資格名

環境法検定

資格の種類

民間検定試験

主催

㈱パデセア

資格の概要

近年、急速に環境問題に対する人々の意識が世界的に高まってきていますが、それに対応してエネルギー関連や廃棄物処理などの分野の法改正も進んでいます。SDGsが目的とする持続可能な世界や、環境保護推進活動にもみられるように、これからの時代は業種を問わず、環境問題への適切な取り組みや対応が求められることもあって、誰もが環境分野の知識を教養として身につけていなければなりません。
そういった世情を背景に誕生した「環境法令検定」は、環境基本法、廃棄物処理法、各種リサイクル法、省エネルギー法など、環境・エネルギー分野の幅広い法律知識を学習したい方に、検定試験を通じて自己の実力を知り、順守を確実にする機会を提供することが目的の試験になっています。

・受験対象者は以下の方々が想定されています。
1.企業の本社部門の環境コンプライアンスご担当者
  (CSR・環境管理部門、コンプライアンス・監査部門 など)
2.企業の工場及び営業所の環境コンプライアンスご担当者
 (工場の環境管理部門、営業所の総務部門 等)
3.ISO14001、エコアクション21 等の環境マネジメントシステム運用事務局、環境管理部門担当者、法令に基づく届出等担当者、特定施設等の管理者など
4.上記の審査員、内部監査員、環境法令順守の定期評価者など
5.自治体等の環境関連部門など

試験方式

●試験はCBT試験方式です。
・出題形式 :全問3~4択問題、長文の穴埋め、4つの文章から正しいものを選択など。
・試験時間 :90分
・問題数  :60問
・合計点    :100点
※記述式問題はありません。

●試験結果の評価 100点満点中の点数でランクが決まります。
 ・70点~80点未満 「ブロンズランク」:環境負荷の比較的小さい企業の環境担当者 等
 ・80点~90点未満 「シルバーランク」:環境負荷の大きい企業の環境担当者 等
 ・90点以上 「ゴールドランク」:環境マネジメントシステム審査員 等
※69点以下は「認定なし」となります。

受験資格

・学歴、年齢、性別、国籍、保有資格など、一切の制限はありません。

試験科目

●出題範囲
 大気汚染防止法、水質汚濁防止法廃棄物処理法、省エネ法など、代表的な環境法令から出題。
※以下の代表的な環境法令が試験範囲になります。
これらの法令の全てから最低1問ずつは出題されますが、重要性、関係者の多さ、最近の改訂等を考慮し法令ごとの出題数は異なります。
・総合分野:環境法基礎、環境基本法
・大気汚染:大気汚染防止法(大防法)、自動車NOx・PM 法(排ガス抑制法)
・水質汚濁:水質汚濁防止法(水濁法)、浄化槽法、下水道法、
・廃棄物 :循環型社会形成推進基本法、廃棄物処理法、資源有効利用促進法、
      容器包装リサイクル法、家電リサイクル法、小型家電リサイクル法
      建設リサイクル法、食品リサイクル法、自動車リサイクル法、
      PCB特別措置法
・騒音  :騒音規制法
・振動  :振動規制法
・悪臭  :悪臭防止法
・化学物質:化管法(PRTR法)、化審法、毒物及び劇物取締法、ダイオキシン類対策特別措置法
・危険物 :消防法、労働安全衛生法(安衛法)
・土壌汚染:土壌汚染対策法
・地球環境:省エネ法、建築物省エネ法、地球温暖化対策推進法(温対法)、フロン排出抑制法
      水銀汚染防止法
・その他 :生物多様性基本法、公害防止組織法
※地球環境の中の「水銀汚染防止法」は2020年9月検定より新たに試験範囲に入りました。
※太字の項目は、試験で比較的多く出題される環境法令です。
出題例

スケジュール

・試験実施:年2回(9月、3月)各1か月
・申し込み:試験1か月前から(8月上旬~9月下旬頃、2月上旬~3月下旬頃)
・申込方法:申し込み手順の詳細
      CBT-Solutionsのサイトから申し込む
・結果発表:試験終了と同時に確認可能

