資格名 | 環境経営士 |
資格の種類 | 民間資格 |
主催者 | 一般社団法人日本経営士会(AMCJ) |
資格の概要 | 【資格の概要】
◆どんな資格ですか?
「環境経営士」は、企業の環境経営や環境保全活動に対し、適切な支援やアドバイスを行う専門家です。企業内の環境保全活動の支援や、中小企業の経営課題解決の支援、中小企業へのコンパクトエコシステムの普及、地域社会での環境保全活動などがあります。
◆資格を取得するには。
環境経営士の資格を得るには 、一般社団法人日本経営士会が実施する環境経営士養成講座の受講を修了後、テストに合格し、日本経営士会の審査委員会の審査を受け、認定されると環境経営士の資格を取得することができます。
但し、資格取得者は日本経営士会に入会し、正会員又は準会員になる必要があります。
一般社団法人日本経営士会(AMCJ)は、地球環境保全活動をする企業等へ助言や、支援をする会員に「環境経営士」の称号を付与し、その活動を支援しています。
環境経営士養成講座にはベーシックコースとアドバンストコース2つのコースがあります。エコ検定合格や、ISO14001審査人など環境関係の資格を有している人はベーシックコース受講は免除されます。環境経営士の登録更新は2年ごととなります。 また、登録更新者は2年間に1回、環境経営士フォローアップ講座を受講することが必須となっています。
※環境経営士育成者数の実績
平成28年度育成者数 40名
平成27年度育成者数 25名
平成26年度育成者数 30名
※日本経営士会は、公益社団法人全日本能率連盟から「経営士」、「経営士補」、「環境経営士」の3資格の認証を受けているため、「環境経営士」は商標登録された資格になっています。
※養成講座は、環境省・経済産業省・農林水産省・国土交通省・文部科学省の指定講座になっています。 |
試験の合格率・難易度 | ●難易度
ベーシック 「C」 やや易
アドバンスト 「B-上」 普通の上位
【資格の難易度レベル】
年に数人しか合格者がないアドバンストコースなどは、試験での資格取得なら間違いなく「難関資格」です。しかし、養成講座を受講し試験に合格すれば誰でも資格取得の権利が得られます。
養成講座受講コースでは、コンサルティング経験者であったり、特別な国家資格を持っていたり、日本経営士会の所定の要件を満たしている人については、推薦制度などが受けられるなどで難易度が低くなります。
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●合格率
(非公開) 平均70%程度
※参考データ
累計資格保有者数 約220名(2022年4月現在)
2021年度資格取得者数 約40名
2017年度資格取得者数 18名
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試験の内容・勉強法 | 【環境経営士養成講座の内容】
(講座の目的)
地球温暖化などで持続可能な社会が実現できるかが危ぶまれていますが、企業や団体職員に対して環境保全のための活動(企画の作成、環境理念、組織作り、計画作り、実施の結果)と、さらに次に向けた計画(PDCAの実践、教育)などができる人材を養成することが目的の講座です。アドバンストコース修了者には修了証を授与されます。
※エコ検定の合格者、環境カウンセラーや環境マネジメントシステムの審査員などの資格保持者はベーシックコースを受講せずにアドバンストコースを受講することができます。
(受講対象者)
ESG(CSR・SDGs)経営に関心のある人なら、誰でも受講可能です。
教育教材の提供対象者は日本語を理解でき環境CSR経営に関心のある人は誰でも対象になります。
(講習費用)
ベーシックコース 13,000円
アドバンストコース 25,000円
(講習時間)
・ベーシックコース:講義4.5時間 実習1.5時間
・アドバンスコース:講義9.0時間 実習2.0時間
(年間実施計画と会場)
環境経営士養成講座 ベーシックコース/アドバンストコース
・東京(Zoom開催)奇数月の土、日曜日
・その他 各支部で年間1回以上
(主催)
環境省
※資格取得者は、環境経営士として企業の環境経営や環境保全のアドバイザーとして活躍が期待できます。 |
試験日程 | ● 環境経営士養成講座開講計画
・受講地:東京 (Zoom開催)
・実施日:奇数月の土、日曜日
「環境経営士」養成講座 ベーシックコース
「環境経営士」養成講座 アドバンストコース
※全国から応募可能です。
・受講地:中部、中国、九州、東北、北海道、近畿、四国支部
・実施日:各支部で年間1回以上
「環境経営士」養成講座 ベーシックコース
「環境経営士」養成講座 アドバンストコース
・日程は「コンパクトエコシステム」で確認ください。
令和4年環境経営士養成講座の案内 |
受験資格 | 特に制限等はありません。誰でも受講できます。 |
試験会場 | 日本経営士会東京本部
〒102-0084東京都千代田区二番町12-12BDA二番町ビル5F TEL03-3239-0691) |
受験費用 | ●ベーシックコース :1日コース 費用 1万3千円
●アドバンストコース:2日コース 費用 2万5千円
※日本経営士会 入会金30,000円 年会費25,000円(税込) |
試験方式 | ●「環境経営士養成講座」を受講し修了する。
テストに合格した人は、日本経営士会の審査委員会で審査を受けます。 |
試験科目 | 受講内容及びテスト範囲
●ベーシックコース:1日コース
※エコ検定など環境関係の資格保有者はベーシックコースは免除されます
【環境保全に関する基礎的知識】
・地球環境問題と国際的対策
・日本の環境問題と国内対策など
●アドバンストコース:2日コース
【企業の環境とCSRへの取組と支援に必要な知識】
・環境CSRと経営:企業の社会的責任、企業経営、環境経営
・企業における環境CSRの具体的取組
・本会の環境とCSR取組ガイドライン
・終了テスト |
試験関連情報 | 関連資格
eco検定
環境カウンセラー
環境マネジメントシステム審査員 |
問い合わせ先 | 一般社団法人日本経営士会 環境社会創出委員会 http://www.compact-eco.com/
〒102-0084東京都千代田区二番町12-12BDA二番町ビル5F
TEL:03-3239-0691 |
【以下の各項には一部広告が含まれています。】 |
教材(テキスト・参考書) | ・日本経営士会が主催する「環境経営士養成講座」で使用するテキスト
「環境CSRと経営」日本経営士会環境CSR事業部編
【環境経営士 おすすめ副読本】
・環境経営のグローバル展開:海外事業およびサプライチェーンへの移転・普及のメカニズム
・経営に生かすSDGs 講座 ―持続可能な経営のために― (環境新聞ブックレットシリーズ14) |
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