資格名

試験名:ネットマーケティング検定

資格の種類

民間検定試験

主催者

(株)サーティファイ ウェブ利用・技術認定委員会

資格試験の概要

「ネットマーケティング検定」は、マーケティングの正しい知識を持ち、効率的にマーケティング活動ができるマーケティング人材を育成する目的でスタートしたマーケティングサイドの検定試験であるため、個人での受験が可能な全国一斉試験のほか、企業や教育機関などの団体で受験が可能な団体受験もあります。

試験はインターネットを活用したマーケティングの知識を測る試験です。2012年にスタートしたまだ新しい検定ですが、インターネットの成長やウェブを中心としたネットワーク活用のニーズの高まりにあわせて、年々注目度が上がっています。
尚、このネットマーケティング検定はACPA検定試験認証を取得しています。
※ACPAは、Accreditation Council for Practical Abilities の頭文字を取った略称で、「特定非営利活動法人 実務能力認定機構」を指します。産業界においてプロフェッショナルとして職務遂行能力を持つ人材を育成することを目標に、人材育成のための講座、教育機関、検定試験を ACPA の評価基準に基づき認証し、さらに認証した講座や検定を修了した人には職種や仕事内容に対応した知識やスキルが習得できていることを認定する制度です。 

試験では一般企業のWeb担当者に求められる以下の4つの要件を評価・認定します。
1.ファシリテート能力:
(Webディレクションなどで関連業者や担当者間でやり取りする際に大変有効なスキルです)
2.Webに関する知識や技術
3.ネットマーケティングに関する知識
4.経営戦略と連動したWebブランディング能力

この試験の想定受験者はインターネットでビジネスに関わるあらゆる業種・職種の方々が対象ですが、マーケティング系の仕事にチャレンジしたい方や、マーケティング職の中でキャリアアップを望む方など、Webマーケティングの基礎を身に着けたい方にはおすすめの資格と言えます。




合格率・資格難易度

●難易度  
 「C」  やや易しい

【資格の難易度レベル】
ネットマーケティング検定ではパソコンやインターネットそのものに関する知識に加えて、マーケティングの企画立案から効果測定までの全般の知識が問われます。試験の前半は基礎的知識を問う基本問題で、後半は実際に業務を進める際のシチュエーションを想定した事例問題になっています。学習時間の目安が、公式ホームページに15時間程度と記載されていることからも、難易度は高くなく易しい検定試験だと言えます。公式テキストや問題集を中心にしっかり勉強すれば、だれでも合格が十分に可能なレベルの試験です。出題内容はすべて参考書からの出題とされていますので、参考書さえ理解していれば問題なく合格することができるでしょう。

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・合格率 
  過去の合格率:85.9%(公式サイトに掲載) 

※参考情報
 累計合格者数
 8,084名(2021年3月31日時点)

受験対策・学習法ほか

試験の出題範囲は上記の試験科目①~④ですが、中心になるのはWebマーケティングの基礎知識なので、以下の4項目が重点科目と言えます。
・Webメディアとマスメディアの関係
・リサーチと分析の手法
・検索エンジン対策
・インターネット広告
これからWebマーケティングについて勉強したいと思っている人や、マーケティング業務に従事することが決まったが、何から手を付ければ良いか分からない人は、マーケティング知識の確認など、勉強の一環として挑戦してみる価値はある試験です。

ネットマーケティング検定の勉強法としては、試験問題はほぼ公式テキストから出題されていることから、独学で試験に臨む場合には公式サイトで出版されている公式教材を購入してしっかり勉強すれば独学で合格を目指せます。公式サイトで販売されている過去問題集を使えば、重要なポイントや頻出問題を把握しやすくなるため活用する方がいいでしょう。過去問題集には過去4回分の試験問題が正答と解説付きで掲載されています。 公式テキスト合わせて勉強することで確実に合格を狙えます。

ネットマーケティング検定はウェブマーケティングについて分かりやすく体系に学べるため、マーケティングの知識が全くない方でも現在のネットマーケティング事情や基礎知識、サイト構築などのノウハウを手に入れたりできます。
ネットの普及に伴い、ネットにおけるマーケティングもますます重要になってきています。会社などにおいても、実際にネットマーケティングに関係する業務を行う人だけでなく、関連業務外の人もマーケティング全般の基礎スキルや知識を教養として身につけておくことが望まれます。

受験資格

特にありません。誰でも受験できます。

試験方式

◆試験方式
 2021年度より、ネット・マーケティング検定は「Web試験」での提供になりました。
 試験は受験者の自宅及び受験者の所属団体(企業、学校等)での受験となります。

・検定方式:択一選択式(4択)
・出題数:40問(基本問題30問+事例問題10問)
・試験時間:80分(10:00~12:00に開始)
・合格基準:得点率70%以上
試験問題は40問で全て択一選択式(4択)で出題されます。

●受験方式
【全国一斉試験】
・リモートWebテスト
PCブラウザ上に提示される多岐選択式問題を、ブラウザ上解答箇所から選択します。

【団体受験】
・筆記試験:問題冊子にて提示される多肢選択問題をマークシートに解答します。
・リモートWebテスト
PCブラウザ上に提示される多岐選択式問題を、ブラウザ上解答箇所から選択します。

試験科目

①インターネットマーケティング総論
  1.概論 2.インターネット技術概論
②インターネットマーケティング各論
  3.総論 4.リサーチ 5.PR・ブランディング 6.広告 7.インターネット販売 8.効果測定
③関連知識
  9.外注管理 10.ポリシー 11.関連法規 12.コンプライアンスとCSR
④事例問題
  基本知識の理解と問題解決能力、業界動向や新たな手法の理解

スケジュール

・試験実施:年2回(2月・7月)
 試験当日の10:00~12:00の間に開始になります。試験開始後、時間が計測されます。

・申し込み方法
 「個人受験の流れ」を確認ください。
・申し込み締め切り
 【全国一斉試験】リモートWebテスト形式:試験実施日の1週間前まで
 【団体試験のみ】マークシート形式:試験実施日の2週間前まで
 ※同一試験、同一級の2回目以降の受験申込は、前回試験の合否結果受領後になります。
結果発表
 試験終了後、3週間を目処に直接本人宛に受験結果が送付されます。
 ※合格者には認定証が送付されます。認定証は、2022年4月以降、「オープンバッジ」「デジタル認定証明書」の発行となりますので、認定証の発送はありません。資格受付ONLINEのマイページから、「オープンバッジ」「デジタル認定証明書」の確認が必要です。

 2023年ネットマーケティング検定試験日程
 

試験会場

ネット・マーケティング検定は2021年度から「Web試験(リモートWebテスト)」になりましたので、試験は受験者の自宅および受験者が所属されている団体(企業、学校等)での受験となります。   →リモートWebテスト概要については、こちらを確認ください。
※リモートWebテストは自宅にてWebカメラを設置したうえでPCにて受験する形式の試験です。そのため、受験前にWebカメラを搭載している機器を2台用意する必要があります。パソコンに搭載されているWebカメラとスマホのカメラを利用する人が多いですが、万が一カメラが2台手元に無い場合は自分でWebカメラを受験日までに用意し、動作を確認しておかねばなりません。

受験料

6,000円(税込み)

問い合わせ先

株式会社サーティファイ 個人情報担当
(月~金 9:00~17:30)
TEL 0120-031-749
FAX 0120-031-750
Mail info@certify.jp

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