資格名

防災士

資格の種類

民間資格

主催

特定非営利活動法人日本防災士機構

資格の概要

社会の様々な場で減災と社会の防災力向上のための活動が期待され、かつ、防災に関する知識と実践力を身につけた防災リーダーたり得る人を「防災士」と言います。「防災士」は災害に備えて研鑚し、自便の命を守り、周囲の人々を助ける安全と安心の担い手です。特に近年は、防災・危機意識の高まりから、職業を問わず防災士の資格取得の機運が高まっています。

防災士の役割
防災士の役割は大きく分けて3つあります。

  • 災害時の、公的支援が到着するまでの被害の拡大の軽減。
  • 災害発生後の被災者支援の活動。
  • 平常時の防災意識の啓発、自助・共助活動の訓練。

防災士になるには機構が定めたカリキュラムを防災士教本による自宅学習(履修確認レポート)と会場研修講座の受講で履修し、履修証明を得て資格取得試験に合格し、消防署または日本赤十字社等の公的機関が主催する「救急救命実技講習」を受け、その修了証または認定証を取得した者に認定されます。
尚、防災士証の有効期限や写真の書換え更新はなく終身資格です。

※防災士になるためのステップ(資格取得方法)
・ステップ1:日本防災士機構が認証した研修機関が実施する防災士養成研修を受講し、「履歴証明」を取得。
・ステップ2:日本防災士機構が行う資格試験に合格する。ただし受験資格は前項研修講座の履修証明を取得した者に限る。
・ステップ3:消防署、日本赤十字社等公的機関等が主催する「救急救命講習」を受け、その修了証を取得する。
・ステップ4:申請により「防災士」資格を取得
資格取得試験に合格した人が、日本防災士機構に登録を申請することにより、防災士台帳に登録され、防災士認証状及び防災士証(カード)の交付を受けた後、「防災士」としての活動が始まります。なお、登録後の防災士としての活動を推進していくための有資格者の団体として「日本防災士会」があります。




◆防災士研修センターの防災士養成研修講座の内容
・自宅学習
申し込みし、受講登録すると、「防災士教本」(日本防災士機構・編)ほか教材一式が、会場研修の3~4週間前に送られてくるので会場研修までの間に、自宅で学習に取り組み、穴埋め式のレポートを完成させる。
・集合研修(会場研修)
最低2日間以上の日程で、防災士教本で示される21講目のうち12講目以上を受講し、防災士教本を深く履修します。講義内容は災害発生のしくみや、行政の対応、防災士の役割について学ぶもの等、多岐にわたります。集合研修で履修しなかった講目については各研修機関が定めた様式のレポートなどの提出が義務づけられます。
・資格試験
この会場研修の最終日・講義終了後に日本防災士機構による防災士資格取得試験が、同じ会場で実施されます。
試験は3択式で30問出題され、80%以上の正答で合格となります。
・救急救命講習
防災士の登録には、救急救命講習の受講が必須要件になっています。
救急救命講習は、心肺蘇生法とAEDを含む3時間以上の内容が対象です。 また有効期限は、防災士の認証登録申請時に5年以内に発行されたものであって、かつ、その講習の発行者が定めた有効期限内のものが対象となっています。 
 →日本防災士機構が防災士認証要件として認めている主な救急救命講習等一覧
防災士研修カリキュラムでは、消防署等が実施する「救急救命講習」を受講し、応急手当の技術等について習得するよう定められていますので以下の講習どちらかに参加します。
1.地元消防署 「普通救命講習ⅠまたはⅡ」
2.日本赤十字社 「救急法一般講習または基礎講習」
※救急救命講習の受講時期は、防災士資格試験の受験前・受験後、どちらでもよいとされています。

◆防災士養成研修講座を受講するには
日本防災士機構が認証した防災士養成研修実施機関が実施する研修講座を受講しなくてはなりません。
  → 防災士養成研修実施機関一覧

試験方式

●防災士研修講座最終日の試験
・試験方式
  三択式(筆記のみの選択式) 出題30問/試験時間 50分間。
・合格基準
  80%以上の正答で合格となります。

受験資格

国籍・性別・年齢・経験等、は一切不問です。誰でも受講できます。
※救急救命士、消防吏員、医師の方は、救急救命講習の受講不要です。
但し、資格を証明するものの写し等を防災士登録申請時に提出必要。

試験科目

研修講座の講習内容
 1.災害発生の仕組み:地震、津波、高潮、市街地大火、家裁旋風、火山噴火ほか、近年の自然災害のまとめと教訓
 
2.災害にかかわる情報:気象予報、警報、注意報、警戒宣言、避難勧告、安否情報ほか、ハザードマップの種類と活用
 3.公的機関や企業等の災害対策:行政の平常時対策、行政の災害発生時対応、危機管理の基本、地域協力ほか
 4.自助:応急手当、心肺蘇生法、AED、個人の平常時対策、個人の災害発生時対応ほか
 5.共助:地域の防災活動、避難所、災害ボランティア、SDGsの理念、多様性の尊重、被災地支援ほか
 6.防災士制度:防災士制度創設の理念、防災士に期待される活動ほか

