資格名 | インドネシア語技能検定試験 |
資格の種類 | 民間資格 |
主催者 | 日本インドネシア語検定協会(HIPUBI) |
資格の概要 | インドネシア語技能検定試験は、1992年にはじまった比較的歴史の浅い、日本で唯一のインドネシア語能力を測る公的な試験です。日本におけるインドネシア語の普及と学習者のレベル向上を目的とし、資格取得を単位の認定に活用する学校や、昇給や評価の基準としている企業も増えてきています。
まだ一般的な知名度は低く、過去の合格者数も2025年1月現在で約2万9千人と少ないですが、インドネシア語学習者にとっては、自分のインドネシア語レベルを証明できる唯一の検定試験でもあります。
インドネシア語は何となく「難しそう」というイメージをもっている人が多いのですが、実は使われる文字は英語と同じローマ字(ラテン文字)で、スペルを見ればどのように発音するかはたいへん分かりやすく、文法や発音のルールもとてもシンプルな言語なので、他の言語と比べて勉強しやすい言語だと言われています。そういう意味からも「英語以外の外国語」を勉強する入り口としては、非常にオススメな言語のひとつと言えます。
・試験級は、特A級、A級、B級、C級、D級、E級、の6種類。特A級が最上級です。
2次試験(面接試験)は特A級、A級、B級の1次試験合格者のみ受検できます。
・級別の評価は以下の通りです。
【E級】必要最小限のコミュニケーションが取れる
【D級】旅行に必要な能力レベル
【C級】日常生活で不自由しないレベル
【B級】職場で生かせるレベル
【A級】社会生活全般に対応できるレベル
【特A級】翻訳・通訳のプロとして通用できるレベル
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試験の合格率・難易度 | ●難易度
B級 「A-下」 難関の下位
C級 「B」 普通
【資格の難易度レベル】
インドネシア語の知識ゼロの人の場合、4~5ヶ月ほど真面目に勉強すればインドネシア語技能検定D級レベルまでいけると考えて良いと思います。インドネシア語技能検定では、D級からC級で一気に難易度レベルが上がります。特にC級からは試験を軽く見ていると合格は難しいでしょう。さらにB級とC級には難易度にかなり差があり、B級の難易度は相当高く、一般の日常会話レベルでは合格は無理です。B級はインドネシア語をビジネスシーンでペラペラに扱って活躍できる程度のレベルと思っていいでしょう。
C級までの問題文は日本語で記載されていますが、B級からは問題文もインドネシア語のみになります。さらにB級からは1次試験合格後に面接試験があり、面接では正しい文法を使えるだけでなく、アクセントや抑揚なども厳しく採点されます。普段からインドネシア語のニュースを見たり、新聞を読んだり、単語を覚える習慣などをつけておかないと特にB級以上は厳しいと思います。尚、特A級という級はインドネシア語のプロ通訳や翻訳者として充分に仕事ができるレベルです。ネイティブのインドネシア人が受験しても、高等学習歴がなければ合格は難しいといわれています。
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●合格率
2024年度 第65回インドネシア語技能検定試験結果
・特A級 出願0名 合格0名 合格率0%
・A級 出願33名 合格2名 合格率6.0%
・B級 出願144名 合格17名 合格率11.8%
・C級 出願481名 合格108名 合格率22.5%
・D級 出願565名 合格250名 合格率44.2%
・E級 出願328名 合格207名 合格率63.1%
2023年度 第63回インドネシア語技能検定試験結果
・特A級 出願0名 合格0名 合格率0%
・A級 出願37名 合格1名 合格率2.7%
・B級 出願122名 合格9名 合格率7.4%
・C級 出願428名 合格118名 合格率27.6%
・D級 出願458名 合格221名 合格率48.3%
・E級 出願319名 合格210名 合格率65.8%
2021年度 第59回インドネシア語技能検定試験結果
・特A級 出願0名 合格0名 合格率0%
・A級 出願28名 合格2名 合格率7.1%
・B級 出願80名 合格8名 合格率10.0%
・C級 出願267名 合格60名 合格率22.5%
・D級 出願294名 合格104名 合格率35.4%
・E級 出願220名 合格144名 合格率65.5%
2020年度 第57回インドネシア語技能検定試験結果
・特A級 出願0名 合格0名 合格率0%
・A級 出願20名 合格0名 合格率0%
・B級 出願86名 合格9名 合格率10.5%
・C級 出願234名 合格57名 合格率24.3%
・D級 出願217名 合格85名 合格率39.2%
・E級 出願120名 合格76名 合格率63.3%
2019年度 第54回インドネシア語技能検定試験結果
・特A級 出願5名 合格0名 合格率0%
・A級 出願45名 合格2名 合格率4.4%
・B級 出願149名 合格15名 合格率10.1%
・C級 出願498名 合格143名 合格率28.7%
・D級 出願525名 合格289名 合格率55.0%
・E級 出願312名 合格217名 合格率69.6% |
試験の内容・勉強法 | インドネシア語技能検定の場合、仕事で使うためにはB級以上の取得が望まれます。それは職場で通用するビジネスレベルがB級以上だからです。B級以上が取得できれば貿易関係の企業や旅行関係企業など、インドネシアに進出している一般企業などで活躍が期待できます。
