資格名

ウェブ解析士
英語名:Web Analytics Consultant

資格の種類

民間資格

主催者

一般社団法人ウェブ解析士協会(WACA)

資格の概要

「ウェブ解析士」は2010年に創設されたまだ新しい資格で、ウェブマーケティング、ウェブ解析に関する基礎知識から応用知識までを体系的に学び、データ分析に基づいて事業の成果向上に貢献できる人材を育成するための認定資格です。

ウェブ解析士の資格取得者は、専門的な知識と実践的なスキルを活かして、以下のような役割を担います。
●アクセス解析ツールの活用
 ・Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールを用いて、ウェブサイトの利用状況を分析 
 ・訪問者数、ページビュー数、コンバージョン率などの指標を分析し、課題を発見する 
データに基づいた改善提案
 ・分析結果に基づいて、ウェブサイトの改善策を提案する
 ・コンテンツの改善、デザインの変更、広告の配信など、具体的な施策を立案する
経営陣への報告
 ・分析結果や改善策を経営陣に報告する
 ・データに基づいて意思決定を支援する

ウェブ解析士の資格には3種類あり、それぞれレベルと求められるスキルが異なります。
1. ウェブ解析士
Webマーケティングの基礎知識とアクセス解析ツールの使い方を学び、社内のWebマーケティング業務に携われることを目指す資格。
(対象者)
 ・Webマーケティングの基礎知識を学びたい方
 ・Web解析の経験が少ない方
2. 上級ウェブ解析士
KPIの設定や、Webマーケティング計画の立案、データ分析の応用など、より高度なスキルを学び、事業の成果向上に貢献できることを目指す資格。
(対象者)
 ・ウェブ解析士の資格を持っている方
 ・Web解析の知識をさらに深めたい方
3. ウェブ解析士マスター
ウェブ解析士の最上位資格、ウェブ解析士協会認定講座の講師として活躍できるスキルを証明する資格。
(対象者)
 ・ウェブ解析の専門家として活躍したい方
 ・講師としてのスキルを磨きたい方

ウェブ解析士試験の最新情報
「ウェブ解析士」は2024年度はカリキュラム変更に伴い、試験主催者の他、試験運用方法や試験内容も一部変更になりました。主な変更・改正点は以下の通りです。
 ①試験時間は90分、問題数は50問
 ②GoogleAnalytics4(以下GA4)を含んだ、より実践的・実務的な内容にリニューアル
 ③合格後に提出する「レポート」もしくは「Googleアナリティクス講座受講終了証明書」の提出は不要です。詳しい内容はこちらのページを参照ください。

試験の合格率・難易度

難易度
   ウェブ解析士  「C」 やや易
 上級ウェブ解析士  「B-上」 普通の上位
 ウェブ解析士マスター「A」 難関

【資格の難易度レベル】
ウェブ解析士は、もともとは「初級」の名前がついていたように基礎レベルの資格です。従って、問題にはひっかけ問題なども出題されますが、テキストを十分読み込んで問題集をあわせてやっておけば独学でも合格できますが、講座を受講すれば、効率的に学習することができます。
上級ウェブ解析士は、講座の最終課題の作成と計算問題が多い筆記試験がヤマになります。さらに、上級には試験後に、解析レポートの提出があります。このレポートは、Google Analyticsを使って作成しますので、Analyticsを使ったことがない人や、使い方を知らない人にはハードルが高くなります。できない人はAnalyticsのレポート作成講座が別に有料でありますので、それを受講するとレポート提出の免除を受けられる措置もあります。いづれにせよ、修了レポートがうまく作成できないか、オンライン試験の点数が足りないかのどちらかで不合格になる人が多い試験であることを知っておきましょう。それ以外で認定試験で難易度が高いのは計算問題です。試験までに演習問題を繰り返し解いて慣れておく方が良いでしょう。

