資格名

IBAT国際取引業務検定

資格の種類

民間検定試験

主催者

一般社団法人 国際取引業務検定協会

資格試験の概要

           お知らせ】

現在「IBAT国際取引業務検定試験」は休止中で、再開時期も未定です。

国際取引の現場で即戦力となる人材を育成するために2017年に創設されたのが「IBAT国際取引業務検定」です。既に国際取引業務に取り組まれている方だけでなく、これから国際取引の世界にチャレンジしようとしている方にも活用できるように、試験では三国間取引の実務知識に加え、マーケティング知識や英語力等、国際取引の実務に必要となる知識を三国間取引の実務知識から、マーケティング知識や英語力など、国際取引の実務に必要となる知識を習得できます。第1回試験が2017年3月に実施された、新しい検定試験です。

試験の種類は2種類。国際取引の現場で即戦力となる基礎知識レベルを測る「Basic Level」と、海外駐在にも対応できるリーダーとしての資格を測る「Advanced Level」ですが、「Advanced Level」はまだスタートしていませんので、2018年現在は「Basic Level」だけが実施されています。
※Advanced Levelは2018年秋実施予定



合格率・資格難易度

難易度 
  Basic Level     「C」 やや易しい
  Advanced Level  「B-下」 普通の下位   

【資格の難易度レベル】
試験結果のデータが非公開なので精度の高い難易度はわかりにくいですが、試験がスタートして2年、その間の合格者数の推移をみて、合格率がそれほど変わってないと仮定すると合格者数の変動が大きい。これは知名度がまだ浸透していないことが原因しているように思われますが、国際ビジネス専門の貿易アドバイザー(AIBA)が監修している検定試験でもあるので、貿易実務検定と難易度評価項目を比較して検証することでこの試験の難易度を推定しました。
特に、Advanced Levelは第1回試験なので、試験が実施されるまでは何もわからないのですが、この試験の対象者が企業の中堅クラス社員(リーダーレベル)で、状況への判断を含めた自主的な行動に必要な知識やスキルが求められる試験であることなどから、難易度も暫定的な評価をしています。

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●合格率  受験者数、合格率など非公開
  2019年7月第7回IBAT国際取引業務検定試験結果
   (Basic Level)合格者数:62名

※参考データ
合格者数推移
・2018年5月第5回試験結果 (Basic Level)合格者数:49名
・2018年3月第4回試験結果 (Basic Level)合格者数:17名
・2017年12月第3回試験結果 (Basic Level)合格者数:9名
・2017年7月第2回試験結果 (Basic Level)合格者数:57名
・2017年3月第1回試験結果 (Basic Level)合格者数:69名

受験対策・学習法ほか

貿易業務が仕事の人は、その担当業務については精通しますが、国際取引全般の体系的な知識はつきません。また、貿易事務の実務経験がない人の場合は、輸出入の手続きに関する基礎的な知識のほか、取引・輸送・保険など、貿易に関する知識があると大変有利になります。このような方、双方に役立つ資格試験が「IBAT国際取引業務検定」です。
一方、貿易に関係する方や、関心を持つ多くの方が受験する試験といえば、貿易実務検定協会が実施する「貿易実務検定」です。貿易業務全般を試験範囲とする試験としては、今のところ日本で唯一の資格試験ですが、その試験の主催者である貿易アドバイザー協会(AIBA)がこのIBAT国際取引業務検定の試験問題についても監修を行っています。

そういうことから考えても、IBAT国際取引業務検定は国際取引の実務者からマネジメントレベルまで、国際取引のプロとして、さまざまなキャリアを目指していくことができる資格試験と言えます。現在貿易実務に従事してる方のキャリアアップだけでなく、これから国際取引の世界にチャレンジする方も幅広く活用できるでしょう。
講座やセミナーも開催され、公式テキスト「実践 国際取引業務ハンドブック」も発売されて、今年度中には上位の【Advanced Level】の試験もスタートする予定で、これから認知度もさらにアップしていくことだと思います。

受験資格

国際取引業務に興味がある方なら誰でも受験できます。

試験方式

【Basic Level】
●試験方式
 ・会場型ペーパー試験
 ・団体:IBT試験(Internet Based Testing)
●出題方式
  三肢択一・四肢択一・語群選択 形式
●出題数/試験時間
 国際取引業務:50問/1時間30分
 英語:25問/1時間
●合格基準
 満点200点で70%以上

【Advanced Level】
 ・準備中

試験科目

【Basic Level】
<出題科目>
●国際取引業務
 ・国際取引の基礎知識
 ・マーケティング・商取引
 ・輸出入
 ・外国為替・保険
●英語
 ・英語
 ・ドキュメンテーションの読解/輸出入関連の英語

<出題範囲>
 ・国際取引の新しい意味
 ・国際貿易体制の変遷
 ・国際取引のコミュニケーション
 ・国際取引の英語
 ・マーケティングのための基礎知識
 ・国際取引が成立するまでの流れ
 ・国際取引契約
 ・トレードタームズ
 ・貿易輸送
 ・現在の国際物流
 ・輸出入船積、通関実務
 ・輸出・輸入貿易等国際取引管理
 ・外国為替相場
 ・代金決済
 ・貿易金融
 ・信用状
 ・保険
 ・取引に関するクレーム
 ・実践ビジネス英語
 ・時事問題

スケジュール

●受験期間:通年
●申込方法:インターネット申込み

 2020年11月 IBAT国際取引業務検定試験日程
11月に実施予定の「国際取引業務検定試験」は、休止になりました。
再開される場合は、当協会のホームページでお知らせがあります。

試験会場

東京、大阪、名古屋

受験料

【Basic Level】
・会場型ペーパー試験:6,000円(税抜)
・IBT試験(団体):5,400円(税抜)
【Advanced Level】
・会場型ペーパー試験:8,000円 (税抜)

問い合わせ先

一般社団法人 国際取引業務検定協会 事務局
 https://www.ibat.or.jp
〒100-8228 東京都千代田区大手町2丁目6番2号日本ビルヂング8階
時間 9:00~17:30(土日祝日を除く)
電話番号 03-6778-5530
メール office@ibat.or.jp

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教材(過去問集)

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教材(テキスト・参考書)

【IBAT国際取引業務検定 おすすめ教材】
実践 国際取引業務ハンドブック【Basic Level】
実践 国際取引業務ハンドブック【Advanced Level】

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