※試験は年間を通じて受験可能なタイプのCBTではなく、受験可能期間は「年2回、9月と3月の各1ヶ月」となっていますので注意ください。

2021年3月実施の第10回環境法検定検定
・申し込み期間:2021年2月1日(月)~3月28日(日)
・受験の予約
 試験センターから会場を選び、空き状況を確認した上で都合のよい日、時間を予約します。

試験会場

・全国47都道府県・約280箇所のCBT会場
  ⇒ 全国各地のCBTソリューションズ試験会場

受験料

・9,000円(税別)

資格難易度

難易度 
  ブロンズ   「C」  やや易しい
  シルバー   「C」  やや易しい
  ゴールド   「B」  普通 

【資格の難易度レベル】
試験では、環境法令として知っておくべき基本的な問題と、改正された法令を中心に、大半が穴埋め問題や正誤問題で出題されています。きちっと勉強し、必要な基本的知識が身についていれば、難しい試験ではないので、自分の実力試しとして活用してもよい試験だと思います。受験者は仕事や実務経験者で、関連知識のある人が多いようです。
公式サイトで、この資格の難易度は「eco検定以上、公害防止管理者未満の難易度」と書いていますが、おおよそ受験者の約4割がブロンズ以上の認定を受けていますので、受験者の40%が70点以上の合格で平均合格率40%ということになります。ただ、ゴールドの認定を受けるためには90点以上の取得が求められるため、認定を受けるには難易度は高いでしょう。

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・合格率 
2018年第5回環境法検定試験結果
 受験者数 121名 合格者数(ブロンズ以上)54名 合格率44.6%
(認定)ゴールド3名、シルバー19名、ブロンズ32名、認定なし(不合格)67名

◆この試験の結果は合否ではなく、合計点数が70点以上の場合に点数によって「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」の3段階の知識のランクを認定します。

※参考データ
・2018年第4回環境法検定試験結果
 受験者数 152名 合格者数(ブロンズ以上)69名 合格率45.4%
(認定)ゴールド11名、シルバー22名、ブロンズ36名、認定なし(不合格)83名
・2017年第3回環境法検定試験結果
 受験者数 87名 合格者数(ブロンズ以上)10名 合格率11.5%
(認定)ゴールド0名、シルバー2名、ブロンズ8名、認定なし(不合格)77名

受験対策・資格の将来性

受験対策については、すでにeco検定や公害防止管理者などの関連した資格の知識がある方なら、ある程度の点数を取ることは十分可能ですが、まずは何より公式テキストを使って受験の勉強を始めることが大切です。合格に自信のない方には、本試験主催者の試験対策のセミナーも開催されていますので、これを活用することでレベルアップした知識を身につけることも十分可能です。セミナーでは環境法令を体系化して教えてもらえるため、分からないまま独学で進めるより、はるかに学習効率は高くなることは間違いありません。
環境法令検定に合格できれば、同時に公害防止管理者試験に向けた学習のトレーニングが出来ると思います。中でも公害防止管理者試験の公害総論では環境に関わる法令の問題がよく出題されますので、ここでも環境法令検定の受験勉強が生かされるはずです。

この検定試験の想定する受験者については、上記「資格の概要」欄に記載している通りですが、まとめると、企業で環境管理・コンプライアンスを担当する方や、環境法令の知識を身につけたい方など、主に業務において環境法についての知識が必要となるすべての方と言えます。
既に環境法令に関する業務を担当されている方には、自分の実力確認や、新任の環境担当などへの初期教育としても活用が可能です。

通信講座

主催者の受験対策セミナー(環境法令検定対策セミナー)
※会場で受講する通常のセミナーと、インターネットで同時配信するオンラインセミナーの2つの形式で同時開催されます。

スクール

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過去問

模擬問題(公式サイト)
環境法令検定公式問題集 2020~2021年秋冬版 Kindle版
ISO環境法クイックガイド2019Kindle版

教材

【環境法令検定 おすすめ教材】
新・よくわかるISO環境法[改訂第15版] ISO14001と環境関連法規
環境法令検定公式問題集 2020~2021年秋冬版 Kindle版

 

売れ筋教材

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問い合わせ先

・株式会社パデセア https://ecohourei.jp/
   問い合わせmail info@ecohourei.jp
 TEL 03-5226-6721(平日9:30~17:30)

CBTソリューションズ 
   TEL 03-5209-0553