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資格名 | 細胞検査士 |
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資格の種類 | 民間資格 |
主催者 | 日本臨床細胞学会・日本臨床病理学会 |
資格の概要 | 人間の体を構成している約60兆個の細胞を良性細胞か悪性細胞か見分けたり、良性細胞の中から少数の悪性細胞(がん細胞)を見つけ出す検査のことを細胞診(細胞検査)と言い、その細胞診をする検査技師のことを「細胞検査士」といいます。また、細胞検査士は別名「スクリーナー」とも言われます。
日本国内において正式な細胞検査士資格を得るには、臨床検査技師の国家試験に合格し、病院または登録衛生検査所などでの細胞診業務を1年以上経験するか、細胞検査士を養成する大学の研修コースまたは特定指定施設で研修修了の後、日本臨床細胞学会の実施する認定試験に合格することが必要です。現在では、細胞検査士教育は4年制大学が主流になっていますが、養成校以外に専門医取得と同様のレジデント制度のある医療機関もあり、働きながら認定取得を目指すことも可能になっています。 ※この資格保有者は、資格取得後も4年ごとの資格更新のために、実務の他に学術集会等に参加するなどして、所定の単位取得が義務づけられています。 |
試験の合格率・難易度 | ●難易度 【資格の難易度レベル】 ●合格率 ※参考データ |
試験の内容・勉強法 | 1次試験対策は、マーク形式の筆記試験であることからも過去問中心の勉強でカバーできますが、ただ、過去問は学会誌には掲載されますが解答がないのが難点です。 スポンサーリンク 試験に確実に合格するためには、臨床細胞学会が主催する2週間養成コースなどを受講すればいいと思います ⇒詳細はこちらで。北里大学などの特別に認定を受けた大学では、大学在学中に国家資格取得見込みで細胞検査士資格試験を受検することができるようになっています。 細胞検査士認定試験合格者には、国際細胞検査士認定試験 (International Cytotechnologist : IAC)の受験資格が与えられます。この試験は2年に1回、東京であります。 細胞検査士は、細胞検査の専門職として医療現場からの評価は高く、就・転職に非常に有効な資格です。資格を取得すれば、細胞検査士は臨床検査技師の上級職にもあたり、就・転職に困ることはないでしょう。がん専門病院、大学病院、一般病院、検診センター、検査センター、大学・研究機関などで、医療現場のスペシャリストとして働くことができます。 |
試験日程 | ●試験実施:毎年1回 |
受験資格 | ●認定試験の受験資格を得るためには、次の3つの方法があります。 ※「平成30年度試験の受験資格」を参考に概要する項目を見てください。 |
試験会場 | 1次試験: 大阪 |
受験費用 | 32,900円(うち受験手数料500円) |
試験方式 | 1次試験と2次試験で構成されています。 |
試験科目 | 試験は主に以下の項目について、1次と2次に分けて実施されます。 1. 細胞診に必要な基礎知識の概略 ※細胞診のスクリーニングは腫瘍の診断ならびに炎症、 内分泌、 その他の領域でも極めて重要な検査であるため、 以下のことが要求されます。 |
試験関連情報 | |
問い合わせ先 | 日本臨床細胞学会 03-5577-4680 http://www.jscc.or.jp/ |
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