資格名

財務報告実務検定

資格の種類

民間検定試験

主催

財務報告実務検定事務局(日本IPO実務検定協会内)

資格の概要

財務報告実務検定は、連結実務演習編と開示様式理解編で構成されており、それぞれが独立した検定試験で、合否もそれぞれで判定されるようになっています。
また、この検定試験は、上場企業に課されているディスクロージャーの責務を果たすために必要な人材を育成するための検定試験になっているため、試験では財務報告書類を作成・開示するために必要な作成要領やデータの関連性の知識等を、広範囲かつ体系的に理解していることが求められます。

財務報告実務検定【連結実務演習編】は、連結財務諸表の作成に必要な基礎資料の作成から連結財務諸表が作成されるまでのデータの流れや手順、開示のルールなどの連結財務諸表を作成し開示するまでの知識を問う試験になっています。
また、財務報告実務検定【開示様式理解編】は、財務報告をする経理部門には決算を組むために必要な簿記のスキル以外に「開示能力」という別のスキルが必要になることから、決算・財務報告プロセスに必要な内部統制までを体系的に広範囲に理解しているかどうかを問う試験になっています。財務報告実務検定【開示様式理解編】には、Basic、Standard、Advancedという3つの称号があり、点数によって区分されています。

試験方式

コンピュータ試験(CBT方式)
・試験方式:選択式試験+計算問題
  連結実務演習編 CBT多肢選択式+計算問題 
  開示様式理解編 CBT多肢選択式100問+総合問題(計算を含む)3問 
・試験時間 
  連結実務演習編 90分
  開示様式理解編 120分
・合否基準
  連結実務演習編:100点満点中70点以上
  開示様式理解編
   得点に応じて下記の称号を付与(1,000点満点)
   Advanced:800~1,000点(財務報告書類の作成・開示を指揮する能力を備えている)
   Standard:600点~799点(開示実務担当者としての能力を備えている)
   Basic:400点~599点(開示実務の補助者としての能力を備えている)
   (称号なし):399点以下(開示実務に求められる最低限のスキルレベルに到達していない)
 ※詳細は公式HP内各スコア・レンジ別の到達点参照

受験資格

・誰でも受験できます。
 ただし、簿記3級以上の知識を有していることが望ましいとされています。

試験科目

【連結実務演習編】
①連結決算
②連結開示
③XBRL
※出題:連結決算3~5問、連結開示3~5問、XBRL1~2問

【開示様式理解編】
①財務報告概論
②各論(金商法)
③各論(適時開示)
④各論(会社法)
※出題割合 概論編:10〜20%程度
 各論編:80〜90%程度(金商法:50〜60%、適時開示:10〜20%、会社法:10〜20%)

連結実務演習編 詳細は公式HP内連結実務演習編 出題範囲参照
開示様式理解編 詳細は公式HP内開示様式理解編 出題範囲参照

スケジュール

試験は全国主要都市で随時開催されており、受験者は、試験運営会社のホームページより、自分の都合のよい場所、日時に受験の予約をすることができます。

・試験実施:随時(年末年始を除く)
・試験申込み:随時
※申込み方法:インターネット受付のみ
申込日より3日目以降(例:10日申込の場合13日以降)の予約が可能
予約の手順について詳しくは「受験の流れ」参照
・結果発表:即時判定
試験終了後にスコアレポート(問題ごとの正誤を含む)が配布されます。
後日、メールにて試験結果が再度通知され、合格者には合格証明書が財務報告実務検定事務局から郵送されます。

試験会場

全国の試験会場にて実施
各会場ごとのスケジュールはテストセンター空席照会参照

受験料

【連結実務演習編・開示様式理解編共通】
・受験料:12,000円 (税抜)
・財務報告実務検定会員:10,000円 (税抜)

資格難易度

難易度 
  「B」  普通  

【資格の難易度レベル】
試験問題は、財務報告の概論や会社法、金融商品取引法のほか、計算問題などもありますが、聞いてくる内容が細かく、全体に問題の難度が高くなっているので、連結実務の知識や、経験が浅く、独学では無理な方は、受験対策講座の受講がお勧めです。テキストや練習問題を活用して独学で突破する受験学習方法は、この試験には向かないように思います。この資格の難易度は、IPO実務検定上級より低く、標準レベルよりは高くなります。

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・合格率
  非公開 
※経理や財務、経営企画などの実務経験者や公認会計士など、3,000人以上が受験し、そのうち70%程度が合格(Basic以上)しています。合格者のうちAdvancedに合格された方は15%程度で、Standardに合格された方は35%程度、残りの50%程度はBasicの合格です。

受験対策・資格の将来性

財務報告実務検定は、専門的な内容の試験なので実務経歴のある人の場合は、公式テキスト(財務報告実務検定公式テキスト)があれば独学でも問題なくできますが、初学者の場合は、試験に専門用語が頻出するためテキストでの独学では少しハードルが高いでしょう、公式テキストを繰り返し熟読し、知識をインプットする一方で公式問題集でアウトプットすることを繰り返し、十分にていねいな勉強できれば合格できる可能性はあると言えます。無理な場合は受験予備校に通うことをお勧めします。

検定試験の受験者は、上場企業や上場を目指す企業の経理、財務、経営企画分野での実務経歴の浅い担当者などが中心で、出題内容は有価証券報告書が約50%を占めることから、有価証券報告書と対比して他の財務報告書類を勉強すると効率的に習得できると言われます。
また、まだ新しい資格であることから知名度が低いため社会的評価は期待できませんが、この検定をパスすることで財務報告の実務スキルの証明になり、企業内でのキャリアアップだけでなく転職時にも役立つでしょう。財務報告実務検定【開示様式理解編】Basicレベルでは少し無理ですが、Standard以上の取得者なら、ひと通りの開示実務はこなせることが認められるため、転職、就職でプラスになるでしょう。

※試験後の手続き:会員制度登録
財務報告実務検定事務局では、財務報告実務検定合格者に対し財務報告実務検定会員への登録を勧めています。詳細は下記を参照ください。
      財務報告実務検定会員(連結実務演習編、開示様式理解編共通)について

通信講座

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スクール

財務報告実務検定対策講座

過去問

公式問題集

教材

財務報告実務検定試験対策教材

売れ筋教材

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問い合わせ先

【試験の内容についてのお問合せ】財務報告実務検定事務局(日本IPO実務検定協会内)
住所:東京都豊島区高田3-28-8
Tel:03-5992-7688 Fax:03-3971-3667
HP:http://www.zaimuhoukoku.jp/
E-mail:info@zaimuhoukoku.jp

【試験の申込方法や当日についてのお問合せ】受験サポートセンター
TEL:03-5209-0553 (09:30〜17:30※年末年始を除く)
E-mail:help@cbt-s.com