資格名 | 救急救命士 |
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資格の種類 | 国家資格 |
主催 | 財団法人日本救急医療財団 |
資格の概要 | 救急救命士とは、1992年の救急救命士法施行にともない導入された国家資格です。仕事は、心肺機能が停止状態になった重症患者に対し、救急現場および病院搬送中の救急車内などにおいて、医師の指示に基づき、気道の確保、心拍の回復、輸液処置などの救急救命処置を行います。従来は医師でなければ行えなかった処置が、平成3年の救急救命士法によって、救急隊員が行えるようになりました。 救急救命士になるには、国家資格である救急救命士の資格取得が必要です。受験資格は、高校卒業後に救急救命士養成所で2年間学ぶことで得られます。救急救命士の就職先は大抵の場合は消防署になるため、救急救命士の資格とあわせて消防官採用試験にも合格する必要があります。 ※救急救命士の国家資格を取ったら救急車で救急医療活動が行えるという訳ではありません。救急救命士になり、その後、消防官の採用試験に合格して、新人消防士として配属されなければなりません。
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試験方式 | ●試験方式は、マークシート方式の筆記試験です。 |
受験資格 | ●救急救命士国家試験の受験資格は、以下の2つがあります。 救急救命士になるには一般的には方法が3つあります。 (1)の方法でも、(2)の方法も(3)の方法でも、救急救命士になるには2つの試験に合格する必要があることが分かります。各地方自治体の消防士採用試験に合格し消防士となること、そして厚生労働大臣の認定する救急救命士国家試験に合格しなければならないことは変わりません。要は、救急救命士となってから消防士になるか、消防士になってから救急救命士にな るかの違いだけです。 どの方法で取得するにしても、「地方公務員試験の合格」と「救急救命士国家試験の合格」の二つが壁になります。救急救命士として活躍するためには、基本的には消防士にならないとできないということです。 |
試験科目 | (1)基礎医学(社会保障・社会福祉、患者搬送を含む) |
スケジュール | ●試験実施:年1回 例年3月上旬~中旬の日曜日 |
試験会場 | 北海道、東京都、愛知県、大阪府、福岡県 |
受験料 | 30,300円 |
資格難易度 | ●難易度 【資格の難易度レベル】 -------------------------------------------- ※参考データ スポンサーリンク |
受験対策・資格の将来性 | 救急救命士試験の内容は、ほとんどがヘルス出版の「救急救命士標準テキスト 上巻 改訂版」 ※救急救命士の登録者数は平成20年3月末で約33,500人で、このうち17,000人余りが消防組織で働いています。 救急救命士の仕事は、消防署などに勤務し、救急患者に対して救急車内等で救急処置を行うことですが、その責任は大変重く、その1分・1秒で患者の一生が決まります。 その意味で、緊急時にしっかりと対応できる冷静な判断力が重要な職業です。また、医療行為を行う際は医師の指示が必要で、基本的に医師の指示無しに医療行為を行うことはできません。救急処置ができるのは、救急車で向かった現場と、病院への搬送中に限定されています。 |
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問い合わせ先 | (財)日本救急医療財団 電話:03-3835-0099 http://www.qqzaidan.jp/ |