資格名 | 投資診断士 |
資格の種類 | 民間資格 |
主催 | 一般社団法人投資診断協会 |
資格の概要 | 日本に正しい投資の考え方を根付かせることを目的に投資診断協会が設立され、その協会が投資に対しての理解を深め、正しい投資手法の啓蒙をしていく人材を世の中に増やすために創設した新たな資格が「投資診断士」です。2019年3月に第1回の試験が実施されました。
投資診断士は、現代社会において必要不可欠な各種の投資先や投資種類、仮想通貨やNISAなどの他、新たに生まれる様々な投資方法に関する知識を持ち、投資の考え方についてアドバイスをしていくための資格です。従って、職業として投資に関わりたい方だけでなく、正しい知識をもって投資に取り組みたいと考える方にお勧めの資格といえます。
投資診断士資格の取得には以下のような特徴やメリットがあります。
・数ある金融系の資格のなかでも「投資」の内容だけに特化した資格であること。
・研修を通して、仮想通貨やIT情報リテラシー等も含めた投資に関する幅広い知識が身につく。
・投資の考え方について啓蒙ができる。
・「投資診断士」の名称を名刺などに記載し、活用できる。
◆投資診断士になるためには、投資診断研修を受講し認定試験にて一定の成績を修める必要があります。
◆資格の更新
2年更新 資格更新料:20.000円(税別)
※投資診断士試験に関する情報
・集合試験は2021年3月20日(土)にて終了となりました。
受験希望者はCBT試験での申し込みをしてください。 |
試験方式 | ・試験方式:筆記試験(選択式)
・出題数/試験時間:60問/60分
・合格基準:60点以上(100点満点)で合格
(注)集合試験は2021年3月20日(土)にて終了となりました。以後はCBT試験のみになります。
※資格取得の流れ
(1)受験申し込み・入金
(2)教材到着・事前学習
(3)資格試験の受験
(4)資格取得
(5)修了証送付・資格登録 |
受験資格 | 特になし。誰でも受験が可能です。
※金融関係の仕事をしている方や、金融系の仕事を目指している方、投資に関する知識を深めたい方など、誰でも受験することができます。 |
試験科目 | ●研修科目
・投資診断協会 基本理念
・投資に関する基礎知識
・投資商品について(株式投資、投資信託、不動産投資、生命保険、暗号資産など)
・制度投資について(確定拠出年金、NISAなど)
・ポートフォリオの考え方
・投資診断士とは など
●研修教材
テキスト1冊
研修動画 360分(動画は専用のWEBサイトで視聴、テキストに沿って講師が説明してくれる)
※動画の時間は約6時間(360分)となっていますが、学習者の金融知識レベルによって学習必要時間は左右されます。 |
スケジュール | ・WEB申し込み方法
https://entry-ida.com/form-cbt.html?ad=med00001
・結果発表:試験日から1か月前後でメールにて通知
※申し込み後、1週間程度で教材などが届きますので、テキストや動画に沿って学習していきます。
(注)集合試験は2021年3月20日(土)にて終了しました。
CBT試験のみで実施中です。
日本全国260箇所から会場及び日程を選択できます。[確認はこちら] |
試験会場 | ●CBT方式
全国のCBT試験会場
●集合試験方式
札幌 東京 名古屋 大阪 福岡
※詳細はHPにてご確認ください。
https://entry-ida.com/?ad=med00001 |
受験料 | ・受験料 43,000円 ※研修教材・費用含む
(内訳)
研修受講料 33,000円(税別)
資格試験料 10,000円(税別)
合計 43,000円(税別)
※資格更新料 ¥20,000-(税別)試験合格から2年更新です。
更新の際には再度更新確認試験の受講が必要です。 |
資格難易度 | ●難易度
「C-下」 やや易の下位
【資格の難易度レベル】
基本的には、協会が実施する投資診断の研修を受講し、テキストでしっかりと勉強すれば合格できるレベルとされています。そのことから判断すると、合格までの必要な勉強時間はおおよそ20~30時間くらい。難易度の目安としては簿記3級やFP3級と同じ程度と想定されます。
不安な方や直前に復習したい方は、試験当日にテスト会場で無料の直前講習(30分)が開催されます。試験の傾向と対策を講師が教えてくれますので参加するといいでしょう。
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・合格率
非公開
※想定:合格率90%以上(金融系の基礎知識ある方)
※参考データ |
受験対策・資格の将来性 | 投資診断士は、まだ誕生したばかりの資格でもあり、他の金融系の資格と比べるとまだまだ知名度も低いですが、金融関係の仕事をされている方や、資産運用を始めたい方には投資の基礎知識を身につけるために大変有益な資格になります。受験対策も送られてくる教材で学べますので、学生や一般の方でも気軽に受験できます。
研修では、投資に関する基礎知識などの他に、株式、不動産、投資信託、保険、暗号資産などの投資商品や、iDeCo、NISAなどの制度投資、それにポートフォリオなど、投資に関する総合的な知識が学べます。フィナンシャルプランナーよりも投資に特化した内容になっています。
過去に受験した人の職業の傾向としては、生命保険の募集人などの現場の人や、不動産投資会社の方からの申し込みが多いようです。
試験に合格し、資格保有者になれば金融庁関連の情報や金融リテラシー向上のための情報など、業務に役立つメールが月2回配信され、統計数値やグラフデータ、顧客への説明資料のテンプレートなどの各種営業ツールも協会より提供されます。さらに、金融業界の著名人や専門家を講師とするセミナーや交流会も随時開催されるようです。
※投資診断士とファイナンシャルプランナー(FP)の違い
ファイナンシャルプランナー(FP)は金融商品の仕組みなどの知識を説明することが、この資格保有者の主な仕事になります。しかし、投資診断士は知識ではなく、実務面を指導するところに特徴があります。従って、知識だけを言えば、ファイナンシャルプランナー(FP)はどちらかというと「広く浅く」ですが、投資診断士は投資に特化して「狭く深く」というイメージになります。
また、相談への対応に関しても、ファイナンシャルプランナー(FP)の場合は、相談者の人生までを総合的に考え、家計管理や教育資金、老後の生活設計、介護や相続、資産運用などなど、非常に幅広い相談に対応することが、ところにになりますが、投資診断士の場合は株式、不動産、生命保険、FX、仮想通貨などの投資商品や、NISA、iDeCoなどの制度投資などの投資に特化したアドバイスすることが主になります。言い換えれば、投資診断士は投資に特化したアドバイザーと言えます。 |
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問い合わせ先 | 一般社団法人 投資診断協会 https://entry-ida.com/
東京都新宿区新宿3-2-1 京王新宿321ビル1F
TEL 03-6447-4104 |