資格名

こころ検定2級・こころ検定1級(旧メンタルケア心理士/心理専門士)

資格の種類

民間資格

主催者

メンタルケア学術学会

資格の概要

                                  【ご案内】
メンタルケア心理士は「文部科学省後援こころ検定2級」と試験名称変更されました。認定は継続され、文部科学省後援こころ検定2級合格者は、メンタルケア心理士資格登録を行うことでメンタルケア心理士の称号が授与されます。

-メンタルケア心理士・メンタルケア心理専門士認定方法の変更-

●2018年度より、現行の試験実施形式である在宅試験からCBT試験へ変更します。
<CBT試験>
全国47都道府県、全国約200会場のテストセンターにて、コンピューターを活用した試験を実施します。 
●メンタルケア心理士・専門士認定試験実施形式変更について
2018年度より学科試験の実施は、現行の年2回を予定し、実技試験については現行の会場試験とし、実施回数(年2回)、実施場所(東京、大阪(年2回)、福岡、愛知、宮城、北海道(年1回))に変わりはありません。
●メンタルケア心理士・メンタルケア心理専門士認定方法の変更について
現行のメンタルケア心理士・メンタルケア心理専門士認定試験は
・メンタルケア心理士が「文部科学省後援こころ検定2級」、
・メンタルケア心理専門士が「文部科学省後援こころ検定1級」と試験名称を変更します。
メンタルケア心理士・メンタルケア心理専門士の認定は継続され、文部科学省後援こころ検定2級合格者は、メンタルケア心理士資格登録を行うことでメンタルケア心理士の称号が授与されます。同じく、文部科学省後援こころ検定1級合格者は、メンタルケア心理専門士資格登録を行うことでメンタルケア心理専門士の称号が授与されます。
●本変更によるメンタルケア心理士・メンタルケア心理専門士について
本変更によってもメンタルケア心理士・メンタルケア心理専門士の認定は今後も継続されます。
●文部科学省後援こころ検定1級学科試験、文部科学省後援こころ検定2級の受検申込方法
2018年度の実施より、従来までの願書等の書面での受検申込は廃止とし、文部科学省後援こころ検定公式ホームページからの受検申込のみとなります。文部科学省後援こころ検定公式ホームページはパソコン、スマートフォンの利用が可能です。

※2018年度文部科学省後援こころ検定実施については文部科学省後援こころ検定公式ホームページ(https://www.cocoroken.jp)で確認ください。

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【以下、このページでは現行の「メンタルケア心理士」について記載しています】
多大なストレスを抱える現代社会において、心の問題は年を追って大きくクローズアップされています。このような状況下で、精神の健康やその健康を維持し、心理的な負担を軽減することを目的に、幅広い知識に基づきカウンセリングという相談援助を行える「メンタルケア」の専門家が、今、求められています。相談援助や心理カウンセリングのスキルを証明する資格が「メンタルケア心理士」です。この資格を取得すれば、医療・福祉・教育・産業・公共サービスなどでの心理カウンセリングや、心理療法によるカウンセリングやコミュニケーション向上で求められる基礎的なスキルを身につけていることを証明できます。
メンタルケア心理士の上位資格に「メンタルケア心理専門士」という資格がありますが、 メンタルケア心理士およびメンタル心理専門士は、平成24年4月からメンタルケア学術学会の学会認定資格に移行しました。 メンタルケア心理士認定試験の合格者に対し「メンタルケア心理士」称号が授与されます。
※メンタルケア学術学会とは、「内閣府特別の機関 日本学術会議協力学術研究団体 メンタルケア学術学会」が正式名称で、2006年6月に設立されました。メンタルケア学術学会は日本学術会議協力学術研究団体の指定を受けたことで、国が認める学術団体になったことになります。

◆メンタルケア心理士・心理専門士関連情報
メンタルケア学術学会は、メンタルケア学術学会にて認定している「メンタルケア心理士」を「こころ検定2級」、「メンタルケア心理専門士」を「こころ検定1級」相当とし、学術学会入会許可を与え研究者の称号を付与する制度とすることを、文部科学省後援検定事業として2018年8月に認可されました。

試験の合格率・難易度

●難易度 
  C  「やや易」

【資格の難易度レベル】
講座や試験はそれほど難解な内容ではありませんが、在宅試験で取得できる資格の中では難易度は高い方です。どの講座も学習期間はおおよそ6ヵ月程度です。80%程度の得点があれば合格できますので、通信講座できちっと知識を修得する気持ちでしっかりと勉強すれば合格ライン到達はそれほど難しくはありません。

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●合格率 
  「こころ検定」は試験結果が非公開とされています。

・メンタルケア心理士
  平成28年度平均合格率 (在宅受験)47.4%  
・メンタルケア心理専門士
  在宅受験平均合格率  38.2% 
 (職種別平均合格率)
 医療福祉関係23% 会社員20% パート・アルバイト16% 主婦14% 自営業9%
 学生6% 公務員・教員4% 

※参考データ
・メンタルケア心理士 過去の合格率
 平成20年7月試験 41.1%   
 平成20年9月試験 41.0%   
 平成20年12月試験 36.2%

試験の内容・勉強法

メンタルケア心理士の資格取得までの順序は、大体以下の通りです。
(受験資格がない場合)
(1)協会指定のメンタルケア心理士講座受講・修了→(2)願書提出→(3)受験票到着→(4)試験問題到着(当日)→(5)試験開始→(6)問題返送→(7)合格発表(約1ヵ月後)→(8)学会入会・認定証発行手続
メンタルケア心理士は、メンタルケア学術学会が認定する通信課程で取得できる心理系資格です。難易度は心理系資格の通信講座の中では高い方です。通信講座にしては学習のボリュームもあって、精神疾患などの心の問題について、全体的に幅広くきちっと学ぶのには向いた資格講座です。講座に付属のテキストとDVDでまじめに勉強しておかないと合格が厳しくなります。
もともとメンタルケア心理士はカウンセリングや心理学を基礎から勉強したことがない方を対象に考えている資格なので、基本的には通信講座の添削課題に沿ってまじめに勉強しないと合格できないようにできているのです。

