実は難しい資格とやさしい資格

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試験の「難易度」という尺度は、あいまいで、実際に試験を受験した人同志でも、感じ方に差があるため、まだ試験を受けてない人の場合はなおさらで、受ける前と受けた後では感じ方がずいぶん違う試験も多いと思います。

そこで、このページでは、一般的に「やさしい」と思われがちだけど、実は案外「難しい」試験。またその反対に「難しい」と思われがちだけど、実はそんなに「難しくない」試験、と評される試験を取り上げました。これからこれらの試験にチャレンジを考えている方に参考になれば幸いです。

◆一般的に「やさしい」と思われがちですが、実は案外「難しい」資格

1. 簿記検定3級
取得者数が多く、知名度が高いことから、比較的「やさしい」イメージを持たれやすいですが、実際の試験は試験範囲が広く、商業簿記、工業簿記、サービス業簿記の3分野から出題されるため、基礎知識を網羅的に理解必要があります。また計算問題も出題されるため、計算力も必要です。合格率も約30%で、決してやさしい試験ではありません。

2. 宅地建物取引士
令和5年度試験も受験する人が23万人以上で、資格試験の中では一番受験者数が多い試験で、知名度も高く、誰でも受験できることから、比較的やさしいイメージを持つ人も多いようですが、試験は法令科目と実技科目で構成されており、法令科目は範囲が広く、暗記量が非常に多い試験です。また実技科目は記述式問題もあり、論理的な文章構成能力も必要になります。
合格率は約15%で、実は難易度の高い国家資格です。

3. 秘書検定
ビジネス文書やビジネスマナーなど、幅広い知識が求められる民間資格で、実技試験では、電話応対やタイピングなど、実践的なスキルも評価される試験です。合格率は約40%で、それほど難易度は高くはありませんが、油断は禁物の資格試験です。

4. TOEIC®︎ L&R TEST 600点
日常的な英語のコミュニケーション能力を測る試験として、広く利用されている試験ですが、近年はビジネスシーンで英語を使う機会が増えているため、大手企業が新卒者に求めるスコアが500点以上で、社員には600点以上のスコアが求められることも多くなっています。試験の問題形式は多様で、文法、語彙、リスニング、スピーキングなど、幅広いスキルが求められ、スコア600点獲得には、日常的な英語に加え、ビジネス英語の知識も必要になります。

 

◆難しいと思われがちですが、実は「やさしい」資格

1. 社会福祉主事任用資格
試験の合格率は約40%と、国家資格の中では比較的高く、試験では福祉に関する専門知識が求められますが、難易度自体はそれほど高くありません。介護福祉士や社会福祉士を目指すためのステップアップ資格としても有効です。

2. インテリアコーディネーター
空間デザインに関する知識が求められる資格試験ですが、試験範囲は明確に示されており、効率的な学習ができるため独学でも十分合格可能な難易度です。インテリアに興味があり、スキルアップを目指したい人にはおすすめの資格です。

3. カラーコーディネーター
色彩に関する知識が求められる資格ですが、実用的なスキルを身につけることができます。試験は独学でも合格可能な難易度です。この資格はファッションやインテリアなど、幅広い分野で活用できます。

4. 漢字検定2級
漢字の読み書きに関する知識が求められる資格ですが、日常的に使う漢字が中心なので、努力次第で十分合格は可能です。
漢字力向上に役立つ試験なので、学生から大人まで幅広い年齢層が受験しています。

※難易度の評価は、あくまで目安であり、個人の能力や学習方法によっても異なります。試験の難易度を判断する際には、合格率だけでなく、試験範囲、問題形式、自身の能力などを考慮することが重要です。







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