資格名

心理学検定

資格の種類

民間検定試験

主催者

一般社団法人 日本心理学諸学会連合

資格の概要

心理学検定は日本心理学諸学会連合が主催する、心理学の基礎知識を幅広く客観的に評価する検定試験です。この検定は、大学卒業レベルの心理学の基礎知識・能力を認定するもので、心理学の基礎資格として活用されることを目的に2008年に創設された検定試験です。

心理学の10分野(A領域 5科目、B領域 5科目)について試験が行われ、合格した科目数で認定される級が決まります。
◆級の認定
・特1級:10科目すべてに合格
・1級:A領域の4科目を含む合計6科目に合格
・2級:A領域の2科目を含む合計3科目に合格
合格科目の有効期限は5年間で、1級・2級は条件を満たした時点で級が認定されます。
特1級は全科目の合格後に申請が必要になります。

※「心理学検定特1級」、「心理学検定1級」及び「心理学検定2級」の資格は、更新の必要はありません。




試験の合格率・難易度

難易度  
    2級 「C」 やや易しい
   特1級 「B」 普通

【資格の難易度レベル】
学生から社会人まで多くの人が挑戦する心理学検定ですが、難易度が「大学で心理学を履修している程度が目安」になっているため、内容は決して易しい試験ではありませんが、難易度自体は合格率に出ている数値ほどではないと思います。心理学は今人気のある分野です、そんな中、心理学検定は受験資格が不要で誰でも受験できることで、知識の有無に関係なく多くの人に注目され受験されている傾向が多分にあり、この検定試験の受験者数にも表れているように思います。
試験科目と試験方式の関係で、どれか1、2科目に絞って勉強し、得意分野を作っても合格は難しいため、受験対策にある程度の学習時間が必要とされますが、ほかの資格試験対策と同様、きちっと計画を立てて、独学ならテキストと問題集で集中して2~3か月程度勉強できれば、合格は見えてくると思います。科目的には「統計」の難易度が高いので、数字が苦手な人は別の科目を選択したほうがいいでしょう。いづれにしても、初めて受験する人は、2級の3科目に合格するところからスタートするのがベストです。

--------------------------------------------
合格率
 2021年第14回心理学検定試験結果
 受験者総数 4,214名 
  1級合格者数 968名 合格率 23.0%
  2級合格者数 1,582名 合格率 37.5%

(2020年第13回試験は中止になりました) 
・2019年第12回心理学検定試験結果
 受験者総数 4,437名 
  1級合格者数 862名 合格率 19.4%
  2級合格者数 1,310名 合格率 29.5%
・2018年第11回心理学検定試験結果
  受験者総数 5,026名 
  1級合格者数 1,083名 合格率 21.6%
  2級合格者数 1,391名 合格率 27.7%
   ※2017年9月までの特1級取得認定者数:1,170名
・2017年第10回心理学検定試験結果
  受験者総数 5,204名 
  1級合格者数 985名 合格率 18.9%
  2級合格者数 1,531名 合格率 29.4%
   ※2017年9月までの特1級取得認定者数:785名

試験の内容・勉強法

人とのつながりや関わり方において大切な人の心理を体系的に学びたいと思う人には、心理学検定は最適な検定試験だと思います。受験条件がないため、大学などで心理学を勉強していなくても、独学で勉強し受験できます。独学に自信がない方には通信講座もあります。サポート付きの勉強で合理的に合格を目指いした人には独学より通信講座が向いています。通信講座で2~3か月も勉強すれば1級合格もそれほど難しくありません。独学で突破を狙う場合は、テキストに出てくる専門用語や解説を暗記することに力を注ぐ勉強が主になります。要は、独学でも通信講座でも、しっかりと計画を立てて、手抜きのない勉強で対策していけばそれほど難しくなく合格できるレベルの試験です。結局、学習方法としては公式テキストと公式問題集を利用するしか方法はないと言っていいでしょう。

心理学の知識が全くない方は、心理学入門の本を読んで概要を理解してから勉強を始めるほうがいいでしょう。また、通信講座などで勉強を考えている人は、まずメンタルケアのような通信講座を受講してみてもいいと思います。その後に心理学検定の問題集から始めるという方法もあります。
心理学について深く専門的に学びたいと思う方は、メンタルケア心理士の資格取得なら3か月程度で取得でき、知識もつきます。その後に心理学検定を受験する場合は、公式問題集を解くことが基本となります。問題集を解くことによって、心理学検定の出題傾向を知ることもできます。問題集を解きながら、わからない用語などは、キーワード集などで調べていくと効率よく勉強できます。

資格の将来性の面から考えるとき、心理学の知識が活かせる職場は、主に人の心や発達に関わる現場です。それには、子どもを預かる福祉施設や、病院施設やクリニック、高齢者が利用する福祉施設などがあげられます。ただ、心理学検定は、心理学とはどういったものかを学ぶための入門的な検定試験なので、仮に、最もレベルが高い「特1級」に合格しても、この資格ではカウンセラーなど心理系の専門職には就くのはほとんど無理と考えたほうがいいでしょう。理由は、資格のレベルの問題です。世間で一般的に心理系の専門家と認められているのは、国家資格の公認心理師または、民間資格の臨床心理士くらいです。
心理学検定の取得がメリットになる例として公式サイトで取り上げられているのは、心理学検定を取得すると、一部の大学院では、入試の際に優遇措置を受けられることや、心理学検定の資格取得を在学中の目標として心理学検定対策講座等を実施している大学や、単位取得制度を実施している大学もあるという内容くらいです。➡ 心理学検定への大学の取り組み

