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資格名 | 医療情報技師 |
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資格の種類 | 民間資格 |
主催者 | 一般社団法人 日本医療情報学会 |
資格の概要 | 「医療情報技師」は、日本医療情報学会が資格付与する民間資格です。その資格の定義は「保健医療福祉専門職」の一員として、医療の特質をふまえ、最適な情報処理技術にもとづき、医療情報を安全かつ有効に活用・提供することができる知識・技術および資質を有する者」とされています。一言でいえば、医療システムの開発および運用・保守のできる保健医療福祉専門職という意味になります。従って、医療情報技師は病院情報システムの開発から運営、保守が主な業務になるため、情報処理技術だけでなく医療分野の医療情報システムの知識も必要になります。 スポンサーリンク (参考) (求められる知識・技能) |
試験の合格率・難易度 | ●難易度 【資格の難易度レベル】 資格は一般的に、その人の経験や個人の背景によって難易度が異なってきます。法律関連の仕事をしている人には法律系の資格は分かりやすく思え、IT関連の仕事をしている人にIT系の資格は易しく感じられるからです。ただ、医療情報技師の試験は「医学・医療」「情報処理技術」「医療情報システム」の3つの科目を同時に合格しなければならないのではありません。一度合格した科目を2年繰越すことができるので、年度を分けて科目に合格することができれば資格を取得することができます。この制度を利用すれば、時間は多少かかりますが、3科目とも合格することはそれほど難しいことではないと思います。 尚、各科目の合格判定基準点は、「情報処理技術系」60点(100点満点)以上、「医療情報システム系」65~70点(120点満点)以上、「医学・医療系」60点(100点満点)以上と想定されます。 -------------------------------------------- ※参考データ スポンサーリンク |
試験の内容・勉強法 | 今、医療業界で必要とされているのが、医療機関のIT化を支える医療情報技術者と言われています。そのこともあって、この検定試験の合格者には病院関係者(医師、薬剤師、臨床検査技師、医事など)がかなり含まれています。試験は、「医学・医療」、「情報処理技術」、「医療情報システム」の3分野がありますが、この中で「医療情報システム」分野は、学校で体系的に学ぶ機会が少ないため、一番の難関になりますが、レベル的にはITパスポート試験よりも難易度は低いです。必要なのは情報処理の基礎知識なので、まじめに勉強すればそれほど難しくはありませんが、医療関係のエンジニアには必須の資格です。 試験対策は、日本医療情報学会から分野ごとの公式テキストが出ていますので、それを活用するのが一番です。この試験の中心になるのは医療情報システムなので、この科目の試験対策には基本情報技術者やTパスポート試験のテキストなど、自分が見て使いやすいものを選びましょう。 この資格の所有者は、医者や看護師など患者と直接接する方々より、病院のシステムを扱う電算部門の方や、医療系システム(電子カルテとか)に関わっているシステム会社の20代後半~30代前半くらいの方が大半を占めているようです。 |
試験日程 | ●試験実施:年1回 例年8月頃 |
受験資格 | 特にありません、誰でも受験できます。 |
試験会場 | 札幌、仙台、東京、金沢、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、鹿児島、沖縄 |
受験費用 | 15,000円(消費税込) |
試験方式 | ●多肢選択式(マークシート方式)による択一試験 |
試験科目 | 【出題分野・科目】 |
試験関連情報 | 【資格の難易度情報】 ●試験関連情報 ●関連資格 |
問い合わせ先 | 一般社団法人 日本医療情報学会 医療情報技師育成部会 |
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