※研修講座最終日の試験の出題範囲は防災士研修講座のカリキュラム内容(防災士教本)から出題されます。試験の出題範囲は、上記の講座内容1~6まで

スケジュール

  • 講習日:各地域によって異なります。
    ※申込期間や講習日などは、防災士研修センターや研修認証自治体などに問い合わせが必要です。
  • 申込期間:防災士研修センターや研修認証自治体などに問い合わせが必要です。

2022年度各研修センターの防災士研修(ホームページで確認下さい)
防災士研修センターでの研修内容

試験会場

・防災士研修センター等、各研修機関に問い合わせが必要です。(当ページ最下段の問合わせ先参照)
※防災士研修センターは、北海道から九州・沖縄まで、全国各地で毎年40回程度防災士研修講座を実施しています。

受験料

●防災士研修センターの場合
 ・受講料 53,900円
 ・受験料 3,000円
 ・登録料 5,000円(各税込)
※救急救命実技講習は実施機関によって異なります。

資格難易度

難易度 
  「D」  易しい

【資格の難易度レベル】
防災士教本を隅から隅まで熟読し、防災士教本に基づいて自宅学習を進めます。そして講義をまじめにしっかり聴いていれば、ほとんどの方が合格できます。講習会で使用する防災士教本から試験問題は出題され、基本的に落とすための試験ではありませんので、難易度は高くありません。真面目に集中して勉強すれば合格できます。仮に不合格となっても再び試験だけを再挑戦することも可能です。いい加減な気持ちで勉強することだけは厳禁です。
防災士は30万人の認証登録を目標としていますが、2022年10月現在で防災士の認証登録者は23万人。数年以内に目標の30万人を達成する見込みなので、それまでは合格率は高いはずだと思われています。

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●合格率
  試験の応募者数、受験者数、合格率は非公開(予想90%前後)

※参考データ
平成23年度防災士試験結果
受験者数 約13,000名 合格率 98.3%

受験対策・資格の将来性

最初の自宅学習の方法については、「防災士教本」(日本防災士機構・編)を読んで、「履修確認レポート」を作成します。「履修確認レポート」は穴埋め式で全部で31講目あります。おおよその目安として、1日1~2時間の学習で2週間程度の分量です。完成した「履修確認レポート」は会場研修の受付で提出します。

講習後の試験問題は講習を受講する際に使用した防災士教本から出題されます。ひねった問題や、ひっかけ問題などもなく、難易度としては易しいレベルの試験です。しっかりと講習をまじめに受講していれば、問題なく合格できるはずです。合格率は後悔されていませんが、90%以上と想定され、ほとんどの人が合格しています。
講習受講者には、行政の防災担当者、地域の防災組織に属している人、企業の防災担当者、郵便局長、商店主、学生、主婦、学校関係者、気象予報士、消防団員、警察官、自衛隊員など、社会の各層の方々で、下は小学生から上は80代の方まで、幅広い年齢層になっています。
郵便局長、気象予報士、消防職員、士業関係など、20万名を越す人がこの資格を取得しています。
防災士認証登録者数 238,700名 (令和4年9月末現在)

防災士になるには、日本防災士機構が認証した教育機関で実施する防災科学・実学を受講し、資格試験に合格しなければなりません。防災士は、最新の科学、救助などの知識を持ち、大災害の際に公的救援組織が到着し機能するまでの間、地域社会のリーダーとして活動するのが仕事です。

通信講座

-

スクール

防災士研修センター主催の防災士研修講座

過去問

防災士試験過去問集

防災士試験 過去問+予想問題201問
防災士試験 過去問+予想問題151問

 

教材

2022年度版「防災士教本」

関連情報ページ

【資格の難易度情報】
資格の難易度とランキング
ジャンル別資格の難易度ランキング

●試験関連情報
 「環境・技術・工業系資格」の難易度ランキング
●関連資格
 危険物取扱者
 救急救命士
 赤十字救援法救急員

問い合わせ先

(株)防災士研修センター
http://www.bousaishi.net/ 
メールアドレス:staff2@bousaishi.net
〒102-0093 東京都千代田区平河町2-7-5 砂防会館3F
TEL:03-3639-5051
(平日9:00~18:00 土日・祝日を除く)
FAX:03-3639-5053(24時間受付)

特定非営利法人 日本防災機構
http://bousaisi.jp/
〒100-0041 東京都千代田区永田町2-9-8
TEL:03-3592-1511