資格名 | (試験名) P/L・B/Sアナリスト検定
P/L:(損益計算書)
B/S:(貸借対照表)
・公式サイト
https://jitsumu-up.jp/plbs/ |
資格の種類 | 民間検定試験 |
主催者 | 一般社団法人実務能力開発支援協会 |
資格の概要 | 2022年4月18日より WEB検定試験をスタートした「P/L・B/Sアナリスト検定」は損益計算書(P/L)や貸借対照表(B/S)が読めるようになることに特化した、初めての検定試験です。経理・財務の専門家だけでなく、全てのビジネスパーソンに必要とされる「P/LやB/Sを読める力」を客観的に判定する試験となっています。
P/L・B/Sアナリスト検定の受験級は、3級、2級、1級の3つの級(レベル)がありますので、実務経験などに関係なく、数字に苦手意識がある方や初めて学習する学生の方にも、幅広い層で学習できるようになっています。
【級別習得のレベル】
3級:会計の勉強をはじめるにあたって、基礎となる考え方から丁寧に学ぶことが出来ます。
2級:ある程度、会計用語を知る方が財務諸表の基礎的事項を根拠から学ぶことが出来ます。
1級:会計の基礎知識がある方や2級合格者が対象で、収益性、安全性、資金分析、株式投資分析などの総合的な財務分析が出来るようになります。
資格の取得方法は、インターネット上で、(1)Web講義を受け、全て終了した後、(2)Web試験を受け、2回の試験で合格基準に達すれば、資格を取得できます。Web試験に2回合格した方は、認定証をダウンロードできます。
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試験の合格率・難易度 | ●難易度
1級 「B」 普通
3級 「C-下」 やや易しい-下位
【資格の難易度レベル】
「P/L・B/Sアナリスト検定」は過去の試験内容や合格率等のデータが公開されていないので、この試験と同種類のビジネス会計検定や日商簿記、FASSなどの学習項目や勉強に要する時間、難易度などの情報からP/L・B/Sアナリスト検定の難易度レベルを推定してみました。その結果、3級は「難易度Cの下位」レベルで難しい試験ではありませんが、1級になるとビジネス会計検定や日商簿記の2級レベルの難易度の試験と判定できました。もともとこの試験が「落とすための試験」ではなく、財務分析の知識を段階的に習得するために創設された試験であることや、在宅でWeb講座を受講してから受験するという完全オンラインの試験形式であることが、試験の難易度がそれほど高くない一因になっているようです。ちなみに、P/L・B/Sアナリスト検定は、出題範囲が限定されていることや、財務分析に関する出題が少ないことなどから、ビジネス会計検定と比較すると難易度は低いです。また、どちらの試験も財務諸表の知識を問う資格試験ですが、それぞれの目的や出題範囲が異なるため、受験者は目的やスキルに合わせて選択することが大事です。P/L・B/Sアナリスト検定は、財務諸表の読み解きと分析の基礎的なスキルを身につけたい人に向いた試験ですが、ビジネス会計検定は、財務諸表の作成から分析まで、幅広いスキルを身につけたい人におすすめの検定試験です。
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・合格率
非公開 |
試験の内容・勉強法 | 一般的に会計とか財務の勉強は難易度が高く、損益計算書(P/L)や貸借対照表(B/S)を読めるようになろうと思って、数多く出ている書籍や雑誌などを読んでみても、学術的な内容で難しかったり、実務とかけ離れているなどで独学では分かりにくく難しいのが会計や財務の特徴とも言えます。、特に数字や分析ということに苦手意識を持っている人も多く、なかなか一筋縄ではいかないものです。事実、多くのビジネスパーソンが「P/L・B/Sを読めるようになりたい」と考えてはいるものの、その学習難度から途中で挫折してしまっているのが実情です。
そういう状況の中、2021年に創設された会計分野の資格試験が「P/L・B/Sアナリスト検定」です。
P/L・B/Sアナリスト検定は、Web講義とWeb試験の一体型という全く新しい形式の資格試験で、一般の資格試験のようにテキストを使って独学するのではなく、Web講義を聞きながら学習する形式なのでシンプルに「P/L・B/S」の仕組みを学びながら、短期間で「P/L・B/S」が読めるようになるとされています。講義受講後のWeb試験も、認定スキルに届かない人をふるいにかける検定ではなく、検定の学習を通じてできるだけ多くの人がP/L・B/Sを読めるようになるための検定であり、“受かってもらうための検定”と位置付けされていることで、学生や経営者の方から独学で会計の勉強をして挫折してきた方にも安心して受講、受験できる学習スタイルになっています。
(参考)
P/L・B/Sアナリスト検定の学習時間(目安)
(Web講義の視聴から、自習時間、Web試験の合格までの目安時間)
・3級:5~10時間 ・2級:10~20時間 ・1級:10~20時間