インドネシア語技能検定のB級合格を目標とした場合、いきなりB級合格を目指すことは無理がありますので、まずはC級の合格を狙って勉強しますが、C級合格まで早くて6ヵ月、長い人だと1年以上かかります。そして、C級合格できれば、次にB級を考えるというのが一般的です。ただ、B級以上の試験は合格者も少なく難易度もかなり高いので、一発で合格するのは大変だと思いますが、効果的な勉強方法を効率的に進めるのが資格取得の最短コ-スになります。インドネシア語技能検定の試験対策は、1に「過去問」、2に「単語」、そして「文法」です。まずは過去問を徹底して勉強することが効果的な勉強法になりますが、これはC級合格者のレベルの人の受験対策です。
インドネシア語が全く初めて、試験も初めてという人の試験対策の手順は異なります。初級クラスの人は「初級テキスト」のリーディングから始めるのがいいと思います。辞書を準備しテキストを読みます。分からない単語やフレーズはノートに書き写し、あとで復習できるようにまとめます。テキストを1,2冊読み終えた頃から文法の勉強を併行して始めるといいでしょう。
インドネシアは日本企業のアジア進出の拠点となることも少なくありません。ビジネスでは英語が主に使われていますが、現地ではインドネシア語、英語が重視されます。現地の言葉が使えればビジネス面でも役立つことは間違いありません。
将来インドネシアで働きたい方や、何か語学を修得したいと考えている人にはお勧めです。まだ日本国内では認知度は低いですが、とりあえずC級があれば日常会話以上の実力は認められますので、現地での面接でも可能になります。 |
試験日程 | ・試験実施:年に2回開催(1月 7月)
前期(1次試験): 7月 (2次試験)9月
後期(1次試験): 1月 (2次試験)7月
・出願方法
インターネットからの出願
※第67回より インターネット出願のみになります。
2025年度インドネシア語技能検定試験日程(第66回/第67回/第68回)
受験受付:2025年4月1日(火) ~ 5月9日(金)
第67回【1次試験(特A級を除く全級)】2025年7月6日(日) |
受験資格 | ・特A級 :A級合格者のみ受験できます。
・A~E級:誰でも受験できます(学歴、年齢、性別、国籍に制限はありません) |
試験会場 | ●1次試験(6会場)
・東京会場:東京都23区内
・大阪会場:大阪(梅田)
・名古屋会場:名古屋(I.C.NAGOYA)
・九州会場:福岡(博多)
・ジャカルタ会場:ジャカルタ首都特別区
・バリ島会場:バリ島日本人会バリ日本語補習授業校
●2次試験
・東京会場:新橋
・ジャカルタ会場:ジャカルタ首都特別区 |
受験費用 | 【特A級】20,000円
【A級】10,000円
【B級】9,000円
【C級】6,500円
【D級】5,000円
【E級】4,000円(各税込) |
試験方式 | 試験は、読む、聞く、話す、書くの4つの技能を総合的に判定するために、1次試験で筆記とリスニング試験、2次試験で面接試験を実施しています。(面接試験は、特A・A・B級のみ)
●試験形式と試験時間
【特A級】
・1次試験:筆記試験(記述式)/2時間
・2次試験:面接試験/約10分
【A級】
・1次試験:筆記試験(択一式+記述式)/2時間
・2次試験:面接試験/約10分
【B級】
・1次試験:筆記試験(択一式+記述式)/1時間50分
・2次試験:面接試験/約7分
【C・D・E級】
・筆記試験(択一式)/C:1時間35分 D:1時間15分 E:90分
※面接試験はありません。
●合格基準
【特A級、A、B級】
・1次試験は満点の70%前後
・2次試験は満点の75%前後
特A級は、項目別正解率30%以上の基準点に達していない項目が1つでもある場合は、総合得点が1次試験が満点の70%前後、2次試験が満点の75%前後でも不合格になります。
【C、D、E級】
・1次試験:満点の60%前後
※各級とも成績が一定の基準に達すれば合格です。
評価基準と査定内容
C級、D級、E級は1次試験だけで合否を判定します。特A級、A級、B級は1次試験合格者のみ2次試験の受検資格があり、2次試験の結果によって最終の合否が判定されます。 |
試験科目 | ●試験科目と内容
【特A級】
・1次試験:記述式:リスニング ディクテーション(3問)と翻訳(20問)
・2次試験:面接試験:逐次通訳(2問) 自由スピーチ(1問)
【A級】
・1次試験:四肢択一式(50問)+記述式(作文5問)
読解・語彙・文法・作文・リスニング
・2次試験:面接試験:内容説明、質疑応答(各1問) 自由スピーチ(1問)
【B級】
・1次試験:筆記試験:四肢択一式(50問)+記述式(作文5問)
読解・語彙・文法・作文・リスニング
・2次試験:面接試験:音読(1問)、質疑応答(各1問) 自由スピーチ(1問)
【C級】
・1次試験:四肢択一式 (50問)
読解・語彙・文法・作文・リスニング
【D級】
・1次試験:四肢択一式 (45問)
読解・語彙・文法・作文・リスニング
【E級】
・1次試験:四肢択一式 (35問)
読解・語彙・文法・作文・リスニング |
試験関連情報 | 【資格の難易度情報】
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中国語検定 |
問い合わせ先 | 日本インドネシア語検定協会 http://www.i-kentei.com/
東京都港区新橋 6-4-8 M6ビル4F
03-3438-4790 |
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