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資格名 | 証券アナリスト(CMA) |
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資格の種類 | 民間資格 |
主催 | 日本証券アナリスト協会 |
資格の概要 | 証券アナリストは証券投資の分野において、高度の専門知識と分析技術を応用し、各種情報の分析と投資価値の評価を行い、投資助言や投資管理サービスを提供す るプ ロフェッショナルのことをいいます。 試験の目的は、証券(株式、債券、デリバティブなど)の分析・評価に必要な専門的知識と技術の普及であり、日本証券アナリスト協会の実施する、第1次レベル・第2次レベルの試験に合格し、同協会により3年以上の実務経験を有すると認められた者は、日本証券アナリスト協会の検定会員(CMA)となることができます。 |
試験方式 | マークシート方式で選択肢問題が中心で、他に語句・数字選択(穴埋め)問題などが出題される。 |
受験資格 | 特に制限はありません。 |
試験科目 | ●1次レベル(受験前に8ヶ月の通信講座の受講義務がある) |
スケジュール | ●試験実施: |
試験会場 | 国内9都市(東京、大阪、名古屋、札幌、仙台、金沢、広島、松山、福岡)、 |
受験料 | ●1次レベル |
資格難易度 | ●難易度 【資格の難易度レベル】 -------------------------------------------- ※参考データ |
受験対策・資格の将来性 | この試験は、1次レベル本試験受験には、まず「日本証券アナリスト協会」1次通信教育講座の受講が絶対条件となります。この教育講座は誰でも受講することができますが、1次本試験を通過すると協会が行う2次通信教育講座に進むことができ、2次レベル本試験には、2次通信教育講座の受講申し込みが必須となる。そして、2次試験に合格し、かつ証券分析の実務経験が3年以上あれば、日本証券アナリスト協会の検定会員(CMA)として入会することができる。さらに、検定会員(CMA)資格者には国際公認投資アナリストの受験資格が与えられます。通信講座の開講期間は、第1次試験は6月~翌年1月までの8ヶ月間、第2次試験は8月~翌年4月までの9ヶ月間。第1次試験では「証券分析とポートフォリオ・マネジメント」がメインの科目で他の2倍ほどの学習量があります。2次では「職業論理・行為基準」と「証券分析とポートフォリオ・マネジメント」が中心なので、的を絞った学習が必要になります。 結局、資格取得までの流れは、第1次レベル講座受講(8ヶ月)→第1次レベル試験合格→第2次レベル講座受講(9ヶ月)→第2次レベル試験合格、かつ実務経験が3年以上と認定されれば、日本証券アナリスト協会の検定会員として入会の資格が付与されます。従って、各次試験試験前には、通信講座を受講する義務があるため、最短でも試験2年+実務経験3年は必要です。試験対策の学習は長期になりますが講座の受講を修了し、しっかりと対策をしていれば2年程度で試験の合格は可能です。 1次レベルの試験では、学習した基本的な理論、概念、分析ツール等を正確に理解していることが鍵となります。「証券分析とポートフォリオ・マネジメント」がポイントになりますが、試験で問われるのは、公式とグラフの意味を関連づけであるため、問題をたくさん解いて慣れたうえ、さらに公式の意味を詳しく理解することが必要です。「経済」は国民経済計算の体系が重要。また「財務分析」は基本が簿記なので、簿記の苦手な人は、日商の簿記3級や2級あたりで基礎を固め、証券アナリストの財務分析の教材で財務諸表や財務分析を十分に勉強することです。 ◆「証券アナリスト」の資格には2種類あることをご存知ですか。 「日本証券アナリスト(CMA)」は、事前に協会が主催する通信講座を受け、その後1次試験と2次試験に合格し、実務経験が3年以上の者で協会から「日本証券アナリスト(CMA)」として認定を受ければ資格が取得できます。それに比べて、「CFA協会認定証券アナリスト(CFA)」の資格取得のためには、Level1、Level2、Level3の3つの試験に合格し、少なくとも4年間の投資分析関連の職務経験が必要になります。試験の合格率はLevel1 35%前後、Level2 40%前後、 Level3 50%前後で、日本人の合格者数は全体の2~3%程度に過ぎません。そのため、日本人のCFA資格所有者は約1,000人しかいません。試験は英語で行われ、各LEVELとも試験は午前、午後ともに3時間で計6時間が所要時間です。 |
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問い合わせ先 | 公益社団法人 日本証券アナリスト協会 http://www.saa.or.jp/ |