資格名 | SC経営士 |
資格の種類 | 民間資格 |
主催者 | 日本ショッピングセンター協会 |
資格の概要 | SC経営士は、ショッピングセンター(SC)の経開発や管理・運営、あるいはそれらに関するコンサルティングを行うための専門知識・技能があることを日本ショッピングセンター協会が認定する資格で1992年に創設されました。現在、約500名のSC経営士が、さまざまなSCのビジネスシーンで活躍しています。
SC経営士になるためには、当協会が実施するSC経営士試験に合格することが必要です。 試験はSCに関する専門知識や能力について筆記試験(一次試験)と論文および口頭試問(二次試 験)が実施されます。この試験に合格し登録された方を、SC経営士として認定されます。
※SCとは、生活者の求める利便性や快適性を提供する商業・サービス施設のことです。 |
試験の合格率・難易度 | ●難易度
「B」 普通
【資格の難易度レベル】
一次試験では筆記5科目、2次試験では論文と口頭試問が課されます。二次試験の論文の課題は事前に公開され、その課題について 8,000 字ほどの論文を執筆し、口頭試問ではその論文に対する質疑応答が行われます。試験の結果は非公開になっていますが、受験資格から考えて受験者層の知識レベルは低くないはずなので、一次試験は易しくないはずです。ただ、二次試験の難易度は高くないので、一次試験で合否が決まる試験といっても過言でないようです。
また協会主催の通信教育のテキストからの出題が多いため、通信教育を受講する人は、実務経験があればそれほど難しくないはずです。総合的に判断すると、基礎知識+実務経験で合格できる試験になっており難易度はそれほど高くないので、難易度は「C」でもいいようですが、受験者層のレベルの高さを考えて、その分を加味して「B」としています。SC 経営士試験では暗記事項が多いということから、若い受検者が増えていると言われています。
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●合格率
非公開 (一次30~40% 二次90%前後の予想)
2022年度第31期SC経営士試験結果
1次試験合格者数 47名
2次試験合格者数 47名
※参考データ
・2020年度第29期SC経営士試験結果
1次試験合格者数 40名
2次試験進出者数 51名
2次試験合格者数 48名
・2019年度第28期SC経営士試験結果
1次試験合格者数 60名
・2017年度第26期SC経営士試験結果
1次試験合格者数 55名 2次試験合格者数 49名
・2015年度第24期SC経営士試験結果
受験者数229名 1次合格者数 74名 2次合格者数 75名
最終合格率32.8%
※累計の合格者人数は 2015 年現在 660 人。
・2014度第23期SC経営士試験結果
受験者数156名 1次合格者数40名 2次合格者数36名
最終合格率 23.1% |
試験の内容・勉強法 | 「SC経営士」のSCとは、ショッピングセンター(SC)の略称。
ショッピングセンターの経営・開発や管理・運営、またはそれらのコンサルティングや相談のためには専門知識が必要とされる。そのため、この「SC経営士」資格に対する企業の評価は非常に高い。業界では評価が高い資格であるため、資格取得すれば、そのスキルをアピールすれば、この資格は武器になります。
試験とその対策について、試験は一次試験と二次試験からなります。一次試験は過去問もあり公式サイトにも掲載されていますし、実務体験されている人や実務の知識のある人なら心配はいりません。試験問題は主に通信教育のテキストから出題されていることが多いのでテキスト内容はひと通り読んで把握が必要です。過去問と照らし合わせて、テキスト中での出題傾向をつかんだ勉強が効果的です。通信教育受講を前提にした試験なので、通信教育でしっかり学習していない人は合格は難しくなります。
※試験問題の出題は、協会の通信教育である「SC開発士」、「SC管理士」の両講座のテキストや協会発行の「SC経営戦略-SCManagement Book-」に準拠しています。
二次試験は一次試験合格後に与えられる課題についての論文提出と口頭試問です。ただ、二次の合格率は90%前後なので実質的には試験は一次試験のみと考えていいでしょう。
受験料や通信講座の受講料などが高く、一般的な資格でもないのですが、将来SC運営の仕事を希望する人やコンサルタントを目指す人が知識レベルを上げるには有効だと思います。
SC経営士の資格の有効期限は5年間。5年ごとに更新が必要となります。更新のためには登録更新講習の受講と登録料が必要です。
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試験日程 | ●試験実施:1次試験は9月、2次試験は12月に実施される。
第33期(2024年度)SC経営士試験受験案内 |
受験資格 | ●一次試験は年令、学歴、職歴等に関係なく、誰でも受験することができます。
但し、二次試験(論文と口頭試問)は、次のいずれかの条件を満たす方が受験できます。
(1)SC事業に関連した職種で、5年以上の実務経験を有すること。
(2)実務経験が5年に満たない場合は「一次試験合格者」とし、一次試験合格後10年以内に受験の前後の実務経験を合算して、通算5年以上の実務経験を経た後、資格審査を経て二次試験を受験できる。 |
試験会場 | 東京、大阪 |
受験費用 | 21,600円
※登録料 16,200円 (有効期間5年間) |
試験方式 | ●筆記による1次試験と、論文と口頭試問による2次試験から構成されています。
●解答方法は、マークシート方式です。
(科目別試験時間と点数配分)
1次試験
・SC経営戦略 90分/150点
・SC開発 60分/100点
・SC管理 60分/100点
・商業一般 45分/75点
・経済一般 45分/75点
合計 300分/500点
2次試験
論文提出および口頭試問
・口頭試問の時間は約10分
・論文のテーマ、口頭試問の案内などは、二次試験受験資格審査合格者に直接連絡。 |
試験科目 | ●1次試験
SCのマネジメント、SCの開発及び管理運営を円滑に遂行するために必要な専門知識と、商業・経済の一般常識についての筆記試験。
・1次試験
(専門科目)
1.SC経営戦略:SC経営において、総合的に必要とされる知識があるかを判断する。
2.SC開発:SCを開発するうえで必要となる知識があるかを判断する。
3.SC管理:SCを管理・運営する上で必要な知識があるかを判断する。
(一般科目)
4.商業一般:SC・流通業・小売業に対する知識があるかを判断する。
5.経済一般:SCを取り巻く経済問題についての知識を判断する。
※一次試験の科目免除
・当協会通信教育講座(SC開発講座・SC管理運営講座)を受講した方で、優秀賞を受賞した方はSC開発、SC管理科目の受験が免除となります。
「SC開発講座」の修了者:SC開発実務が免除される。
「SC管理運営講座」の修了者:SC管理実務が免除される。
「SC開発」「SC管理運営」両講座の修了者:SC開発とSC管理
●2次試験
論文と口頭試問
実際にSCの開発および管理運営、マネジメントを行うことができる実務能力とSC経営士とし ての適任性について、論文と口頭試問を実施し総合的に判断されます。ただし、最終的には口頭試問 の評価が重視されます。
※2次試験の免除
SCアカデミー修了生(1~15期生)は二次試験が免除されます。 |
試験関連情報 | 【資格の難易度情報】
・資格の難易度とランキング
・ジャンル別資格の難易度ランキング
●試験関連情報
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●関連資格
販売士 |
問い合わせ先 | 一般社団法人日本ショッピングセンター協会(JCSC) TEL 03-5615-8510(代表) http://www.jcsc.or.jp/
〒112-0004 東京都文京区後楽1丁目4番14号 後楽森ビル15階 |
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