資格名 | 実用マナー検定 |
資格の種類 | 民間検定試験 |
主催者 | マナー文化教育協会 |
資格の概要 | 「実用マナー検定」は、社会人としてビジネスの現場や人間関係の構築に必要なマナーの習熟度について判定する検定試験、すなわち社会人にとって必要なマナーをどの程度身につけているのかを判定する資格です。
試験級は、1級、準1級、2級、3級、準3級の5ランクがあります。その中で、準3級はWebによる試験、準1級、2級、3級は在宅試験、1級は会場受験になります。
3級、2級、準1級、1級の各級合格者には全員に認定証が交付されます。また受験に関しては、3級・2級・準1級を同時に受験することもでき、 30日程度で資格取得が可能です。但し、受験料も各級受験より安くなりますが、 同時に受けた受験級全てに合格しないと資格が認定はされません。
実用マナー検定は、以下のような方に役立つ、というコンセプトで作られています。
- 社会人として要求されるマナーの知識を身に付けたい方
- 日常の社会生活や暮らしをより楽しく意義深いものにしたい方
- マナー教育や社員研修などの業務に携わっている方
- さまざまな分野での社会的な飛躍を目指す方
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就職率の低迷が続く中、企業が求める人材はコミュニケーション能力とマナーを併せもった人であることは変わりありません。また、就職活動を控えた人や、マナー教育や研修分野で活躍したい人には、この検定試験で勉強できることは役立つと思います。また、ビジネスシーンだけでなく、日常生活に即したマナーの習得にも対応していることから、毎日の暮らしを意義深い充実したものにしたい人などにも向いた検定だと思います。 |
試験の合格率・難易度 | ●難易度
2級・3級・準3級 「D」 易しい
準1級 「C」 やや易しい
1級 「B」 普通
【資格の難易度レベル】
実用マナー検定の合格率は正式に公開されていないので正しくは分かりませんが、3級、2級は「易しい」、準1級は「やや易しい」、1級は普通の「B」レベルでしょう。
3級の場合は、社会人経験のある方ならば、特に受験対策をしなくても50%以上正解できるでしょう。準3級以下は専門知識も必要ないと思います。準1級、1級になると実技もあり、冠婚葬祭の主催者や国際マナーなどレベルの高い専門知識を必要とし、難易度が上がりますので、場合によっては協会主催の受験対策セミナーや、資格スクールで受講したりすることも選択肢の一つになります。ただ、いずれの等級も資格試験としての難易度はそれほど高くなく、公式テキスト中心の試験対策で十分合格が狙える難易度レベルです。
マナーは誰にとっても、社会の中で生活していく上で必要なものなので、2級、3級は自分のマナー知識確認のため、誰でも気軽に受けられるいい試験です。
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●合格率
(予想)・3級以下 85~90%
・2級 75%前後
・1級 25%前後 |
試験の内容・勉強法 | 筆記試験の問題では、あいさつや言葉遣い、手紙、食事、コミュニケーションなど、さまざまな場面で必要とされるマナーについて選択問題で出題されます。試験対策は、協会が案内する学習テキストですが、このテキストは内容的にはよくできた教材です。 ➡協会推奨の検定のための学習テキスト
特に3級の出題範囲はマナーの基本ばかりなので、常識的な教育を受けて育った一般人であれば、だいたいの方は合格できる レベルの試験とされています。
資格取得できれば、サービス業全般はもちろん、 秘書やホテルなどの接客業、旅行業界、福祉関係などでは特に役立ち、有利になる資格です。
その他では、各種の受付や教師、デパート、結婚式場、 マナーの講師、客室乗務員、司会などでも十分役に立ちます。取得しておけば、あとから”取っておいて良かった”と思うことになります。 |
試験日程 | 【試験日】
・会場受験(1級)の試験日程:6月、9月、12月
・会場受験(準1・2・3級)の試験日程:予約制(問い合わせ要)
・在宅受験(準1・2・3級)の試験日程:随時
【申込期間】
・会場:試験日の6週間~約2週間前
・在宅:随時
【受験方法】
・会場:願書・受験資料ほか、申込方法
・在宅:在宅受験方法
【合格発表】
・会場試験の合否は後日送付されます。受験後、約1ヶ月で受験者に通知されます。
・在宅試験の合否は解答用紙到着後、約30日程度で送付されます。 |
受験資格 | 受験資格は学歴、年齢、性別、国籍など制限はありません。
誰でも受検できますが、3級以上はひとつ前の級に合格する必要があります。
(2級を受験する場合は3級、1級を受験する場合は2級の取得が受験条件になります) |
試験会場 | ・1級~3級(会場受験):東京
・準3級~準1級:在宅受験 |
受験費用 | ●インターネット受験(金額はすべて税込み額です)
・準3級 無料(認定料3,400円要)
・3級 4,070円(準3級取得者:2,982円)
・2級 6,160円
・3級/2級併願 8,250円
・準1級 8,250円
・3級~準1級併願 13,090円
・1級 9,900円
・2級~準1級併願 11,550円 |
試験方式 | 在宅受験(準3級~準1級)
会場受験(1級~3級)
●試験方式と合格基準
・準3級:Web試験/三者択一チェック方式(20問) 在宅受験75点以上(100点満点)
・3級:筆記試験/選択方式(100問) 在宅受験85点以上/会場受験80点以上(100点満点)
・2級:筆記試験/選択方式(100問) 在宅受験85点以上/会場受験80点以上(100点満点)
・準1級:筆記試験/選択方式(100問) 在宅受験85点以上/会場受験80点以上(100点満点)
・1級:筆記試験/選択・記述方式及び小論文 会場受験 各80点以上(100点満点)
実技試験/ロールプレイング方式
※試験時間は非公開です。
●合格基準
実用マナー検定の合格基準
在宅受験の場合100点満点中85点以上、会場受験の場合100点満点中80点以上です。
1級は各100点満点中各80点以上です。 |
試験科目 | ・出題分野
【1級】(筆記・実技)
年中行事・冠婚(主催者側)・葬(喪家側)・祭・国際的に必要なマナー知識・パーティーでのマナー、など。なお、1級には実技試験が含まれます。
【準1級】(選択式 100問)
社会人として必要な、広範なマナーの知識。結婚式・葬儀・手紙・贈答・おつきあい・食事などのマナー。
【2級】(選択式 100問)
ビジネスでのコミュニケーション・電話マナー・来客(訪問)のマナー・日常生活のマナーとおつきあいなど
【3級】(選択式 100問)
ビジネスシーンでの身だしなみ・あいさつ・敬語の使い方と公共のマナー・高齢者への心遣いなど。
【準3級】(三者択一 20問)
受験料:無料 |
試験関連情報 | 関連資格
ビジネス実務マナー検定
コミュニケーション検定 |
問い合わせ先 | マナー文化教育協会 https://www.manaken.net/
〒170-0002 東京都豊島区巣鴨2-11-1 巣鴨室町ビル3階
TEL 03-5980-7735/月曜~金曜 9時~18時(土日祝日は休業)
E-MAIL info.manaken@hakubi.net |
【以下の各項には一部広告が含まれています。】 |
教材(テキスト・参考書) | ・協会が案内する検定のためのマナー学習テキスト
・「実用マナー検定」関連テキスト |
教材(過去問・問題集) | 実用マナー検定出題より抜粋(例題集)
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