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資格名 | 建築基準適合判定資格者(通称 判定士) |
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資格の種類 | 国家資格 |
主催者 | 国土交通省 |
資格の概要 | 「建築基準適合判定資格者」とは、建築物や建築設備・工作物等に関する建築確認申請(及び計画通知)における建築計画等が、建築基準法や建築基準関係規定に適合しているか否かの確認や検査等を行う資格者のことを言います。 この確認検査業務に直接携わるためには、一級建築士の資格と、通称、判定士といわれている建築基準適合判定資格者の資格所有者が必要になります。建築基準適合判定資格者の資格取得には、一級建築士資格を取得し、建築審査などの実務経験2年以上を有さなければなりません。受験要件を満たしたあと、建築基準適合判定資格者検定に合格して資格が付与されます。合格して国土交通省に登録された中から、自治体長が任命して採用されます。尚、平成29年6月末時点での建築基準適合判定者(登録者)は、全国で16,405名です。 ◆建築基準適合性判定資格者検定に関する情報
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試験の合格率・難易度 | ●難易度 【資格の難易度レベル】 -------------------------------------------- ・令和5年建築基準適合判定資格者検定結果
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試験の内容・勉強法 | 建築基準適合判定資格者検定は、建築基準法第5条の規定に基づき、一級建築士で一定の実務経験を持つ人を対象に、特定行政庁における建築主事や指定確認検査機関における確認検査員となるために必要な「建築基準適合判定資格者」の資格取得のために行われる検定試験です。 一級建築士が行えるのは現場監督で、建築主事はすべての最終確認を行う役職でなので、検査は建物を建築する前から建築中の現場、そして建築完成後の現場を実地検査します。検査確認には積分を用いる構造計算も行うなど、非常に難易度の高い仕事です。人口25万人以上の市区町村には、建築確認に関する事務を行う建築主事を必ず設置しなければならいと法で定められています。 試験対策では、当然のことながら基本的に建築基準法に関する知識をしっかりと習得することが求められます。それ以外にも習得しなければならない知識の量は膨大なので、できる限り効率的な学習方法が必要になります。試験対策は教材も少ないため、受験対策講習会を活用することを考えた方がいいでしょう。 |
試験日程 | ・公告:4月1日付で国土交通大臣より公告があります。 |
受験資格 | ●一級建築士試験に合格した者で、建築行政又は建築基準法第77条の18第1項に定める確認検査の業務その他これに類する業務で、政令に定めるものに関して2年以上の実務の経験を有する者 |
試験会場 | 札幌市、仙台市、さいたま市、新潟市、名古屋市、大阪市、広島市、高松市、福岡市の9会場 |
受験費用 | 30,000円(税込)※収入印紙 |
試験方式 | ●考査A: ・合格基準(過去3年間の実績) |
試験科目 | ●建築基準法第6条第1項の建築基準関係規定 に関する知識 |
試験関連情報 | 【資格の難易度情報】 |
問い合わせ先 | 建築基準適合判定資格者検定事務局 |
【以下の各項には一部広告が含まれています。】 | |
教材(テキスト・参考書) |
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教材(過去問・問題集) | |
講座・スクール | - |