この資格に関係する仕事は人とコミュニケーションを取るのが得意な人や、人の話に真剣に耳を傾けられ、共感できる人に向いているため、話しやすい雰囲気を持つ人や感情に流されにくい人などに向いていると思います。メンタルケアを学び、幅広い知識・技術を身につけることにより、日常での基本的なメンタルケア自己コントロールや、職場でのコミュニケーションによる人間関係の向上のほか、心理カウンセリングなどで人が抱えるストレスを最小限に止めることなどが可能になり、医療・福祉や教育の現場はもちろん、一般企業などでも幅広い分野で知識・技術を活かせることができます。ストレス社会と呼ばれる現在、心のケアの必要性は企業でも注目されています、メンタルケアの基礎を身につけることによって、人と関わる幅広い職種でますます活躍の場が広がることが期待されます。

試験日程

試験方式はCBT試験に変わりました。
受験の手引き
受験申込み:
各受検回の申込受付日から締切日まで本ホームページ内およびCBTSの受験サポートサイトこころ検定特設ページから受検申込が可能となります。
・合否結果
CBT試験:合否結果通知書は、試験終了操作をしたのちに結果が表示されます。合格の場合、検定合格証が受検日から30日ほどで受検者に送付されます。

 2023年度 こころ検定試験日程
「メンタルケア心理士・心理専門士」の受験日程は上記のページで参照できます。

受験資格

下記の1または2のいずれかの条件を満たしている者

【申請必須条件】「文部科学省後援こころ検定(R)2級」合格者
1.メンタルケア学術学会指定教育機関において、メンタルケア心理士(R)教育課程を修了した者
2・認定心理士の資格を保有している者
  ・産業カウンセラーの資格を保有している者
  ・メンタルケア学術学会が定める「学士・修士申請規定」を満たし、文部科学省の定める4年制大学心理学部、学科または心理隣接学部、学科卒業者で証明できる者

(注1)学会指定教育機関
(注2)「メンタルケア心理士」の学士・修士受験規定

試験会場

CBT試験:
こころ検定1級(学科試験)・2級・3級・4級は全国47都道府県の約280会場の選択可能なテストセンターでの受検となります。

受験費用

文部科学省後援こころ検定1級
・CBT試験 受検料:8,000円
・実技・口述試験 受検料:5,000円
詳しくは、文部科学省後援こころ検定公式ホームページで確認ください。
クレジットカード決済、コンビニエンスストア決済、Pay-easy(ペイジー)決済から選択できます。

試験方式

●在宅試験
試験形式はCBT方式になっています。
 ・学科:出題数40問  
※CBT試験実施に伴い、文章作成問題は廃止されました。
※在宅試験ですが、試験問題も試験当日の午前中に特殊郵便で本人に配達されるなど、試験会場で行われるものに極力近づけるように工夫されています。 

試験科目

【学科】 出題数40問(CBT)
(1)精神解剖生理学 
・生化学に関する基礎知識:染色体と遺伝子 タンパク質 酵素 脂肪 炭水化物
・解剖生理学に関する基礎知識
  人体の組織:骨格、筋肉
  人体の器官:消化器系、循環器系、呼吸器系、泌尿器系、生殖器系、感覚器系、内分泌系、神経系
・薬についての基礎知識:薬理学:吸収、分布、代謝、排泄 薬の形状 
(2)精神医科学 <DSM-IV分類法に準拠>
・精神障害に関する基礎知識
  精神病:統合失調症:妄想性障害
  気分障害:うつ病性障害 双極性障害
  神経症:不安障害:パニック発作 広場恐怖 パニック障害 特定の恐怖 社会恐怖 強迫性障害 PTSD
・身体疾患と精神症状に関する基礎知識:腎不全 肝炎 脳卒中 パーキンソン病 認知症 糖尿病 クッシング症候群 更年期障害 甲状腺機能低下症 癌 ステロイド 梅毒
・薬剤に関する基礎知識
・抗うつ薬(三環系(第1群)、四環系(第2群))
  SSRI(第3群)
  抗不安薬:ベンゾジアゼピン系
  抗精神薬:フェノチアジン系 ベンザミド系、ブチロフェノン系
  抗精神薬・睡眠薬系統等 
(3)カウンセリング基本技法 
・カウンセリングとは:カウンセリングの目的 カウンセラーの存在 職域におけるカウンセリング
・カウンセリング倫理:カウンセリングに関わる倫理
・カウンセリング概論:インテーク面接 共感的理解 転移 適応機制 カタルシス 心理アセスメント
・カウンセリングと医療の関係:チーム医療 地域精神医療 ケースカンファレンス
・心理療法基本:来談者中心療法 指示的カウンセリング
※CBT試験実施に伴い、文章作成問題は廃止されました。

試験関連情報

関連資格
 公認心理師      
 臨床心理士

問い合わせ先

メンタルケア学術学会   http://www.mental-c.com/
〒 160-0023 東京都新宿区西新宿3-2-27オーチュー第7ビル4F
  TEL03(5326)7785

こころ検定   https://cocoroken.jp/
〒160-0023
東京都新宿区西新宿 3-2-27オーチュー第 7ビル 4F
TEL:03-5326-7785

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