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資格名 | 森林インストラクター |
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資格の種類 | 民間資格 |
主催者 | (社)全国森林レクリエーション協会 |
資格の概要 | 「森林インストラクター」は、平成3年官報告示の農林水産大臣認定資格として創設された資格制度ですが、国の資格制度の全般的な見直しを経て、現在は、環境教育等促進法の人材認定事業として、一般社団法人全国森林レクリエーション 協会が毎年 1 回実施する試験に合格し登録すると付与される資格になりました。協会が実施する資格試験に合格し、登録した者に付与される称号です。森林インストラクターの活動は、森林を利用する一般の人に対して、森林や林業に関する適切な知識を伝えるとともに、森林の案内や森林内での野外活動の指導を行います。バードウォッチングや、森林観察、林業体験、森林浴、林間学校、キャンプ等々で、森林インストラクターは森林を訪れる人々と森林とのコーディネイト役になります。 スポンサーリンク 資格試験では,森林インストラクターとなるために必要な知識及び技能を有するかどうかを判定します。試験に合格し、協会に登録することにより、森林インストラクターの称号が付与されますが、登録者は登録者名簿等で都道府県の教育委員会や関係機関等に紹介されます。尚、登録の有効期間は5年間で、5年ごとに更新することになります。 |
試験の合格率・難易度 | ●難易度 【資格の難易度レベル】 -------------------------------------------- ※参考データ |
試験の内容・勉強法 | この資格を取得するためには、一次試験で4科目の筆記試験に合格し、さらに、二次試験の実技試験及び面接試験に合格しなければなりません。一次試験の合格基準は6割以上の正解ですが、1科目でも不合格の場合は不合格になります。 合格率も20~30%ほどでかなり低く、一発で合格する人は非常に少ない状況なので、この種の系統の業務に関わっていない方の場合は、独学で勉強するよりは、まず協会が主催する講習会に参加して状況をつかむことも検討するといいでしょう。
試験対策はテキスト・参考書を読むことが基本になりますが、他には、決められた時間内に文章を書く練習が必要でしょう。この資格試験の難易度は、基礎力の違いによってずいぶん変わってきます。生物系の専門や林業などに携わっている人なら1年程の勉強でもいけるでしょうが。そうでない一般の人が独学すれば通常2年以上はかかるのが普通です。合格まで3~4年かけて勉強する人も多く、短期間で合格を目指したい人は、受験講座を利用するのが賢明でしょう。受験対策の通信講座には、日本園芸協会の通信講座 がいいでしょう。首都圏在住者なら、東京で実施される協会主催の「森林インストラクター養成講習」を受講することが一番の合格への近道です。また、テキストの場合は、協会発行の「森林インストラ クター入門」が主体になっています。 試験では、何を書いたらよいのかわかりにくい設問が多く、特に「野外活動」や「安全・教育」では漠然としたつかみどころのない出題がされます。この種の問題には過去問題を数多くこなすことが大切です。記述式問題は解答の書き出しから、書き上げるコツをつかむ練習をしておく必要があります。 試験の合格者には、登録手続きの案内書が郵送されます。登録料は5,000円。登録の手続きを完了すると、森林インストラクターの登録証、証明書、バッチなどが交付されます。これにより、初めて「森林インストラクター」の称号を使用することができるようになります。 |
試験日程 | ●試験実施:毎年9月。一次試験合格通知 11月上旬。 |
受験資格 | 年齢が受験時において満20歳に達している人なら誰でも受験できます。 |
試験会場 | ・一次試験:札幌、東京、名古屋、大阪、高知、福岡 |
受験費用 | ・受験料 18,000円 |
試験方式 | 試験は一次試験と二次試験から構成されています。 ※科目免除 |
試験科目 | ●一次試験 (科目)森林、林業、森林内の野外活動、安全及び教育の4科目 |
試験関連情報 | |
問い合わせ先 | (社)全国森林レクリエーション協会 森林インストラクター係 http://www.shinrinreku.jp/top/ |
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