資格名

JREC認定リフレクソロジスト試験

資格の種類

民間資格

主催者

JREC 日本リフレクソロジスト認定機構

資格の概要

リフレクソロジー(Reflexology)とは、reflex(反射)とology(学・論)の2つを合わせた造語で反射療法とも呼ばれる健康法です。主に足の裏の特定部位を押せば体の特定部位に変化が起こる現象を利用し、疲労の改善などをはかる療法を言い、 リフレクソロジーが普及する初期には「足裏マッサージ」とも呼ばれていました。リフレクソロジーを施す人のことを「リフレクソロジスト(Reflexologist)」と呼びます。

「リフレクソロジスト」は、健康を維持するための知識をもちながら、顧客に心地よいリラクゼーションを実現し、心身の健康維持のお手伝いができます。そして、その技術や知識の段階に応じて、ライセンス認定が行われます。リフレクソロジスト関連のライセンス認定にはいくつかありますが、一番信頼度が高いのが、日本リフレクソロジスト認定機構が主催する「JREC認定リフレクソロジスト」資格です。
JREC認定のリフレクソロジストのレベルには、レギュラー、マスター、インストラクター、トップインストラクターの4種類があり、段階的にステップアップしていけるようになっています。



【ライセンスの認定レベル】
 ・レギュラーライセンス
リフレクソロジーの基礎を修得し、クライアントに対して施術およびサービスを滞りなく行う技能があることを認定されたレベル。
 ・マスターライセンス
リフレクソロジーの施術技術を修得し、クライアントに対しての継続的な健康管理のアシストができ、そのために必要な身体の仕組みや栄養素の働き、その他の生活アドバイスの技能があることを認定されたレベル

※協会直営校の指定の講座には通学、通信、宿泊コースがあります。通学は、3週間・3ヵ月・5ヵ月コース、2週間熱海合宿コースや1年制の特別コースもあります。通信の受講期間は最短6ヵ月。 講座の期間・時間数は、おおよそ3~12ヶ月(学習時間:90~120時間程度)です。

試験の合格率・難易度

難易度 
  「D」  易しい

【資格の難易度レベル】
筆記試験では、リフレクソロジーの歴史や足裏の構造、反射の仕組みなどの問題が出題されますが、基本的な知識を講座などで学んでから試験を受ければ、決して難しくありません。マスターコースでは実技試験がありますが、実技は独学で十分に学習することが難しいので、自分でリフレクソロジーの店に行って施術を受けてみるだけでもやっておくと役立ちます。リフレクソロジーの民間資格では、通信教育や短期の講習で取得できるもの短期などもありますが、この資格の受験には所定のカリキュラム修了が前提となるため、受験資格を取得するまでに時間を必要とします。通信講座も通学コースで学ぶ場合も、大事なことはこの間の空いた時間にテキストやDVDで勉強した内容を必ず復習することです。
JRECリフレクソロジースクールの公式サイトによると、スクールの直営校で学んだ人のJREC認定リフレクソロジストライセンスの合格率は98%となっていますので、普通に勉強しておけば合格できます。
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●合格率
  非公開(90%以上の想定)

試験の内容・勉強法

「リフレクソロジー(Reflexology)」は、人の健康管理や、体の癒し、セラピーなどに興味がある人に向いています。顧客の要求や体調などを聞いて、それに応じて施術をすることになるので、人とのコミュニケーション力や観察力が必要とされます。また足裏への施術を覚えるだけでなく、食生活など健康全般について関心を持ち、勉強を続けられる人でなければなりません。 リフレクソロジストの養成スクールでは、現場実習の授業が多く、実践的な技術を身につけることができますので、JREC認定校でまじめに受講し、修得すれば、資格はほぼ取得できます。 
リフレクソロジーの基本となる足つぼの知識をはじめとして、生理学、トリートメントの方法、接客技術などの知識をスクールで学び、そこで発行する資格を取得しておくといいでしょう。



技術面は専門学校などで学べばひと通りの技術習得はできますが、常に新しい情報や療法を学び続ける気持ちと姿勢がないとなかなか続けられない仕事でもあります。
日本国内でもリフレクソロジーの社会的認知度も高まってきており、独立開業を目指す人には、医療・健康関連にプラスαの価値として非常に将来有望な資格といえます。

仕事は、リフレクソロジー専門のサロンやエステティックサロンなどになります。マッサージとは異なる技術なので、独立後のことを考慮して、整体やボディセラピーなど別の資格を併せて取得する人もいます。また、スキルを磨いた後、自宅の一室などを活用し、独立開業する人も多いです。また、専門学校で技術習得後、爪の美容の盛んなアメリカに就業に行く人も少なくありません。
スクール系列のサロンなどがある場合は、卒業後に店舗の研修生として働き、それから社員になるという道などもあります。ネイルに関する技術だけでなく、メイクやスタイルに合わせたトータルコーディネートができるようなファッションセンスを磨くと良いでしょう。

※「リフレクソロジスト」は、「2018年主婦でもしっかり稼げる資格6選」の1つに選ばれました。

試験日程

●レギュラーライセンス
 年3回(3月・7月・11月)
●マスターライセンス
 年2回(4~5月・10月)

2023年度 JRCリフレクソロジーライセンス認定試験日程
  ・レギュラー(第1~3回試験)
  ・マスター(前期・後期試験)東京 (後期試験)大阪

受験資格

受験資格は、JREC認定の全国の指定校又は加盟校で、レギュラーライセンス登録審査対応カリキュラムを修了し、スクールよりJRECレギュラーライセンス登録審査の受験について許可された方が対象になります。

・レギュラーライセンス
REC加盟校でレギュラーライセンス対応講座を修了した方。または、修了前でもスクールの規定に則り受験資格を与えられた方。 
・マスターライセンス
JRECのレギュラー会員であり、JREC加盟校でマスターライセンス対応講座を修了された方。または、スクールの規定に則り受験資格を与えられた方。
※医師/鍼灸指圧マッサージ師/柔道整復師/助産師については、申請により筆記試験は免除されます。

試験会場

●レギュラーライセンス 東京
●マスターライセンス 東京・大阪

受験費用

●レギュラーライセンス
 ・登録審査受験料 11,000円(税込み)
 ・登録料 16,500円(税込み)
 ・年会費 13,200円(税込み)
●マスターライセンス
 ・登録審査受験料
  筆記試験 11,000円 実技試験 22,000円
 ・登録料 33,000円
 ・年会費 13,200円
※講座の費用は入学金、受講料を含めて40万円~45万円程度。

試験方式

・レギュラーライセンス
ライセンス登録審査の試験時間は、筆記試験2時間(穴埋め、選択式で50問程度)。
実技試験はありません。
※リフレクソロジーを行うにあたり必要となる基礎知識の修得度を判断・評価されます。
・マスターライセンス
筆記試験 2時間、実技試験 実質約1時間(口頭試問含む)/1人
※リフレクソロジー、身体の仕組み、栄養素の働きから、リフレクソロジストとして必要最低限の知識が身についているか、適切な施術技術が備わっているかが判定されます。

試験科目

●筆記試験
 ・禁忌
 ・衛生
 ・法令
 ・トリートメントの基礎知識
 ・解剖生理
 ・栄養学 など

試験関連情報

問い合わせ先

日本リフレクソロジスト認定機構(JREC)
https://www.jrec-jp.com/
〒171-0022
東京都豊島区南池袋1-25-9
今井ビル5F
TEL:03-5950-3211/FAX:03-5950-3001

【以下の各項には一部広告が含まれています。】

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