資格名

生命保険仲立人(保険ブローカー /Insurance brokers)
※試験名:生命保険仲立人試験

資格の種類

民間資格

主催

一般社団法人 日本保険仲立人協会

資格の概要

「保険中立人」は保険ブローカーともいわれ、1996年に導入された制度です。保険仲立人は、保険代理店とは異なり、企業リスクや保険に関する高度な専門知識を持ち、完全に中立な立場で保険設計を行う職業です。保険仲立人が保険契約締結の媒介を行うためには、内閣総理大臣の登録を受けなければなりません。その登録上の要件として、保険募集業務を的確に遂行する能力を有することが求められ、そのためには日本保険仲立人協会が実施する「保険仲立人試験」に合格しなければなりません。

◆保険中立人試験には、「損害保険仲立人試験」と「生命保険仲立人試験」がありますが、このページでは、「生命保険仲立人試験」について解説しています。

「生命保険仲立人資格(保険仲立人資格認定証)」の取得には、協会が実施する「生命保険仲立人試験」の4つの試験単位全てに合格した後、日本保険仲立人協会に申請する必要があります。
【4つの試験単位】
【保険仲立人】1. 法令・倫理(損保・生保共通)(2019年度)
【生命保険仲立人】2. 変額保険編(2019年度)
【生命保険仲立人】3. FP編(2019年度)
【生命保険仲立人】4. 生命保険商品・税務編(2019年度)
※「法令・倫理」は損害保険仲立人、および生命保険仲立人で共通の試験科目です。
※「FP編」および「生命保険商品・税務編」は、実務経験と取得済資格により免除される場合があります。
※詳しくは協会HPの[生命保険仲立人試験]の「2.試験単位および試験内容」を参照ください。

◆資格更新
「生命保険仲立人資格(保険仲立人資格認定証)」の有効期間は3年間です。更新が必要になります。資格の更新・継続には、認定資格試験合格より3年ごとに資格更新研修を受講する必要があります。

試験方式

●コンピュータによる択一形式
●試験内容
 1. 法令・倫理 60分/20問(100点満点)
 2. 変額保険編 30分/25問(100点満点)
 3. FP編 60分/34問(100点満点)
 4. 生命保険商品・税務編 60分/34問(100点満点)
※4つの試験単位のうち、一部の試験単位の受験も可能です。この場合、合格した試験単位の有効期間は2020年12月末までとなります。
●合格基準
 100点満点中70点取得(試験単位ごと)

 

受験資格

●保険募集に従事するか否かを問わず誰でも受験できます。

試験科目

●試験科目
1. 法令・倫理(法令倫理)
2. 変額保険編(変額保険)
3. FP編(ファイナンシャルプランニングとコンプライアンス   資産運用知識  社会保障制度)
4. 生命保険商品・税務編(生命保険のしくみと個人保険商品  生命保険と税・相続  企業向け保険商品とコンサルティング)
※科目免除
上記(3)「FP編」および(4)「生命保険商品・税務編」については、受験日からみて直近5年以内に3年以上の生命保険募集人経験があり、かつ生命保険協会の生命保険大学課程試験を全科目合格した方(旧生命保険外務大学課程を修了し「トータル・ライフ・コンサルタント」の称号を取得した人を含む)は免除されます。

※損害保険仲立人試験合格者への受験免除
・損害保険仲立人資格を取得し保持している人が、「生命保険仲立人試験」を受験する場合には、「法令・倫理」の受験が免除されます。

スケジュール

・申し込み方法
 インターネットによる申込み。
「生命保険仲立人試験申込」をクリックし、J-testing(http://j-testing.jp/)のサイトにアクセスして会員登録を行い、希望する試験会場、日時、受験料決済手段を選択して申し込む
※電話、FAX、受験会場での直接申し込みは受け付けていません。
・試験予約期間
受験日は、3カ月先まで設定可能です。最短で受験する際の申し込み締め切り日は、支払方法により異なります。
・結果発表/合格通知
試験終了時に画面上で合否の判定が行われます。また、当日会場にて実施結果が渡されます。

2019年度生命保険仲立人試験日程
 試験実施:2019年4月1日~2020年3月24日
  上記期間の中で試験単位毎に希望日時を選択
※会場により受験可能日・時間帯は異なります。
  試験の申込み:2019年1月7日(月)より開始

