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資格名 | ソフトウェア品質技術者(JCSQE) |
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資格の種類 | 民間資格 |
主催者 | (財)日本科学技術連盟 |
資格の概要 | (財)日本科学技術連盟が主催する「ソフトウェア品質技術者」資格試験は、日本のソフトウエア産業から品質事故を根絶し安全・安心な社会を実現するために、ソフトウェアの品質向上に関する知識を効率的に身につけることを目的に、資格認定制度として始まったものです。
本試験は、2007年11月に同連盟が公開した「SQuBOKガイド第1版」 をベースにし、初級、中級、上級の3段階により構成されています。 「ソフトウェア品質技術者(JCSQE)」は、ソフトウェア技術者が品質技術を身に付け、ソフトウェアの品質が向上を実現することを目的として、QAエンジニアだけでなく、開発者やプロジェクトマネージャなどソフトウェアに関わるすべての人を対象とした試験となっている。このJCSQEと良く似た名前の資格にJSTQB認定テスト技術者資格があります。試験を実施している法人は同じ日本科学技術連盟ですが、「JSTQB」はソフトウェアテストに特化した認定資格であり、「JCSQE」はソフトウェア品質に特化した認定資格です。 ◆ ソフトウェア品質技術者資格試験関連の情報 |
試験の合格率・難易度 | ●難易度 【資格の難易度レベル】 -------------------------------------------- ※参考データ |
試験の内容・勉強法 | 日科技連が主催し2008年末に始まった新しい資格試験。試験実施の年数がまだ浅く、合格基準も非公開ということもあり、詳しい傾向は不明ですが、今までに出題された内容等から見ると、問題は概ね素直で、用語の意味や考え方をストレートに問う内容が多いようで、知識問題で用語の意味を問う問題や、考え方を問う問題が幅広く出題されています。どれも出題はシラバスに沿っているので、受験対策としては、連盟で案内している参考書籍を使って範囲を広く学習するのがいいでしょう。
初級では、主にソフトウェア技術者が身につけておきたい品質技術に関して、その概念や用語を知り、かつ背景を理解した上で、具体的な例を挙げて説明することができるレベルとされています。また、中級は品質技術に関して、概念や用語だけでなく、技術や使い方を詳しく理解し実用的な問題を解決するために、その知識を応用できるレベルとされています。そのため、学習方法としては、シラバスに沿って参考書籍「ソフトウェア品質知識体系ガイド―SQuBOK Guide」を読み、レベルL1は用語の意味を押さえること。レベルL2、L3は用語の意味と考え方をガイドに沿って理解しておくことです。問題は、SQuBOKガイドのカバーする範囲が広いため、学習ボリューム(時間数)が大きくなるので、ゆっくり時間をかけて勉強するのが良いと思います。数日間の対策や一夜漬けで一気に学習しようとするのは無理があり、難しいと思います。 この資格は、ソフトウェア品質の各要素を有機的に結びつけて活用できる知識体系の基盤作りに有益な資格になると思われますが、現在は初級、中級のみですが、上級の試験も新設される予定になっています。 |
試験日程 | ●試験実施 |
受験資格 | 受験資格はありせん。 中級試験も、初級試験合格者でなくても受験出来ます。 |
試験会場 | ・初級 仙台、東京、大阪、名古屋、福岡 |
受験費用 | ●初級資格試験 10,800円(税込み) |
試験方式 | ●初級 ※中級試験の出題内容内訳 |
試験科目 | ●出題内容は、「ソフトウェア品質 知識体系ガイド_SQuBOK Guide」をベースとして、ソフトウェア品質全般に関する知識を問う内容になっています。 ・初級の出題範囲:シラバス(Ver.1.1)に準拠しています。 |
試験関連情報 | |
問い合わせ先 | 〒166-0003 杉並区高円寺南1-2-1 |
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