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資格名 | 冷凍機械責任者(高圧ガス製造保安責任者試験の中の1試験) |
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資格の種類 | 国家資格 |
主催者 | 認定 経済産業省 |
資格の概要 | 冷凍機械責任者とは、冷凍設備の保安業務を行う、ビルや産業を支える国家資格の1つです。高圧ガス保安法に規定される高圧ガス製造保安責任者の資格区分の一つで、主に冷凍に関わる高圧ガスを製造する施設において保安の業務を行う資格ですが、この資格は「高圧ガス製造保安責任者」という資格区分の一つであり、単に冷凍機械を管理するだけに留まらないのが特徴です。 冷凍機械責任者の資格は、第一種、第二種、第三種の区分が設けられており、それぞれに職務の範囲が定められています。第一種では全ての製造施設、第二種では1日の冷凍能力が300t未満、第三種では1日の冷凍能力が100t未満の製造施設で保安業務が行なえます。冷凍機械にかかわる保安業務や、統括的な管理業務を行うという点では3種類とも同じです。 【第一種、第二種、第三種の区分と職務の範囲】 どの試験でも、知識や実務経験がゼロの状態から受験することはできますが、実際に責任者として業務に当たる場合には、表の要件に挙げた実務経験を積んでいることが条件になります。 ●冷凍機械責任者の資格取得(冷凍機械責任者の資格を取る方法は2通りあります)
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試験の合格率・難易度 | ●難易度 【資格の難易度レベル】 -------------------------------------------- ※参考情報 ●冷凍機械責任者の試験は、講習会による検定試験と国家試験で合格率に差があります。講習会の検定試験合格者(科目免除、法令だけを受験)は、冷凍一種から冷凍三種まで平均80%以上の合格率ですが、全科目国家試験受験組は、下記のように平均30%前後の合格率となっており、国家試験の難易度がかなり高くなっています。 ※国家試験受験の場合の種別の平均合格率(令和元年~3年) |
試験の内容・勉強法 | 冷凍機械責任者試験では、冷凍機の種類や原理、計算問題などが出題されますが、機械の動作も単純で種類も多くなく、覚えなければならない内容も簡単なので、難しそうに見えますが試験はそんなに難しい内容の試験ではありません。 もう一つの受験対策で「講習会を利用する」という方法があります。講習会の内容は、上欄の「試験概要」の欄に記載している通りですが、端的に言えば2科目の受験免除を受けるために、高い講習費用と3日間連続で1日7時間の講習を受講することをどう考えるかということです。
冷凍機械責任者の有資格者には、企業などからの根強いニーズがあります。冷凍機械の保安に関わる業務が必要な業種では、冷凍機械責任者の取得を推奨している企業もあり、資格需要も比較的安定しているといえます。冷凍機械はビル、住居から食品工場、航空インフラ等まで広く活用されており、特に、ビルメンテナンス業界においては重宝される資格です。 |
試験日程 | 【試験】 【講習】 |
受験資格 | ・受験資格に特別な定めはありません。実務経験がない方でも、誰でも受験が可能です。 |
試験会場 | 全国47都道府県 (各地の試験会場地図) |
受験費用 | 【国家試験受験料】 (非課税) 【講習会受講料】 |
試験方式 | ●試験の区分 ●試験の種類 【試験方式】 【講習の内容と時間】 ※講習会の詳しい内容はこちらを参考にしてください。 【講習会検定試験】 ※講習会検定試験について
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試験科目 | 【試験科目】 【講習科目】 |
試験関連情報 | 【資格の難易度情報】 ●試験関連情報 ●関連資格 |
問い合わせ先 | 高圧ガス保安協会 (その他各支部の問い合わせ先) |
【以下の各項には一部広告が含まれています。】 | |
教材(テキスト・参考書) |
【冷凍機械責任者試験 おすすめ教材】 |
教材(過去問・問題集) | 2021年版 第3種冷凍機械責任者試験 過去問題集
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