※参考:心理学検定の活かし方
・心理カウンセラーの分野ではメジャーの公認心理師や臨床心理士の資格を将来取りたい方は、内容の復習として心理学検定受験や、心理学のeラーニング講座を受講しておくのも一つの方法です。

・心理学検定で問われる分野は幅が広く、全体的な基礎知識の習得には向いています。将来、心理学に関する分野の仕事で活躍したい方は、検定の勉強を通して学んだ心理学の知識は、ほかの分野や現場でも、人のいるところでは活かせるところはあるはずです。

試験日程

●試験はCBT方式なので、日時と場所を選んで受験できます。
 ・申し込み期間:毎年5月中旬~6月中旬頃
 ・試験実施:年に1度(毎年8月下旬頃)
 ・試験結果:9月下旬に郵送され、試験合格者には合格証も送られてきます。特1級の場合は認定の申請が必須となります。
●心理学検定を受験するまでの手順
(1)申し込みのために必要な資料を請求する(以下の方法があります)
・全国の大学や専門学校、生涯学習センターなどで直接入手する
・心理学検定ホームページでダウンロードする
・心理学検定局に、メール・FAXで直接請求する
(2)試験の申し込みをする ➡申し込み方法の詳細
・郵送、またはWebで申し込みができます。
・受験票は7月末頃に届きます。
※申込書に受験希望する級を書く必要はありません。合格した科目数に応じて1級、2級が判定されます。
※団体で申し込む場合は、受験料が割引になります。
(3)心理学検定試験を受ける

 2023年度 第17回心理学検定試験日程
詳しいCBT受験日程・試験方式はプロメトリック心理学検定ページを参照ください。

受験資格

・年齢、学歴等に制限はなく誰でも受験できます。

 

試験会場

全国のCBT試験会場
札幌、仙台、東京、新潟、名古屋、金沢、京都、神戸、大阪、岡山、広島、徳島、福岡、沖縄

受験費用

●一般申込価格
 ・A領域(5科目):7,700円(税込)
 ・B領域(5科目):7,700円(税込)
 ・A領域+B領域(10科目):12,100円
 ・特1級申請料:3,300円(税込)
 ※別途、A・B領域セット割引と、団体割引があります。

試験方式

●試験はCBT方式です。受験要項はこちらを参照ください。
・出題方式:多肢選択式でA領域・B領域ともに100問/試験時間100分
※試験時間はA領域・B領域ともに100分間固定。任意のタイミングで試験を終了できます。
・試験の実施
試験問題は心理学の10科目について行われ、10科目がAとBの2領域に分類されています。
(A領域5科目・B領域5科目)。各科目20問で構成され、解答形式は4肢選択です。
・合格基準
 約6割の正答率が合格の目安となります。但し、出題問題の難易度によって基準が変動する可能性があります。
・合格科目は一定期間累積できます。詳細は合格科目有効制度・検定登録番号を参照してください。

●認定基準
①合格科目数に応じて、「特1級」「1級」「2級」の認定があります。
 ・特1級:A領域の5科目、B領域の5科目の10科目すべてに合格の場合
 ・1級:A領域の4科目を含む合計6科目に合格の場合
 ・2級:A領域の2科目を含む合計3科目に合格の場合
②「認定心理士」取得している方は、A領域3科目以上の合格で1級に認定される優遇措置があります。優遇措置の適用にはこちらを参照してください。

試験科目

■A領域
 1.原理・研究法・歴史
 2.学習・認知・知覚
 3.発達・教育
 4.社会・感情・性格
 5.臨床・障害
■B領域
 1.神経・生理
 2.統計・測定・評価
 3.産業・組織
 4.健康・福祉
 5.犯罪・非行

【科目免除制度】
・合格科目の5年間有効制度(期限付科目免除制度)
 当該年度の合格科目に加えて、過去5年間の合格科目を合わせることができます。
・日本心理学会「認定心理士」の資格所有者
 A領域3科目を合格すれば自動的に「心理学検定1級」が取得できます。
 また、A領域3科目合格後に「認定心理士」の資格を取得した場合は、その後に申請することで「心理学検定1級」が取得できます。
※すでにA領域3科目に合格されている方は、認定心理士を取得した後で、「認定心理士取得による心理学検定1級」(申請料3,300円)の申請をします。尚、受検申込時点で認定心理士資格を保有されている方は、認定心理士番号の記入のみで申請料は不要です)

試験関連情報

●試験関連情報
 ・心理学検定は、2021年第14回試験から「CBT形式」の試験に移行します。

●関連資格
 臨床心理士
 公認心理師
 こころ検定

問い合わせ先

一般社団法人 日本心理学諸学会連合
https://jupaken.jp/examination/fee.html

〒113-0033 東京都文京区本郷5-26-5 扇屋ビル901号室
 FAX: 03-3830-0303
 E-mail: info@jupaken.jp
 お問い合わせフォームからも問い合わせいただけます。

 

 

【以下の各項には一部広告が含まれています。】

教材(テキスト・参考書)

(公式テキスト)
心理学検定 基本キーワード[改訂版]
 (公式問題集) 
心理学検定 公式問題集 2023年度
心理学検定一問一答問題集【A領域編】
心理学検定一問一答問題集【B領域編】

教材(過去問・問題集)

心理学検定 無料勉強アプリ 試験対策 過去問題 練習問題集
心理学検定過去問集一覧

講座・スクール

メンタルケア心理士通信講座