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合格率
 2023年度通算実績(ウェブ解析士)
   受験者数4,210名 合格者数3880名 合格率92%
2023年12月(ウェブ解析士)
 ・認定試験受験者数 701名 合格者数 613名 合格率87%
2023年6月(ウェブ解析士)
 ・認定試験受験者数 269名 合格者数 223名 合格率94%
2021年12月集計結果
 ・ウェブ解析士 ()内は年度累計
   受講者数 : 86(2,032)名
   受験者数 : 726(3,948)名
   合格者数 : 370(1,799)名
   合格率  : 53.7%
 ※2021年度の累計受講者数 46,535名
2020年10月集計結果
 ・ウェブ解析士
   受講者数 : 294名
   受験者数 : 238名
   合格者数 : 95名
   合格率  : 59.7%
2019年8月 集計結果
 ・ウェブ解析士
   受講者数 : 121名
   受験者数 : 331名
   合格者数 : 156名
   合格率  : 47.1%
 ・上級ウェブ解析士
   受講・受験者数 : 29名
   合格者数 :2名
   合格率:6.9%
2019年1月1日~5月31日 集計結果
 ・ウェブ解析士
   受講者数 : 773名
   受験者数 : 1508名
   合格者数 : 802名
   合格率  : 53.2%

試験の内容・勉強法

一般社団法人ウェブ解析士協会(WACA)では、実務で活躍できるウェブ解析士の育成が急務であることから、ウェブ解析ができる優秀な人材を育成するための講座や認定試験を実施していますが、この資格を取得する方法が2つあります。その手順は以下の通りになります。
(1)ウェブ解析士講座を受講して、ウェブ解析士資格を取得する方法
  ①事前に公式テキストを購入し、予習をする。
  ②協会のHP上で、スケジュールを確認の上、ウェブ解析士講座を受講する。
  ③講座最終日に講座に続けて認定試験があります。
  ④認定試験に合格したら、認定申請レポートを提出します。
(主な対象者)ウェブ解析業務初心者の方、ウェブ解析・マーケティングの知識を体系的に学びたい方、自分自身の知識を確認したい方など
(2)講座を受講せずに、試験を直接受験して、ウェブ解析士資格を取得する方法
  ①協会のHP上で、スケジュールを確認し、ウェブ解析士試験を受験する。
  ②認定試験合格後、認定申請レポートを提出します。
(主な対象者)ウェブ業界・ウェブ解析業務経験5年以上の方、上級ウェブ解析士を目指したい方、自分自身の知識レベルを確認したい方など
ウェブ解析士の上級レベルをクリアするには、試験がテキスト中心なので独学でも問題ありませんが、出題範囲も広く、それなりにきちっとした勉強をしなければなりません。さらに試験後に1ヶ月以内に解析レポートの提出を求められます。この提出レポートは、内容が悪くても不合格になることはないと言われていますが、提出しないと解析士資格の認定は受けられません。
また、ウェブ解析士マスターは、将来、人にウェブ解析を教えたり、指導したりして、ウェブ解析士の仕事で稼ぐことを考えている人以外はあまり必要のない資格です。

ウェブ解析士は、実用的な資格なのでウェブ解析に関して広く知見がつき、信用度を高める効果もあり、ウェブ業界にチャレンジしたいと思う人やウェブに関するスキルの幅を広げたいと考えておられる方にはお勧めの資格と言えます。また、Webマーケティング業界で需要が高まっている資格でもあるため、資格が取得できれば、ウェブ解析の指導や講師などへの就職、転職、スキルアップなどに役立ちます。

試験日程

●試験
 試験開始日は月2回です。
   例:2月1~14日の間に申込・入金→3月1日から受験開始(14日間)
       2月15~末日の間に申込・入金→3月15日から受験開始(月末まで)
     試験は試験開始日~14日間、いつでもどこでも受験可能です。
 (再試験)
 不合格の場合、再試験の受験が可能ですが、
 ①再試験は、不合格日から14日後に受験が可能となります。
 ②初回試験と同じ年度内(1〜12月)に、2回目以降の試験で再試験が適用されます。
●試験の申込み
 ➡詳細

2024年ウェブ解析士認定試験開催日程

●認定講座
協会の講座カリキュラムは1月〜12月の年度で変更されており、テキスト・講座内容・試験などは1月で一新されます。
ウェブ解析士認定講座スケジュール
 都合の良いウェブ解析士認定講座に申込み受講ください。
上級ウェブ解析士認定講座スケジュール
ウェブ解析士マスター認定講座スケジュール

