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資格名 | ITサービスマネジャー |
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資格の種類 | 国家資格 |
主催者 | 独立行政法人情報処理推進機構 |
資格の概要 | 経済産業大臣認定の国家資格。新試験制度のスキルレベル4に相当する試験。情報システム全体について、安定稼働を確保し、障害発生時においては被害の最小化を図るとともに、継続的な改善、品質管理など、安全性と信頼性の高いサービスの提供を行う能力を持つことを評価する試験、と定義されている。 |
試験の合格率・難易度 | ●難易度 【資格の難易度レベル】 (参考) 情報処理技術者試験の難易度 -------------------------------------------- ※参考データ
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試験の内容・勉強法 | 試験は、旧試験のテクニカルエンジニア(システム管理)試験の出題範囲をJIS Q 20000、ITIL に沿って再編し、マネジメント面をより重視した出題内容となっています。試験の大きな特徴は、テクニカル系の試験で唯一、論文による出題があることです。 ・午前ⅡではITサービスマネージャの専門に特化した、応用的知識レベルまたは高度知識レベルの問題が出題されます。過去問と同じ問題が半分程度は出題されてるようなので、しっかりと過去問を行っておくことが重要です。勉強方法は過去問中心で最低3年分は消化して丸暗記するくらいの勉強が必要です。論文記述は時間との戦いになりますので、よく言われることですが、論文作成の練習と、出題パターンに合わせた回答案ネタをあらかじめ作成し、実際に文章に起こす練習をしておくと良いと思います。時間を計測してやると尚良いでしょう。 ITサービスマネージャ試験は、最新技術よりも昔からの基盤技術に精通しているベテランのエンジニア向けの資格とも言えるかもしれません。また、リスク管理やコスト管理といった領域も出題範囲に含まれているため、経営のビジネススキルの分野の知識も必要とされ、総合的な性格を持っている試験でもあります。ただ、試験ではプロジェクトマネージャ試験やシステムアナリストと同様、午後1の事例解析、午後2の小論文の出来が合格の明暗を分けます。 IT関連の業務経験が全くない方の場合は、基本情報技術者、ソフト開発技術者などの資格から取得していくことがいいでしょう。知識レベルの目安としては、午前試験をパーフェクトに解答できるくらいの知識を身につけることが、最低ラインと考えてよいでしょう。また、論文が初心者の場合は、合格するための論文の書き方、をどうしても身につけなければ突破は困難です。論文対策には、スクールの論文対策講座や論文添削を一度は受ける必要があると思います。学習方法は、独学でマスターし合格する人もいるし、スクールに通う人もたくさんいます。どちらが良いかは、学習者の基礎能力や環境次第といえます。 また学習期間も基礎能力の違いなどで異なりますが、最低1年以上は考えておいた方が良いでしょう。実務経験で2~3年程度必要なレベルと言われています。ITサービスマネージャについて少し学習したとか、興味があるとかいうレベルでは絶対に合格できない試験であることは認識しておかねばなりません。 資格取得後は、情報システム系・ネットワーク系関連企業などが中心となります。この分野では、有資格者の優遇は確実です。システム利用者に対して技術的な助言・援助・支援を行うなどITサービスをマネジメントする業務において中心的役割を果たすことになります。 |
試験日程 | ・試験日:秋期(10月第3日曜日)のみ、年1回実施されています。 令和5年度情報処理技術者試験日程 |
受験資格 | なし。 誰でも受験できます。 |
試験会場 | 各都道府県に1箇所以上設けられている。受験を希望する試験地を出願時に記入、受験者の郵便番号から試験会場(大学等)が割り振られる。⇒試験地一覧 |
受験費用 | 7,500円(税込み) |
試験方式 | 試験はペーパー方式で、午前試験Ⅰ・Ⅱ、午後試験Ⅰ・Ⅱの計4つに分かれています。
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試験科目 | 午前試験は「知識」を問う試験で、午前試験Ⅰ・Ⅱの2種類があります。 ●午前試験Ⅱ |
試験関連情報 | |
問い合わせ先 | 独立行政法人 情報処理推進機構 IT人材育成本部 情報処理技術者試験センター http://www.ipa.go.jp/index.html |
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