資格名 | 裁判官、検察官又は弁護士 |
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資格の種類 | 国家資格 |
主催 | 管轄 法務省 |
資格の概要 | 司法試験は裁判官、検察官、弁護士になろうとする者に必要な学識及びその応用能力を備えているかどうかを判定する試験で、法科大学院課程における教育及び司法修習生の修習の連携として行われるものですが、法科大学院を修了していなくても司法試験を受験できるように、平成23年からバイパス制度として開設されたのが「司法試験予備試験」です。この予備試験は短答式試験、論文式試験、口述試験の3段階になっており、法律科目だけでなく一般教養科目の試験も実施されます。予備試験の合格者は、司法試験の受験資格を得ることができます。 このように、司法試験では予備試験はあくまで例外的措置であるため、合格者数はかなり絞り込まれることになり、やはり司法試験を受ける場合には、法科大学院を修了するのが王道パターンと言えますが、予備試験は法科大学院を経由しない者にも法曹資格を取得する道を開くために設けられた試験です。法科大学院の学費が高価であることなどから、司法試験予備試験を目指す受験者も増加しています。 ◆司法試験(予備試験)関連ニュース
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試験方式 | 短答式、論文式、口述の3段階になっており、最終試験の口述試験に合格すると、法科大学院修了者と同等の資格で司法試験を受験することができます。 |
受験資格 | 誰でも受験できます。 |
試験科目 | ・短答式試験 |
スケジュール | ●試験日 (参考) |
試験会場 | (短答式試験) 札幌又はその周辺、仙台、東京、名古屋、大阪又はその周辺、広島、福岡 |
受験料 | 17,500円(収入印紙) |
資格難易度 | ●難易度 【資格の難易度レベル】 予備試験ルートで司法試験に合格しようとする人は、目安として最低でも2000時間、多い場合は5000時間程度の勉強が必要になると言われます。勉強をスタートする段階で、すでにかなりの法律知識を有していることも必要ですが、それでも最低、毎日5時間以上で3年間ぐらいの勉強は必要になります。また、予備試験ルートならダブルスクールが必要で効果的です。従って、独学での突破は自殺行為と考えてよいでしょう。レベル的には、ロースクール生と同程度の知識では予備試験は受りません。ロースクールの卒業生のトップ数%と同レベルの学力が必要と考えたらいいでしょう。その理由は、予備試験合格者の70%以上が司法試験に合格していることから、予備試験に合格することは、司法試験の合格レベル一歩手前であるという評価ができます。また法科大学院卒業生の司法試験合格率が20%前後であることと比較しても、予備試験合格がいかに難しいかが理解できると思います。 -------------------------------------------- ※参考データ
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受験対策・資格の将来性 | ・短答試験 |
通信講座 | - |
スクール | |
過去問 | |
教材 |
TACの司法試験予備試験対策教材
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売れ筋教材 | - |
問い合わせ先 | 法務省大臣官房人事課司法試験予備試験係
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