(再受験に関する制限)
4試験単位のすべてに合格するまで何回でも受験することが可能ですが、合格した試験単位の有効期間は合格した年の翌年の12月末までとなります。
※2019年1月~12月に取得した保険仲立人資格の有効期限は2022年12月31日となりますが、2022年に資格更新研修を受講することにより更新が可能です。
※協会ホームページ[生命保険仲立人試験]の「6.資格更新制度について」を参照ください。

 

試験会場

●全国200か所以上の会場で受験できます。
 J-testing(http://j-testing.jp/
※空き状況を確認のうえ希望する会場を選択する(会場により受験可能日・時間帯は異なります)

受験料

・各試験共に 17,600 円(税込) 

資格難易度

難易度 
  「B」  普通  

【資格の難易度レベル】
・試験は全科目ともテキストの中から出題されます。
2019年度試験は2019年版のテキスト(「保険仲立人テキスト1/2019年版」および「生命保険大学課程テキスト/平成30年」の中から出題されます。
また、保険仲立人試験の難易度は、普通の生命保険一般課程試験などよりも圧倒的に高く、必要な勉強時間も最低1年ぐらいかかるとされていますので、勉強には指定のテキストや模擬試験などで根気よく取り組む必要があります。保険に関する各種の専門知識が多く出題されますので、特殊な種類も含めて、保険関係には詳しくなっておくことが必要です。基礎的な知識があれば、テキストと練習問題集で4~5か月間学習して合格することも不可能ではありません。

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●合格率 
  非公開 50%程度と予想
  ※年間受験者数300名程度
  ※資格者数 1,064人(2012年9月末)

受験対策・資格の将来性

「生命保険中立人」は消費者(契約者)と保険会社との間に立って、中立の立場で、保険契約の媒介を行う者を指します。保険会社との委託契約関係はなく、法律上、契約者のために誠実に保険契約締結の媒介を行う法律上の義務が課せられています。 また、保険仲立人は、日本において免許を受けた保険会社の保険商品について保険契約の締結の媒介ができるだけではなく、海外にある非免許会社に対して、直接、保険契約の締結の媒介をすることができます。
保険仲立人と一般の保険募集人との違いは、「保険会社に所属して」または「保険会社を代理して(代理店委託契約など)」いるかどうかの違いです。保険仲立人の募集による顧客の損害に関しては、保険会社は責任を負わず、保険仲立人自身が責任を負うことになります。そのため、顧客に損害を与えた場合を想定して、その賠償資力として最低2000万円の保証金を供託しなければなりません。一般の生命保険のセールスまたは代理店になるのは比較的簡単です。資金力を必要とせず、なろうと思えばすぐなれます。しかし保険仲立人は資格試験だけでなく、この保証金制度によりなり手が非常に限られます。

さらに、試験に合格後、保険仲立人になるためには、内閣総理大臣(金融庁長官に権限を委任)に所定の事項を記載した登録申請書を提出して登録を受けなければなりません。
さらに合わせて、裁判外紛争解決手続(ADR)の専門機関である一般社団法人保険オンブズマンと「手続実施基本契約」を結ぶ必要があります。また、保険仲立人の生命保険募集人、損害保険代理店等との兼業は保険業法において禁じられています。

2019年度生命保険仲立人試験は、一般社団法人日本保険仲立人協会が販売する「保険仲立人テキスト1(2019年版)」および「生命保険大学課程テキスト(平成30年度)」をもとに出題されますので、受験対策は、保険仲立人テキストとeラーニング模擬試験で繰り返し学習するのがいいでしょう。※テキストの購入についてはこちらを参照ください。

資格取得者の主な就職先としては保険会社、保険代理店などがあります。ただ、この資格のみでの就職は難しく、営業などでの実践経験や商品に関する高度な専門知識が問われます。それ以外にもキャリアによっては個人事業主として独立すことも可能ですが、最低2000万円の保証金が必要です。
保険業界において営業経験があり、各種保険商品などに精通している人は取得しておくと便利な資格です。

 

通信講座

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スクール

資格更新研修「損害保険・生命保険共通」

過去問

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教材

保険仲立人試験 受験対策教材

売れ筋教材

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問い合わせ先

・試験概要・団体受験に関する問い合せ
一般社団法人 日本保険仲立人協会
  TEL:03-6262-6400 (平日 10:00-17:00)
  URL:https://www.jiba.jp/
  E-mail:shiken@jiba.jp

・申し込み、支払い等に関する問い合せ
  J-Testingヘルプデスクまで