資格名

空間情報総括監理技術者

資格の種類民間資格
主催公益社団法人日本測量協会
資格の概要

空間情報総括監理技術者は平成17度から始まった資格で、測量を基に広範な空間情報を専門的に把握し、活用させる専門的な技術を有することを認定する資格です。公益社団法人日本測量協会が認定しているきわめて公共性の高い民間資格です。受験資格一つをとっても、かなり専門性が高い資格であることが分かりますが、この資格取得者は、国土交通省、国土地理院、地方農政局、地方自治体などが発注するプロジェクト等において活躍されています。

この資格の有効期限は取得年度より 5 年間です 更新時の条件としては、測量系 CPD 協議会の測
量 CPD に登録し、所定のポイント(40 ポイント/5 年)を取得していることが必要です。
上記の条件を満たさない場合には、更新年度においては更新をすることはできません。

※地球上の3次元空間に広がる物理的な位置の情報と、それに紐付く関連情報をとりまとめて「空間情報」と呼びます。

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試験方式

●筆記及び面接試験
 ・次の能力を判定するため、筆記試験及び面接試験を行います
 (1)空間情報技術に関連する知識および経験を有しているか
 (2)空間情報技術の応用力・構想力・提案力・説得力・監理力を有しているか
 (3)業務を遂行できる人格・責任感・リーダーシップを有しているか
  (1)~(3)を総合的に判断し、合否判定します。

・筆記試験の方法
受験者が準備したノートパソコンを使用して、文章(Word 等で作成)およびスラ
イド(Power Point 等で作成)を作成します。
※ノートパソコンのハードディスク等に記録された関連資料や関連図書は、持ち込み参考資料として利用できます。(インターネットの使用は不可)
・筆記試験の答案の提出方法
受験者が準備したノートパソコンから USB メモリ(公益社団法人日本測量協会から配布したもの)に答案をコピーして提出します。
※USB メモリへのコピーができないと、採点不可となります。

受験資格

●以下の全ての条件をクリアする必要があります。
 (1)測量士の資格を取得
 (2)技術士の資格を取得、または博士の称号
 (3)空間情報関連に関する実務経験15年以上+責任者の経験2回以上

※上記(2)の「技術士の資格または博士の称号と同等の能力を有する」について
< 評価の対象となる事項>
・研究業績: 査読付き論文、解説記事・自由投稿論文
・著 書: 空間情報技術関連の技術図書
・国家資格: 空間情報技術に関する資格
・民間資格: 空間情報技術に関する資格
・特 許: 登録特許の発明者
・受 賞: 空間情報の研究、技術開発に関する受賞
   などを総合的に評価されます。

試験科目

●筆記試験科目
(1)空間情報技術に関連する知識や経験があるかどうか
(2)空間情報技術の応用力、構想力、提案力、説得力、監理力を持っているかどうが
(3)業務を遂行できる人格や責任感、リーダーシップを持っているかどうか
これらの3つのポイントについて問われるような試験問題が出題されます。

スケジュール

●試験実施
  ・筆記試験:7月中~下旬 
  ・面接試験:9月上旬
●申し込み受付:6月初旬~末
※筆記試験時に持参するもの:受験票、ノートパソコン、その他、受験者自身が必要な参考図書
※受験者が準備するノートパソコンは、Word・Power Point(97-2003 又は2007)、文章およびスライドの作成が可能なソフトをインストールし、かつ、USB端子があるものとします。
●合格発表日
  ・筆記試験:8月下旬頃
  ・面接試験:9月上旬頃
  試験合格後、資格の登録料が必要となります。

平成30年度空間情報総括監理技術者試験日程
・筆記試験:平成30年7月21日(土)
・面接試験:平成30年9月1日(土) 
・受験申請受付:平成30年6月1日(金)~6月30日(土)
・合格発表
  筆記試験:平成30年8月24日(金)
  面接試験:平成30年9月7日(金)

試験会場

東京都(筆記・面接)

受験料

20,000円(協会会員は13,000円)
※受験手数料の内、書類審査手数料は 3,000 円。
書類審査の結果、受験資格が無いと判断された場合には、書類審査手数料を控除した金額を返金。※資格の登録
●資格の登録料
 公益社団法人日本測量協会の正会員および準会員 20,000 円(会員外の者27,000 円)
※登録更新
 登録更新料 5,000 円

資格難易度

●難易度
  「A」 難関
●合格率
  平成30年度空間情報総括監理技術者試験結果⇒詳細
  申込者数109名 受験者数100名 合格者数30名 合格率27.5%(対申込者数)
(平成27年度9月末現在で累計資格取得者数276名)

※参考データ
・平成29年度空間情報総括監理技術者試験結果
申込者数98名 受験者数86名 合格者数24名 合格率24.4%
・平成28年度空間情報総括監理技術者試験結果
申込者数87名 受験者数81名 合格者数21名 合格率24.1%
・平成27年度空間情報総括監理技術者試験結果
申込者数101名 受験者数94名 合格者数25名 合格率24.8%

【難易度レベル】
この資格試験が難しいところは、まず受験資格を得ることにあります。「測量士」と「技術士」という難関の国家資格を両方とも取得しなければならないことだけでも「難関資格」であることは間違いありません。さらに、空間情報関連業務に関する実務経験も15年以上必要で、その上、責任者としての経験もいるとなれば、かなり限られた人しか受験対象にならない試験であると言えます。
そのような選ばれたスペシャリストだけしか受験できない試験の中で、10人中3人程度しか合格することができない試験であることから、試験の難易度は間違いなく相当高いことが分かります。

受験対策&
資格の将来性

空間情報とは地球上の三次元空間に広がる物理的な位置の情報と、その関連情報をまとめたもののことを指しますが、ここに存在する詳細な情報は利用分野によって内容が様々であり、各種のデータの組み合わせなどにより利活用できるようにするまでには多くのハードルがあります。それらをクリアして結果を導くために空間情報を管理している技術者であり、コーディネーターであるのが空間情報統括管理技術者です。

平成17年から新たにスタートした資格ですが、この資格を取得するための試験の特徴は、試験そのものの難しさよりも、受験資格の取得に時間がかかり、難易度が高いことです。この資格に合格することで空間情報統括管理技術者の称号を得ることができ、国土交通省の測量上級主任技師の職種と同等クラスの技術者として(社)日本測量協会より認定されます。
また、有資格者として、国土地理院をはじめ国土交通省、地方整備局、地方公共団体等で働くことが可能になり、空間情報関連事業の入札業務における評価要素の一つとして活用してもらえる可能性も出てきます。
空間情報総括監理技術者は、業界では最高クラスの民間試験です。難易度が高く合格者の数も少ないので取得できればアピールポイントとしてかなり活用することができる資格です。また高収入を目指すことができる資格でもあります。

通信講座

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スクール

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オンライン学習

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教材

空間情報

売れ筋教材

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問い合わせ先

公益社団法人日本測量協会 測量継続教育センター 測量技術教育部
空間情報総括監理技術者認定試験 事務局
TEL: 03-5684-3357
E-mail: geoinfor@jsurvey.jp

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