資格名 | 生産士 |
資格の種類 | 民間資格 |
主催者 | (学)産業能率大学 |
資格の概要 | 生産士プログラムは、数多くのコンサルティング経験をもとに管理技術を体系化したものです。ものづくりのプロセスの中で、与えられた領域をいかに効果的に管理するかという視点で、自己管理、職場管理、製造管理、工場管理のスキルを磨きます。「生産士」は、(学)産業能率大学が認定する管理技術のエキスパート資格です。
特に企業では生産管理部門などでの必要な知識があるかを図るもので、管理技術のスペシャリストや責任者としての資質や知識、技能を証明する資格です。通信講座(通信教育)を修了し、認定試験に合格した方を、生産士として(学)産業能率大学が認定します。毎年、約1,000人の方が生産士として認定されています。
資格の等級は1級~4級まであり、1級は 生産担当部長や工場長、2級は生産部門の管理・監督者、3級は生産部門のリーダーを主な対象とした試験です。各等級の合格基準は以下のようになっています。
- 生産士1級: 設計から製造までの一貫生産管理ができる。
- 生産士2級: 調達から製造までの一貫製造管理ができる。
- 生産士3級: 製造活動を構成する生産職場の管理ができる。
- 生産士4級: 作業活動の管理ができる。
生産士の認定試験は各級の対象者であれば受験できますが、(学)産業能率大学では受験対策用の通信教育講座(スクーリングを含む)を実施しており、事前に体系的学習をしたあとでその成果の確認として試験を受けたほうが効果的と言えます。
◆生産士試験関連情報
2020年11月の開催をもって、公開型の生産士資格認定試験は終了いたしました。
今後は企業・事業所単位での開催のみになります。
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試験の合格率・難易度 | ●難易度
「D」 易しい
【資格の難易度レベル】
生産士は管理技術のスペシャリストとも言われます。試験ではスクーリングを活用した講座を受講しますが、この講座が生産士認定試験の受験対策講座になっており、学習課題に沿った現場の事例を織り交ぜながら演習を中心に進められます。1級以外は、通信講座テキストでまじめに勉強していれば合格は問題ありません。1級を受験する人は併せてスクーリングを受講し、演習課題が問題なく理解でき、こなせるようになることを目指して学習しましょう。
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●合格率
2017年度生産士試験結果
3級 55.6%(合格者数/受験者数 333/599)
※参考データ
・2016年度生産士試験結果
1級 40.6%(合格者数/受験者数 101/249)
2級 59.4%(247/416)
3級 57.3%(297/518)
4級 87.0%(120/138)
・2015年度生産士試験結果 合格率
1級47.7%(合格者数/受験者数 92/193)
2級 73.4%(278/379)
3級 64.7%(326/504)
4級 94.7%(126/133)
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試験の内容・勉強法 | この「生産士制度」を人材育成の観点から人事制度と結びつけ、また現場で働く方々のキャリア形成を目的とした自己啓発テーマに採用している企業も数多くあり、毎年、約1,000人の方々が生産士として認定されています。
1級、2級、3級は東京地区で毎年、スクーリングと認定試験が行われます。通信講座を修了し、直接公開試験で受験することに不安がある人は、費用はかかりますが、スクーリングと認定試験を受けると良いでしょう。
※参考
受験対策講座(スクーリング)1級・2級・3級概要(東京のみ)
学習課題に沿った現場の事例を織り交ぜながら演習を中心に進められます。
<講座内容>
生産士講座第1科目のポイント解説および課題演習
生産士講座第2科目のポイント解説および課題演習
生産士講座第3科目のポイント解説および課題演習
生産士講座第4科目のポイント解説および課題演習 |
試験日程 | ●試験実施:毎年11月頃
※2020年度生産士資格取得試験と講座(コース)
試験は終了しました。
2020年11月の開催をもって、公開型の生産士資格認定試験は終了いたしました。 |
受験資格 | 年齢、性別、学歴等に制限はありません。
ただし、各級の通信講座を受講し、修了する必要があります。
※通信講座の受講期間
全級(1級~4級)
・受講期間 4ヵ月
・在籍期間 8ヵ月 |
試験会場 | ・公開認定試験 1・2・3・4(基本)級
東京・名古屋
※スクーリング1・2・3級は、東京地区のみ |
受験費用 |
- スクーリングと試験:17,280円
- 試験のみ:3,240円
※通信講座受講料
・生産士3級:21,600円(受講期間 4か月 在籍期間8か月)
・生産士2級:23,760円(受講期間 4か月 在籍期間8か月)
・生産士1級:25,920円(受講期間 4か月 在籍期間8か月) |
試験方式 | ※通信講座(通信教育)を修了した方が受験する認定試験です。
※毎年10月頃、生産士 通信講座を受講された方に「生産士スクーリング・認定試験」の案内及び申込書が送られます。
●試験は筆記試験で、コンピュータ採点方式です。
●各等級の合格基準は次のようになっています。
- 生産士1級: 設計から製造までの一環生産管理ができる。
- 生産士2級: 調達から製造までの一環製造管理ができる。
- 生産士3級: 製造活動を構成する生産職場の管理ができる。
- 生産士4級: 作業活動の管理ができる。
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試験科目 | ●筆記試験
1級:専門知識と意思決定、生産活動の計画と統制、問題解決等の総合管理
2級:生産工場における調達・製造活動の管理のための中堅管理者の実力養成
3級:作業の計画と分析等、生産作業の現場管理の効率化
4級:生産活動の一般常識、正しい作業と問題解決の進め方 |
試験関連情報 | |
問い合わせ先 | (学)産業能率大学 総合研究所
マーケティングセンター 社会人学習係
http://www.hj.sanno.ac.jp/ps/course/list/4005
TEL:03-3704-9113
FAX:03-3704-9456 |
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