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資格名 | 介護福祉士 |
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資格の種類 | 国家資格(名称独占) |
主催 | (財)社会福祉振興・試験センター |
資格の概要 | 介護福祉士は、日常生活が困難な人に対して、入浴や食事などの介護を行ったり、その人やその家族の介護者に介護に関する相談や指導を行う介護従事者のための国家資格であり、資格が持つ価値は非常に大きいです。
(1)2017~2021年度の経過措置については、制度変更までの経過措置期間となり、この期間の卒業生は5年間の期限付きで介護福祉士資格が与えられ期限内に国家試験に合格するか、もしくは5年間現場で勤続することで正式に介護福祉士の資格が認められます。しかし、期限内にいずれかの条件を満たさなかった場合には資格が失われることになります。 ◆現在の資格取得ルート図 ●介護福祉士資格関連情報 |
試験方式 | ●試験は、筆記試験及び実技試験にて行われます。 【筆記試験】 |
受験資格 | (1)特別養護老人ホームや介護老人保健施設の介護職員など、主たる業務が介護等の業務である方、介護保険の指定訪問介護事業所の訪問介護員(ホームヘルパー)などで、介護等の業務に従事(在職期間が3年以上、実働日数が540日以上)した方(平成28年1月23日までに3年以上の受験資格を満たす方を含みます) (注意)以下の職種は、受験資格に該当しませんので注意が必要です。 |
試験科目 | ■出題基準 ●筆記試験の科目(10科目) |
スケジュール | ●試験実施 令和3年度第34回介護福祉士国家試験受験案内 |
試験会場 | ・筆記試験(34試験地) |
受験料 | ・18,380円 |
資格難易度 | ●難易度 【資格の難易度レベル】 -------------------------------------------- ※参考データ |
受験対策・資格の将来性 | 学校に入っている場合なら、しっかりと勉強すればさほど難しい試験ではなく、国家資格の中では、比較的、合格しやすい部類に入る試験です。合格率は毎年概ね60%と高く、しっかり勉強しておけば落ちることはないはずの試験です。ただ、問題は介護福祉系の仕事は時間も不規則な事が多いため如何に勉強の時間を作るかが一番の問題と思います。 試験対策は、筆記試験が全問選択形式 であるため、気が楽な一面もあり、やる気さえあればテキストと参考書使っての独学でも、通信教育だけでも十分合格ラインに届くことは可能です。試験内容に関して、社会福祉事業の定義は毎年必ず出題されます、また法改正があった場合は、その改正内容が出題されることが非常に多いので、必ずチェックが必要です。筆記試験では社会福祉概論が一番難しいので要注意。 仕事面で言えば、介護福祉士はこれからの高齢化と有資格者の人材不足により、今後もニーズは拡大の見込みで、病院、在宅介護支援センター、福祉施設、老人ホーム、ホームヘルパーなど、幅広く活躍の場があります。また、専門知識と技術があれば、質の高い介護が行えるプロとして信頼が高まります。職場での給料アップや昇進などにも有利になるでしょう。非常勤職員をまとめたり、介護に当たる人を指導するなど、さらなる活躍も期待できる有望な資格と言えますが、この仕事の最大のネックは、収入の低さと雇用条件の厳しさでしょう。雇用形態もバイトやパート契約が多く、経験が5年あっても平均年収300万程度です。労働条件の改善は、今後の国の政策次第になります。介護福祉士の資格取得者に関しては就職状況はかなり良い状況が続いています。介護福祉士を取得していれば就職はできるでしょう。ただ、仕事は大変で奉仕の精神にあふれた方でないとなかなか勤まらないことも事実です。介護系全般に言えることですが女性の割合が高い職場です。体力仕事が多いこともあり男性の力が必要になるとのことから採用率は女性に比べると男性は高いようです。介護の現場は慢性的な人不足で、介護福祉士は今後、さらに需要がアップすると思われます。 (参考) |
通信講座 | |
スクール | |
過去問 | ・介護福祉士 過去問【過去問.com】 |
教材 | |
関連情報ページ | ●試験関連情報 |
問い合わせ先 | (公財)社会福祉振興・試験センター http://www.sssc.or.jp/shien/ |