等以上と労働大臣が認定した者。
※その他細かく規定されています。詳しくはこちらをご覧下さい。
※年齢制限はありません。

試験科目

(1)産業安全一般
(2)産業安全関係法令
(3)機械安全、電気安全、化学安全、土木安全、建築安全
※数多くの科目の免除条件があります。詳細はこちらで確認出来ます。

スケジュール

・試験日:
一次試験(筆記試験):10月中旬 
二次試験(口述試験):翌年1月下旬~2月上旬の指定日時
・申込期間:
試験センター郵送の場合は試験日の2ヵ月前から14日前。窓口の場合は2ヵ月前から2日前
一次試験(筆記試験): 7月中旬~8月中旬
二次試験(口述試験):11月上旬~中旬

※ ※第46回(平成30年度)労働安全・労働衛生コンサルタント試験案内 
・試験日:(筆記)平成30年10月16日(日)  
(口述)大阪 平成31年1月16日(水)・17日(木)の指定日  
(口述)東京 平成31年1月29日(火)~31日(木)の指定日
・受験申請受付:平成30年11月1日(木)~1月16日(金)
・合格発表:平成31年3月下旬

 試験は終了しました。
第47回(平成31年度)労働安全・労働衛生コンサルタント試験日程は、6月中旬に官報公告されます。

試験会場

・一次試験 恵庭市、岩沼市、東京、東海市、加古川市、福山市、久留米市
・二次試験 東京、大阪
 ※各地の安全衛生技術試験協会が会場になります。

受験料

24,700円(非課税)

資格難易度

難易度 
  「A」  難関

【資格の難易度レベル】
この試験はもともと産業医や保健師のほか、健康管理や労働衛生の関係に従事される方の受験が多い試験で、受験する方のバックグラウンドが何かによって難易度がずいぶん違ってきます。
従って、軽く考えて受験すると簡単に不合格になります。過去問やテキストで専門用語を見て、作業をイメージできるくらいでないと難しいでしょう。法律知識は暗記しなければなりませんので、記憶することが苦手な人はかなり苦戦することはさけられません。
知識が十分でない方は、合格体験などに記載されている受験対策法をよく読んで集中的に勉強し、短期決戦で挑むほうが良いかもしれません。難易度はFP技能士1級、ビジネス実務法務検定1級などと並ぶレベルと考えていいでしょう。

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・合格率 
平成30年度第46回労働安全コンサルタント 筆記試験結果
筆記試験合格者数290名(機械45名 電気21名 化学15名 土木160名 建築49名)

※参考データ
・平成29年度第45回労働安全コンサルタント 筆記試験結果
筆記試験合格者数301名(機械38名 電気30名 化学21名 土木144名 建築68名)
最終合格者数239名(機械34名 電気27名 化学15名 土木109名 建築54名)
・平成28年度第44回労働安全コンサルタント 筆記試験結果
筆記試験合格者数311名(機械26名 電気19名 化学10名 土木178名 建築78名)
最終合格者数222名(機械21名 電気14名 化学7名 土木130名 建築50名)




受験対策・資格の将来性

資格取得のための受験対策は、独学の場合は、試験日程に合わせて過去問題集をまずひと通りやるところから入るしかないしょう。ただ、試験問題はテキストからほとんど出題されませんし、過去問も役に立たない場合が多いのですが、かといって、ほかにこの試験の対策は立てようがありませんので、テキストと過去問だけでも克服しておくほかないように思います。
そういう意味ではこの試験は難易度が高く、少し勉強したから合格できるような試験ではなく、実務経験が相当あり、その延長線で受験するというスタイルでないと通用しないような試験です。

労働安全コンサルタントの資格には機械、電気、化学、土木および建築の5区分の種類がありますが、中でも人気なのが、土木および建築の建設業界の資格で、独立コンサルタントとして活躍し、高収入を得る人もいます。 
コンサルタントとしての職務は、工場の新築、改築の際の設計基準、運転基準の指導やシステム分析、安全教育訓練などがあります。設備の大型化や技術の進歩に伴い、労働災害の原因も多様化しているため、常に時代に即応した専門的な知識や情報を把握していなければならないので、日々学習が必要です。また、 労働安全コンサルタントの職務は、守秘義務が法律によって規定されているため信用度も高くなります。 企業にとっては設備、労働災害など外部に漏れては困る情報も多く、労働安全コンサルタントは内部情報を正確に把握した上で、安全性と信頼性が第一の職務につきます。仕事は交渉力や実行力が求められ、大変ですが、やりがいのある仕事です。

会社にとって職場を安全快適な場所に変えていく提案や、危険指導ができる労働安全コンサルタントは貴重な存在です。現場での実務経験と専門性を合わせて活かすことのできる資格なので、安全畑をずっとやってきて定年を迎えた人が、それまでの経験を生かして働くと言う場合が多いですが、もちろん若い人でも安全に関する知識と経験値があれば問題ありません。独立も可能な資格ですが、資格だけで独立、開業するのは難しく、十分に経験を積んでからが望ましいでしょう。できれば社会保険労務士や、労働衛生コンサルティングなどの資格を併わせて取得し、人脈と営業力をフルに発揮できれば、独立も夢ではなくなるでしょう。
独立以外では、コンサルティング事務所や公的機関などに就職して活躍する道もあります。

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問い合わせ先

〒101-0065 東京都千代田区西神田3-8-1 千代田ファーストビル東館9階
財団法人 安全衛生技術試験協会 TEL 03-5275-1088
http://www.exam.or.jp/exmn/H_shikakuanzen.htm