資格の難易度ランクとランク付けの根拠

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【難易度のランク付け】
当サイトの「資格の難易度」のランク付けは、
資格の難易度を、超難関”の「S」から、”難関”の「A」”普通”の「B」”やや易しい”の「C」”易しい”の「D」まで、
S、A、B、C、Dの5ランクにランク分けし、「資格の難易度」「資格の難易度ランキング」を各ランク別に一覧にしています。

また、資格を「医療・福祉」「法律・労務」「税務・会計・経営」「土木・建築・不動産」「語学」「公務員・行政」「IT・情報」「技術・工業・環境」「サービス・その他」の9分野にジャンル分けし、ジャンル別に「難易度ランキング」を掲載しています。ランキング表ではジャンル別も、難易度別でも上位にある資格ほど難易度が高いと判断しています。

【資格の難易度の根拠】

本来、難易度そのものを計算したり数値化する基準がないため「資格の難易度」を正しくランク付けすることは大変むつかしく、特にジャンルが異なる資格の比較などは、受験学習する項目も異なるため実際は不可能なことです。私共は長年、資格試験学習教室として収集した多くのデータを細分化し比較、分析し、難易度を数値化する独自の基準を作成し、ポイント方式にすることで「同一ジャンル内での資格の難易度」をランク付けを可能にしました。
ただ、難易度「S」のランキングに関しては、このランクに該当する資格の数が少ないため、「一般資格」と「IT関連資格」の2つのジャンルに分けてランク付けをしています。

主に試験問題の平均的な質的レベル、科目数や試験範囲の広さ、出題形式、解答方法、出題の量、過去の受験倍率や合格率、平均点、受験資格の取得難易度、受験回数の制限などを「難易度の物差し」として、それぞれ独自の方式で数値化し、資格ごとに合計値を求めて難易度レベルをランク付けしたものです。
ただ、ジャンルが異なる資格試験の難易度の比較は、基準そのものが異なるため不可能に近いと言えます。従って、当サイトでの難易度比較は、一部(難易度「S」の一般資格)を除いて同一ジャンル内での比較になっています。

それでも「資格の難易度」をランク付けすることは大変むつかしく、「この資格の3級の難易度がCランクでは低すぎるのでは」とか、「〇〇資格は××資格より難易度は高いのではないか?」というようなご指摘をいただくこともよくあります。数値化する段階から十分に考えて難易度をランク付けしていますが、それでも評価する人の知識レベルや、専門分野、経験などでバラつく結果が出ることは事実です。そのため「資格の難易度」はこれが正しいというものは存在せず、特に資格試験に初めて挑戦する方にとっては、資格試験の難易度を比較するときのひとつの「目安」と考えていただき、参考情報としていただければ幸いです。


「資格の難易度」や「資格の難易度ランキング」などに関して書かれたサイトはインターネット上にいくつも見られます。
中には資格の難易度を「偏差値」で比較してランキングしているサイトもあるようですが、偏差値の計算式から考えても偏差値での比較は正しくないことは明らかです。試験の得点分布によって受験生の順位は違ってくるため分布上で自分はどれくらいの位置にいるかを分かるように表した数値を偏差値と呼びます。従って、偏差値は試験そのものの難易度とは直接関係のない数値なのです。
偏差値はある集団の得点分布を標準偏差で表したものであり、資格試験の難易度を比較するためには受験者の学力レベルを統一する必要があります。しかし、資格試験はもともと受験者の学力レベルが異なるため、偏差値で比較することは正しくありません。資格試験の難易度を比較する際には、合格率や合格者の平均点などを参考にするのが一般的です。合格率は、受験者の人数に対して合格者の人数を割った割合であり、合格率が高いほど難易度が低いと考えられます。合格者の平均点は、合格した受験者の得点の平均値であり、平均点が高いほど難易度が高いと考えられます。

(参考) 偏差値の計算式

 Ti=(Xi-μ)/σ ×10+50

Ti:偏差値 μ:平均 σ:標準偏差 Xi:得点

 




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