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資格名 | 地質調査技士 |
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資格の種類 | 公的資格 |
主催者 | 社団法人全国地質調査業協会連合会 |
資格の概要 | 地質調査技士は、昭和41年に(社)全国地質調査業協会連合会が創設した資格で、建築工事を始める前に地盤を調査し、安全性の確認などを行う専門家です。地質構造・基礎地盤などを調査し、その結果を解析・判定して報告を行います。試験では地質調査に関して、資料収集・計測・ボーリング・管理などを行える技術者の知識と技能を判定します。この資格は、国土交通省の地質調査業務で主任技術者の要件となっているほか、多くの自治体で現場管理者の要件としても活用されています。「地質調査技士資格検定試験制度」が昭和41年に発足し、これまでに約21,000名(登録継続中の資格者は約13,000名)の資格者が輩出されました。 スポンサーリンク 現場で実際に機械等の操作を行う「現場調査部門」と、地質調査技術者として現場に関わる「現場技術・管理部門」の2つの部門に分け、さらに「現場技術・管理部門」を3つのコースに細分化し、地質調査コース、土質試験コース、物理探査コースがあります。また、もう一つの部門として「土壌・地下水汚染部門」があり、それぞれの 資格内容に応じた試験が実施されています。 【地質調査技士登録更新について】 |
試験の合格率・難易度 | ●難易度 【資格の難易度レベル】 -------------------------------------------- ※参考データ
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試験の内容・勉強法 | 地質調査技士試験の勉強法は、過去問を繰り返し解くことが効果的です。試験では、全国地質調査業協会連合会が出している受験の手引きに書いている中からの出題が多く、ある程度決まっています。過去10年分の過去問で出題されている内容を勉強することで、十分対応可能です。それと、自信の有無にかかわらず、事前講習会には是非参加をお勧めします。 この試験は、現場でボーリングや各種計測などの地質調査を行う技術者のための資格試験であり、対象となる人は、現場調査部門はボーリング・マシンのオペレータなど、ボーリングに関する機器等の操作を行う方。また、現場技術・管理部門は地質調査に関する現場の管理業務、物理探査、土質試験、計測業務などに就いている人。土壌・地下水汚染部門は土壌・地下水汚染調査を含む地質調査に関する現場管理や調査・計測業務を行う方などになります。 試験では、ボーリング調査などのサウンディング試験の知識や解析手法・管理技法の知識などが問われます。また、過去には建築行政や土木・建築設計の知識、入札契約制度などの問題も出題されているため、幅広い分野での知識が要求されます。 社会的信用度も高く、就職や転職に有利であるため、資格取得後は、デベロッパー、ハウスメーカー、官公庁等への地質調査、設計施工管理などで活躍できます。特に、平成26年度改正の品確法を踏まえて、公共工事の品質確保を目的とした技術者資格登録制度が開始され、平成27年度には地質調査技士資格の3部門すべてが登録技術者資格として登録されました。登録された技術者資格は、国や地方公共団体等が発注する業務において、登録技術者資格保有者の配置を入札参加資格として求められることや、総合評価落札方式において評価対象とする等の措置を通じて活用が進められるなど、地質調査技士は、活動フィールドが広がるとともに、寄せられる期待も一層高まってきているといえます。 ※地質調査技士の資格は、資格を取得してから、5年ごとに登録更新手続きが必要になります。 登録更新には講習会を受講することが義務付けられており、更新時期が近づくと講習会の案内がきます。 |
試験日程 | ●試験の実施 毎年7月第2土曜日 |
受験資格 | ●現場調査部門 |
試験会場 | 札幌、仙台、東京、金沢、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、那覇 (全国10会場) |
受験費用 | 12,960円(税込) |
試験方式 | 【現場調査部門】 |
試験科目 | ●現場調査部門 |
試験関連情報 | |
問い合わせ先 | 全国地質調査業協会連合会 http://www.zenchiren.or.jp/ |
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