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資格名 | 作業環境測定士 |
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資格の種類 | 国家資格 |
主催者 | 財団法人安全衛生技術試験協会 |
資格の概要 | 「作業環境測定士」は、鉛や放射性物質、有機溶剤や鉱物の粉塵などが発生する作業場、粉塵の発生する作業場などの作業環境を測定し、デザイン・サンプリング、分析を行い、職業性疾病から労働者者を守るための指導、改善を行う専門家です。 スポンサーリンク 作業環境測定士には第1種作業環境測定士と第2種作業環境測定士の2種類があります。第1種は、デザイン・サンプリングおよび簡易測定器を用いた分析など、作業環境測定士に認められているすべての業務を行うことができます。また「鉱物性粉じん」「金属類」「有機溶剤」「特定化学物質」「放射性物質」の5区分があります。第2種は、デザイン・サンプリングを行うことができますが、分析については「デジタル粉じん計による粉じんの測定」と「検知管を用いた一定の有機溶剤または特定化学物質の測定」以外は行うことができません。 |
試験の合格率・難易度 | ●難易度 【資格の難易度レベル】 -------------------------------------------- |
試験の内容・勉強法 | 有害物質を取り扱う作業場の事業者には、作業環境測定を定期的に実施し、その結果を保存することが義務づけられています。また、特定の作業場の作業環境測定は、作業環境測定士が独占して行うことになっており、職業性疾病から作業者を守る立場の人材としてその役割は重要です。 試験対策は、協会が出版しているテキストでほぼ問題なく行けます。特にデザインサンプリングは協会のテキスト以外に有効なものはありません。それほど難しい試験ではありませんが、難しい科目を上げるとすれば、分析概論でしょう。学校などで化学分析の経験がなく、知識のない人にはやや苦しいかも知れません。試験対策は協会の出版しているテキストと過去問集中心の勉強で問題ないと思います。 ※作業環境測定士を取得すると、下記の資格取得で免除が受けられます。
◆<作業環境測定士講習(登録講習)>について 講習には、第2種測定士をめざす方のための第2種講習と第1種測定士をめざす方のための第1種講習があります。 |
試験日程 | ●試験実施 |
受験資格 | 1.大学、専門(理系)卒業者で、1年以上の実務経験者 |
試験会場 | 北海道、宮城、東京、千葉、愛知、兵庫、広島、福岡 (各安全衛生技術センター) |
受験費用 | ・第1種(共通科目+選択科目)13,900円~27,100円(選択科目が1科目増すごとに3,300円増) |
試験方式 | ●第2種 学科 マークシート試験(五肢択一式) |
試験科目 | ●第2種作業環境測定士 |
試験関連情報 | |
問い合わせ先 | 財団法人 安全衛生技術試験協会 |
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