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資格名 | 土地家屋調査士 |
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資格の種類 | 国家資格 |
主催者 | 法務省 |
資格の概要 | 土地家屋調査士は、依頼を受けて、土地や建物が場所、形状などを調査、測量して図面作成、不動産の表示に関する登記の申請手続などを行う測量及び表示に関する登記の専門家です。 試験では、特に測量や作図は職人レベルの技術が必要な世界なので独学は難しく、通信教育や専門スクールなどで指導を受けるのが無難でしょう。 ◆土地家屋調査士試験関連の情報
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試験の合格率・難易度 | ●難易度 【資格の難易度レベル】 -------------------------------------------- ※参考データ スポンサーリンク |
試験の内容・勉強法 | 合格率は10%以下で合格までの学習平均期間は1年~3年。また、試験の特徴や特殊性から、独学で勉強して合格するのは非常に難しく、かなりの勉強が必要です。費用も30万円以上かかり、探究心や根気強さが要求されます。一般的には、資格スクールや通信教育などで勉強して、合格を目指します。この試験は測量士補を持っていると、午前の試験が免除になるので、測量士補の資格を先に取得してから、土地家屋調査士試験を受けるという人がほとんどです。従って、土地家屋調査士の資格を取得したい場合は、測量士補の資格を取得するための勉強も同時並行で進めるのがベストです。他に、測量士、一級建築士、二級建築士の資格を有していても、申請すると「午前の部」の試験が免除されます。例年、5,000人前後の受験者があり、過去6年間の合格率を見ても8~9%台で推移しているため、合格率だけを見ると非常に狭き門といえますが、「午前の部」の免除制度などで測量士、測量士補、一級建築士・二級建築士などの有資格者も多く受験しています。 午後の部の試験は、午前の部と比べて難易度も高くなります。試験では筆記試験は多肢択一式と記述式で、択一、書式ともに基準点が設けられているので、まずその基準点をクリアすることが大切です。一方、口述試験は不合格者を出すための試験ではないのでほとんど人が合格します。そのため筆記試験を合格すればまず問題は無いと言えるでしょう。一般に公表されている合格率や難易度は、ほぼ、午後の部における合格率・難易度と言えます。 効率的に少ない学習時間で土地家屋調査士の試験に合格するには、大学の通信講座を活用する方法があります。既に大学を卒業している場合には、通信制の大学に編入して測量に関する科目を履修することで、試験勉強をしないでも短期間で測量士補の資格を取得することができます。二次試験が免除されることで勉強を一次試験に集中することができるため、この方法を活用すると良いでしょう。必要な学習時間は、1200時間~1800時間。受験者層の平均年齢は37歳前後です。 土地家屋調査士はかなりの難関資格ですが、業界内での評価も悪くありませんので、転職、就職の際、取得しておけば武器になることは間違いなく、就職も難しくなさそうです。独占的な権限が多い為、比較的独立はしやすいですが、収入は中の上といったところです。 会社に所属している場合はサラリーマンより少し良いぐらいが一般的。独立すれば営業力次第といえます。 土地家屋調査士事務所で経験を積んだあと、独立開業するのが一般的です。独自で顧客を開拓することも出来ますが、独占業務なので仕事の需要は安定しています。 |
試験日程 | ・試験日: |
受験資格 | 制限なし。誰でも受験できる。 |
試験会場 | ・全国各地 |
受験費用 | 8,300円(収入印紙) |
試験方式 | 試験は午前の部と午後の部に分かれています。 ●午後の部:口述試験 |
試験科目 | 不動産の表示に関する登記につき必要と認められる事項で、以下に掲げる内容 ※一部の試験免除規定 |
試験関連情報 | |
問い合わせ先 | ・各管区法務局または地方法務局総務課 TEL03(5213)1323 |
【以下の各項には一部広告が含まれています。】 | |
教材(テキスト・参考書) | |
教材(過去問・問題集) | 土地家屋調査士試験問題 |
講座・スクール |