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資格名 | 教員採用候補者選考試験(公立学校) |
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資格の種類 | 地方公務員(公立学校) |
主催者 | 文部科学省 |
資格の概要 | 公立学校の教員採用試験は他の公務員試験と異なり、公立学校の教員を採用するため文部科学省が管轄し、都道府県及び政令指定都市の教育委員会によって行われ、その採用は競争試験ではなく選考試験によることが定められています。 |
試験の合格率・難易度 | ●難易度 【資格の難易度レベル】 -------------------------------------------- ※参考データ |
試験の内容・勉強法 | 教員採用試験は基本的に1次試験と2次試験で構成されています。筆記試験中心の1次試験で受験生を最終合格者の1.5倍~3倍にまで絞り込み、1次試験に合格した人だけが、面接や論作文、実技中心の2次試験に進むことができます。試験結果は、上位者から順に教員候補者名簿に登載され、教員需給を調整した上で候補者名簿の中から採用内定が出されます。したがって、 最終合格者数が教員需要数を上回った場合は採用されないことになります。候補者名簿は1年間有効で、採用されなかった場合でも、その期間内に教員の欠員が生じたときには採用されることがあります。しかし、採用がなかった場合は、次年度の試験を再受験しなければなりません。
現在の教員採用試験は、長期的な採用増加期に入っており、これに伴い、競争率も低下していますが、採用状況は地域差が大きく、必ずしも採用者数が増えているわけではありません。 受験対策は、まず志望する都道府県(市)の過去問題を徹底的して解いてみることでしょう。自分の現状の知識が確実なも のか、またそれで間に合うのかがはっきりします。また、そこで見えてくるものがあるはずです。他には、パソコン操作です。パソコンの普及に伴い、中学校や高校の採用試験で多く取り入れられています。エクセルのグラフ作成、ワードでの文字入力、編集など、基本操作が行えるようにしておく必要があります。専門科目の試験では専門としての能力がみられることになりますが、大事なのは技術力を十分に発揮できるかどうかでしょう。例えば、美術なら、作った作品が成績そのものになります。試験対策としては、総じて1日平均2~3時間程度の勉強は必要となります。 私立学校の教員を目指す場合は、学校ごとに募集・選考を実施しますので、各自で直接学校に問い合わせたり、採用を申し込んだりすることになります。試験の評価は教職教養と専門科目をそれぞれについて4段階で評定します。また、私学協会が、教員志望者を都道府県別に名簿に掲載したり、採用を希望する私立学校へ志望者の情報を提供したりする場合もあり、またそれも都道府県によって対応や方法が異なるため、直接該当する私学協会で確認するのが確実です。 |
試験日程 | 試験実施/結果発表日(試験時期は自治体ごとに異なります) |
受験資格 | 試験を行なう都道府県又は市によって独自の年齢制限が定められています。 |
試験会場 | 試験を行なう教育委員会によって異なります。 |
受験費用 | 無料 |
試験方式 | ●公立学校 ●筆記試験 |
試験科目 | ●公立学校 ●私立学校 |
試験関連情報 | 【資格の難易度情報】 ●試験関連情報 ●関連資格 |
問い合わせ先 | ・都道府県および主に政令指定都市の教育委員会 ・文部科学省 http://www.mext.go.jp/ |
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