受験資格

●ウェブ解析士:受験制限はありません。
 ※講習を受講せずに、受験することも可能です。
●上級ウェブ解析士:ウェブ解析士の認定者
 ・上級ウェブ解析士講座(2日間)を受講
 ・上級ウェブ解析士認定講座修了レポート+テスト(講習後)
 ※合否は試験と事前課題、中間課題、修了レポートの4点で判定されます。
●ウェブ解析士マスター:上級ウェブ解析士認定者

試験会場

・ウェブ解析士
  すべてオンライン
・上級ウェブ解析士
  すべてオンライン
・ウェブ解析士マスター
  すべてオンライン

受験費用

◆講座+試験(ウェブ解析士認定講座を受講して、試験を受ける場合)
【ウェブ解析士】
(講習)
・公式テキスト:4,400円
・講座費用:11,000円
・試験費用:17,600円
(試験)
・初回試験費用:17,600円
・再試験費用:12,100円
※認定講座を受講せずに試験を受ける場合は、総額22,000円(テキスト+試験費用)

【上級ウェブ解析士】
・講座費用:88,000円(税込)
・再試験費用:11,000円(税込)
【ウェブ解析士マスター】
・講座費用:324,000円(税込/認定試験費用込)

※受講費用は前払い制。支払い方法はクレジットカードもしくは銀行振込です。

試験方式

「ウェブ解析士」を受験するまでの流れの概要
①1~1.5時間程度のワークショップ形式の「ウェブ解析士無料セミナー」に参加する。
 (内容)ウェブ解析とは何か、ウェブ解析士の役割やウェブ解析士認定講座の内容の解説
②「ウェブ解析士認定講座」に申込み、講座を受講する。
 ※講座はZoomを利用したオンラインライブ講義です。
 ※無料セミナー参加せずにウェブ解析士認定講座を受けることもできます。
 ※事前に公式テキストを購入し学習します。講座を受ける場合もテキストの予習が前提です。
③ウェブ解析士の試験を受験する。
【試験の概要】
 試験日:ウェブ解析士認定講座から2週間以内
 受験形式:オンライン受験、選択式(4択)問題
 出題形式:出題50問/試験時間90分
 試験結果:その場で結果がわかります。
※合格後WACA事務局へ認定申請のためレポート作成を行います。
 レポート提出後、認定証が届きます(約1ヶ月後)

◆各講座の詳しい内容は以下を参照ください。
※認定講座を受講せずに「ウェブ解析士」を受験することもできます。
 ●ウェブ解析士認定講座
  ・講座は1日約5時間
  ・受講料:11,000円(税込)
  ・受験料:17,600円(税込)
 ●上級ウェブ解析士認定講座
  ・2日間講座(2~3時間×2)
  ・受講料:88,000円(税込) 
  ・講座受講後、2週間以内に修了レポートの提出が必要。
 ●ウェブ解析士マスター認定講座
  ・全5日間 計32.5時間
  ・ミクロ/マクロ解析レポートコース+実技試験
  ・受講料:各325,000円(税込/テキスト・試験・認定費用を含む)
  ・上級ウェブ解析士認定者かつ、正会員もしくは法人会員対象

試験科目

●ウェブ解析士認定講座
(学習内容概要)
 ・ウェブ解析と基本的な指標
 ・事業戦略とマーケティング解析
 ・デジタル化戦略と計画立案
 ・ウェブ解析の設計
 ・インプレッションの解析
 ・エンゲージメントと間接効果
 ・ウェブサイトの解析
 ・ウェブ解析士のレポーティング
●上級ウェブ解析士認定講座
 (学習内容概要)
 ・事業分析とペルソナ・カスタマージャーニーマップの作成方法
 ・KPI(重要業績評価指標)の設定とウェブマーケティング計画の設計・立案
 ・時系列分析のセオリー、ウェブ解析の基準値、業務設計
 ・分析結果のコメント・アドバイス方法

試験関連情報

【資格の難易度情報】
資格の難易度とランキング
ジャンル別資格の難易度ランキング

●試験関連情報 
(重要なお知らせ)2023年度 ウェブ解析士試験 リニューアルについて

●関連資格
 ウェブデザイン技能検定    
 マーケティング・ビジネス実務検定

問い合わせ先

一般社団法人ウェブ解析士協会
https://www.waca.associates/
TEL: 03-6908-6404(土日祝、年末年始等を除く10:00~17:00)
E-mail: support@waca.associates

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