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資格名 | 危険物取扱者 |
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資格の種類 | 国家資格 |
主催 | 総務省/財団法人消防試験研究センター |
資格の概要 | 火災の危険性が高い物質をは「危険物」として指定され、一定数量以上の危険物を貯蔵し、又は取り扱う化学工場、ガソリンスタンド、石油貯蔵タンク、タンクローリー等の施設には、危険物を取り扱うために必ず危険物取扱者を置かなければならないとされています。 スポンサーリンク 甲種危険物取扱者は全類の危険物、乙種危険物取扱者は指定の類の危険物について、取り扱いと定期点検、保安の監督ができます。又甲種もしくは乙種危険物取扱者が立ち会えば危険物取扱者免状を有していない一般の者も、取り扱いと定期点検を行うことができます。 |
試験方式 | ●試験方式 |
受験資格 | ●甲種は受験資格の制限があるが、乙種・丙種は誰でも受験できる。 |
試験科目 | ●甲種 |
スケジュール | 通常、春、秋の2回行われますが、各道府県によって異なります。 ※各都道府県の試験日程 |
試験会場 | ●受験地の制限はなく、全国どこで受験しても問題ない。但し、免状申請先は受験地の都道府県知事になる。 |
受験料 | ●甲種 5,000円 |
資格難易度 | ●難易度 【資格の難易度レベル】 -------------------------------------------- ※参考データ |
受験対策・資格の将来性 | 危険物取扱者の試験対策で重要なことは、問題集を繰り返し解いて覚えることですが、ポイントはその「問題集」にあります。市販のものを主にせずに、必ず消防署で販売している問題集の、危険物取扱者試験「例題集」を主に繰り返し使うことです。市販のものは知識を深める面では役立ちますが、ほとんど同じような問題は出題されません。受験する方は消防署で販売するテキスト・問題集は必ず購入することです。 資格の取得に関しては、乙種の第1類から第6類まで全ての試験に合格すれば、甲種取扱者と同様にすべての危険物を取り扱えるため、甲種の受験資格のない人がこの方法で全類取得するケースもあります(完全に同等ではない)一般的に需要が多いのはガソリン・灯油などの引火物を扱う4類資格です。丙種ではセルフガソリンスタンドなどで監督者になることは出来ません。製造所・販売所など(例えばガソリンスタンド)で危険物を取扱う場合には、必ず危険物取扱者自身が行うか、危険物取扱者が作業に立ち会うかの条件が必要です。そのため、危険物を扱うような事業を行っている会社にとって、危険物取扱者は無くてはならない存在なのです。化学系出身者にとっては、昇給・資格手当てを受けられることも多く、有用な資格と言えるでしょう。
もっともポピュラーなものは乙4種を取ればガソリンスタンドで働くことができます。一般に「乙4」とも呼ばれている国家資格の1つで、比較的取得がしやすく、年間約30万人が受験しています。ガソリンなどの引火性液体を扱うために必要であることから、ガソリンスタンドや化学工場では、法律で乙4合格者の配置が義務付けられているおり、幅広い需要がある資格です。これ以外の乙種の資格は役に立つ場所が限定されますが、工場系では資格を持っていることが採用の決め手になることもあります。活躍できる主な勤務先には化学工場やガソリンスタンドなどがあります。他には、タンクローリーの運転手、ビルの管理業務、各種工場などでの需要が高いですが、男性の取得率が高いので、女性でこの資格があると就職に有利です。実務経験を2年以上積めば、さらに上の「危険物取扱者甲種」の取得も可能です。危険物取扱者の仕事は主に、危険物の貯蔵・取り扱いの作業、火災などの災害が発生した場合の応急措置、保安監督者になった場合の作業者への指示と監督業務などを行います。 (参考) ●2020年度 技術系資格試験「受験者数ランキング」 |
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問い合わせ先 | ・東京の場合:(財)消防試験研究センター中央試験センター |