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資格名 | 臨床検査技師 |
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資格の種類 | 国家資格 |
主催者 | 厚生労働省各地方厚生局 厚生労働省医政局医事課 |
資格の概要 | 医学の進歩によって、超音波などの新しい検査方法が次々に開発されてきていますが、このようなハイテクの医療機器を使って、正しい診断基礎データを提供するのが医学検査のエキスパートである臨床検査技師です。検査する内容は非常に幅広く、微生物から微生物、血液、心電図、脳波などが含まれ、女性にも人気の高い国家資格の一つになっています。 スポンサーリンク 臨床検査技師になるには高等学校を卒業後、大学や専門学校で臨床検査技師の養成課程を修め、国家試験に合格しなければなりません。必要な基礎科目や専門科目を最低3年間修得した後(卒業が要件)、臨床検査技師国家試験に合格。その後、厚生労働省に臨床検査技師免許を申請し、臨床検査技師として登録すれば臨床検査業務に従事できることになります。 (参考) |
試験の合格率・難易度 | ●難易度 【資格の難易度レベル】 -------------------------------------------- ※参考データ |
試験の内容・勉強法 | 臨床検査技師の資格を取得するには、まず国家試験の受験資格をどういう方法で得るか、その道筋から考えるのがよいでしょう。その一つが、厚生労働大臣認可の臨床検査技師養成課程を持つ専門学校への進学という方法です。この方法では、3年制(夜間の場合は4年制)の専門学校で、指定された93単位以上の教養・検査技術関連の科目を履修し、同時に、義務付けられている実際の医療の現場での臨床実習7単位を取得するという方法です。 専門学校で必要な基礎科目や専門科目を3年間修得し卒業したら「臨床検査技師国家試験」の受験資格が得られます。臨床検査技師国家試験にチャレンジできるのはそれからです。
主な就職先は、病院、保健所、臨床検査センター、衛生検査所、製薬メーカー、食品メーカー、医療機器メーカーなどで、幅広く需要は多くありますが、供給過剰で就職は難しくなっています。勤務先が病院や保健所の場合では、検査部に所属し、医師や看護師と連携してチーム医療に取り組むことになります。また臨床検査センターの場合は、血液や細胞、細菌、ウイルスなどの検査を専門に行う機関であるため、他の臨床検査技師と協力して数多くの検査に取り組みます。また、医療機器メーカーの場合は、専門家として営業担当者をサポートしたりする業務が多くなるでしょう。 臨床検査技師の資格を取ると二級臨床検査士の受験資格が得られます。二級臨床検査士には、血液学、 微生物学、臨床化学など8部門があります。試験は筆記および実技試験がありますが、試験対策の講習会やセミナーなども開催されています。 臨床検査技師だけでは就職が難しくなってきているため、関連する医療資格を在学中に取得しておこうという学生が増えており、併せて取得を目指す資格には細胞検査士や超音波検査士が多いようです。特に超音波検査士は今、注目されている資格ですが、臨床経験が必要なため卒業後でないと認定が受けられません。受験資格は、看護師や臨床検査技師の免許所持者で、さらに日本超音波検査学会の会員で専門医の推薦が必要となります。 |
試験日程 | ●試験実施:毎年2月中旬(詳細は官報で告示される) (令和5年実施)第69回臨床検査技師国家試験日程と要綱 |
受験資格 | 1.大学入学有資格者で、指定の臨床検査技師養成所等で3年以上知識・技能を修得した者。 ※受験資格は大学の4年制、短期大学の3年制、また専門学校では3年制と4年制の過程が設けられています。臨床検査に関連しない大学を卒業して受験資格を持つこともできます。 |
試験会場 | 北海道、宮城、東京、愛知、大阪、広島、香川、福岡、沖縄の9会場 |
受験費用 | 11,300円(収入印紙を受験願書に貼付して納付します) |
試験方式 | ●出題形式 :5肢択一または択二形式のマークシート方式 |
試験科目 | 試験科目は「臨床検査技師国家試験出題基準(ガイドライン)」で決められており、科目数は10科目です。 |
試験関連情報 | |
問い合わせ先 | ・厚生労働省各地方厚生局 厚生労働省医政局医事課試験免許室 TEL03(5253)1111 |
【以下の各項には一部広告が含まれています。】 | |
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