<目 次>
資格名 | アクチュアリー |
|---|---|
資格の種類 | 民間資格 |
主催者 | 日本アクチュアリー会 |
資格の概要 | 「アクチュアリー(保険数理士)」は、保険商品の開発や年金制度の設計に携わる確率・数理統計の専門家です。確率や統計など、数学理論で保険や年金の商品設計および経営リスクの分析をするのが主な仕事です。 資格名は「保険数理士」とか、「保険計理士」、「保険統計技師」などと訳されていますが、日本においては「アクチュアリー」とカタカナ読みで呼ぶのが一般的です。 日本国内でアクチュアリーになるには、日本アクチュアリー会が実施している資格試験に合格し、正会員資格を取得する必要があります。日本アクチュアリー会の会員は、生命保険会社・損害保険会社のほか、信託銀行や各省庁、コンサルティング会社、監査法人など、いろいろな分野で活躍しています。尚、日本アクチュアリー会は海外のアクチュアリー会とも交流があり、国際的な資格として認定されています。 アクチュアリーの先進的な国際資格に「CERA」があります。CERAとは、Chartered Enterprise Risk Actuaryの略でERM(エンタープライズ・リスクマネジメント)に関する専門知識および問題解決能力を有すると認定された場合に付与される国際資格で、アメリカ、イギリスを初め、多くのアクチュアリー会がCERA資格の認定を行っており、日本アクチュアリー会においても2012年度からCERA資格の認定を開始しました。平成26年度の CERA試験・研修の結果が1月に発表され、平成26年度の新CERA資格者として14名が承認されました。 ➡「CERA資格」の詳しい内容 ◆アクチュアリー資格関連情報 |
試験の合格率・難易度 | ●難易度 【資格の難易度レベル】 -------------------------------------------- |
試験の内容・勉強法 | アクチュアリーは生命保険事業や損害保険事業だけでなく、年金事業、共済事業、さらには企業の資産運用などの多彩なフィールドで活躍しています。金融の自由化などにより、ますますその役割が重要になっており、海外のアクチュアリー会などとも交流のある国際的な資格であるため、その評価は高いです。この資格取得の要件は、全7科目の資格試験に合格して(社)日本アクチュアリー会の正会員になり、プロフェッショナリズム研修の受講が必須の要件になっています。 アクチュアリー試験は予備校などはほとんど対策講座を行っていないため、独学が中心となりますが、 仕事をしながらの受験の場合は、通常は1年1科目、早くても1年2~3科目が限度と考えてよいでしょう。1年1科目ずつ取るのも大変な資格です。年に1回、日本アクチュアリー会がアクチュアリー講座(基礎講座、特論講座および追加演習講座)を開催しているので、それを受講するのも良い方法です。 主な試験対策としては、知識系は教科書を繰り返し読み込み、過去問を繰り返し解く、対策はこれに尽きますが、この資格は法律系や語学系資格のように暗記する量はそれほど膨大ではなく、インプットしなければならない量としては限られていますが、ポイントは数学です。問題の演習を繰り返すことにより、解法をマスターしていくことが試験対策になります。従って、数学などを大学の教養課程などで学んだ人はある程度対応出来るかも知れませんが、損保数理、生保数理、年金数理などは専門性が高く難解であるため、この資格を狙う人は、目標を早期に決めて早めにこれらの勉強を始めることが重要です。また同時に、会計・経済・投資理論などについては経済学の知識も必要となるので、併行して学習していかねばなりません。 アクチュアリーに向いた人は、まず数字が好きな人、またコツコツとまじめに積み上げていくことが得意な人や、書類作成や管理することなどが得意な人でしょう。 |
試験日程 | ●プロメトリックについて
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受験資格 | ●1次試験: |
試験会場 | ●第1次試験 |
受験費用 | ・1次試験 ※第1次試験に1科目以上合格された方は、理事会の承認を受けて入会することにより、日本アクチュアリー会の会員となることができます。 |
試験方式 | ・試験は第1次試験(基礎科目)および第2次試験(専門科目)からなります。 ●合格基準: スポンサーリンク |
試験科目 | ●1次試験 ●2次試験 ・試験日時と科目 |
試験関連情報 | 【資格の難易度情報】 ●試験関連情報 |
問い合わせ先 | (社)日本アクチュアリー会 03-5548-6033 http://www.actuaries.jp/menu_j.html |
| 【以下の各項には一部広告が含まれています。】 | |
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