P/LやB/Sから企業の経営状態を判断する財務分析は、ビジネスパーソンが部門や職種を問わず誰もが身に付けるべきスキルです。管理部門だけでなく、営業職でも予算策定等の場面で必要となり、仮にそうした部門レベルで関わりがなくとも課長、部長、役員と役職が上がるにつれて要求される重要なスキルです。早い時期にスキルアップを計ることで社内的にも有利な位置を確保できる可能性が出てくることが期待できます。また、ビジネスパーソンだけではなく、個人で投資をしている人や家の会計を見ている主婦などにも役立つ検定試験です。 |
試験日程 | ・試験はインターネット上で受験でき、認定まで完結することが出来ます。一斉受験日がありませんので、通年挑戦できます。
・インターネット接続可能なパソコンがあれば、いつでもどこからでも、簡単にはじめられます。
受験にあたっての、本人認証などの特別な設定・手続き等は不要です。
・受験の申込みは、WEBサイト(https://jitsumu-up.jp/plbs/price/)より。
通年実施
※各級の申込(決済)後から3か月間の利用期間内であれば何度でも受験可能です。 |
受験資格 | 特に制限なし
※P/L・B/Sアナリスト検定専用の講座を受講した方が受験対象者です。 |
試験会場 | 自宅等、Wi-Fiの繋がる場所ならどこでも可 |
受験費用 | ・1級: 25,000円(消費税込み)
・2級: 21,000円(消費税込み)
・3級: 16,000円(消費税込み)
※金額には、Web講義、Web試験、テキスト等の教材一式を含んでいます。 |
試験方式 | ●試験の形式
・試験時間は50分で、試験問題はすべて3択式です。
3級:全20問/30分
2級:全25問/40分(小問6問から成る総合問題含む)
1級:全50問/50分(小問20問から成る総合問題含む)
・試験の形式は「Web講義+Web試験の一体型」で、自宅でのWeb試験を導入していますので、完全オンラインの検定試験です。
・受験の申込み日から3か月以内に、すべてのWeb講義を視聴し2回のWeb試験に合格することで資格認定されます。(スマートフォンでの受験も可)
・受講・受験期間は、級ごとにご決済日から90日間です。利用期間中なら合格するまで何回でも挑戦可能です。90日以内に、全てのWeb講義を視聴し、Web試験に合格してください。
・P/L・B/Sアナリスト検定専用の講座を受講した方が受験対象者です。
●合格基準
1回の試験で70%以上の正答で合格、試験を2回合格すると認定されます。 |
試験科目 | ・講座受講
インターネットに接続し、Web講義を受講します(スマートフォンでの受講も可)
講義回数は、3級が全15回、2級が全30回、1級が全30回です。
※Web講義には、講師による講義動画のほか、Web上の練習問題などもあります。
すべての講義を視聴・修了した方のみWeb試験を受験できます。
【習得目標】3級:数字の苦手な方、初学者向け入門コース
1.ビジネスパーソンとして最低限必要なP/L・B/Sの基礎知識を身につける
2.P/LとB/Sが読める
3.P/L・B/Sの基礎的な財務分析ができる
【3級学習科目】
・P/Lの5つの利益・P/Lの分析・P/Lの5つの利益と経営課題・B/Sの5つの箱・B/Sの読み方
・B/Sの主な勘定項目・B/Sの分析・流動比率・自己資本比率
【習得目標】2級:会計知識のある方、基礎コース
1.ビジネスパーソンとして通常必要とされる知識を身につける
2.P/LとB/Sが抵抗感なく読める
3.基礎的な収益性・安全性の分析ができる
【2級学習科目】
・こちらのページを参照ください。
【習得目標】1級:実務担当者、上級コース
1.P/L・B/S・C/Fについて幅広く専門的な会計知識を身につける
2.P/L・B/Sについて収益性・安全性・資金分析・株式投資分析などの総合的な財務分析ができる
【1級学習科目】
・こちらのページを参照ください。
※詳しい各級の学習項目一覧 |
試験関連情報 | 【資格の難易度情報】
・資格の難易度とランキング
・ジャンル別資格の難易度ランキング
●試験関連情報
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●関連資格
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問い合わせ先 | 一般社団法人実務能力開発支援協会
〒101-0062
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TEL:03-5283-6508
FAX:03-5217-2671
一般社団法人実務能力開発支援協会 |
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会社決算書アナリスト試験 公式テキスト 第3版 |
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