<目 次>
資格名 | 福祉住環境コーディネーター |
---|---|
資格の種類 | 公的資格 |
主催 | 東京商工会議所 |
資格の概要 | 高齢者や障害者の方が暮らしやすい住環境を提案したり、医療や福祉についての幅広い知識を身につけて、福祉関連の用具のアドバイスや関連する施策の情報提供などを行います。また、バリアフリー住宅の建築やリフォーム、福祉・介護用品の商品開発や販売、コンサルティングなどにも携わります。 試験は東京商工会議所が主催しており、受験級は1級から3級まであります。福祉系の資格としては珍しく特に受験資格はなく、誰でも受験することができます。また、3級と2級は同時に受験したり、2級からでも受験できますが、2級に合格しなければ1級を受験することはできません。 福祉住環境コーディネーター2級を取得すると、介護保険を利用した住宅改修を行った際の必要書類である「住宅改修が必要な理由書」を作成することが認められています。 ●福祉住環境コーディネーター試験関連情報 |
試験方式 | ●試験方式 ●合格基準 |
受験資格 | 1級・2級・3級:特になし。誰でも受験できます。 |
試験科目 | ●出題範囲/試験内容 ※各級の基準や詳しい出題範囲はこちらで確認できます。 |
スケジュール | ●申込方法 第50回・51回 福祉住環境コーディネータ検定試験日程 |
試験会場 | ・1級(CBT):CBT試験1級試験会場一覧
|
受験料 | ・1級(CBT): |
資格難易度 | ●難易度 【資格の難易度レベル】 -------------------------------------------- ※参考データ |
受験対策・資格の将来性 | 「福祉住環境コーディネータ」の勉強方法はテキストによる独学、または通信講座でも勉強することができます。独学でも習得することは可能ですが、出題範囲が広いため幅広く勉強しなければならないので、効率の良い勉強方法が大切になります。そのためには、どの級でも独学なら公式テキストを読み込んで何度も過去問を繰り返すことです。 2002年から設置された1級は、新築や住宅改修の具体的なプランニングができ、安全で快適な街づくりへの参画など、広い範囲で活動できる能力が問われます。例年、試験の合格者は3級~1級を合わせると2万人以上になります。すでに関連業種で仕事についている人の受験が多く、その割合は受験者の平均41%になります。福祉関係の住宅の設計事務所などでは、2級以上を取得すれば介護保険法により「住宅改修の理由書作成者」になれるため求人は増えることが予想されます。他には福祉機器メーカーなども機器の開発段階で協力を要請したい考えをもっているようです。
福祉住環境コーディネータの資格所有者は、高齢者や障害者に対して住みやすい住環境を提案するアドバイザーの役割があることから、設計建築事務所、住宅業界、福祉用具や介護用品を扱う会社に勤務し、設計や商品開発に携わることが多いようです。中でも不動産関係の仕事の人なら、この資格を持っているとこれからは有利になることが多いはずです。 高齢化社会を迎える今、福祉的観点に立った住宅の改善が行える福祉住環境コーディネーターには、「医療」「福祉」「建築」の3分野にまたがる活躍が期待されています。 |
通信講座 | |
スクール | |
過去問 | 福祉住環境コーディネーター検定試験2級過去5回問題集 ’19年版 |
教材 |
【福祉住環境コーディネータ試験 おすすめ教材】 |
関連情報ページ | 【資格の難易度情報】 ●試験情報 ●関連資格 |
問い合わせ先 | 東京商工会議所 検定センター http://www.kentei.org/ |