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資格名 | ダム管理技士 |
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資格の種類 | 民間資格 |
主催者 | 一般財団法人 水源地環境センター |
資格の概要 | 「ダム管理技士」は、ダム管理に必要な知識や技能を持つダム管理の専門家です。国土交通省の認定を受けて(財)ダム水源地環境整備センターが実施するダム管理技士試験に合格し、当センターに所定の申請を行い、登録及び登録の更新を行った者を言います。登録試験に合格し合格証明書を交付され、ダム管理技士登録簿に登録されることにより「ダム管理技士」の称号が付与されます。ダム管理技士の有資格者は、河川管理者が行なう利水ダム施設管理業務の一端を担うことができます。ダム管理技士登録の有効期間は、登録試験に合格した翌年度から5年間です。5年毎に所定の登録更新講習会を受講すれば登録が更新されます。 河川法第50条に、ダムの維持、操作その他の管理を適正に行なうため、政令で定める資格を有する「管理主任技術者」を置かなければならない。とされていますが、この管理主任技術者になるための資格として定められているのが「ダム管理技士」です。そのためダム管理技士の資格を取得すれば、ダム管理主任技術者の資格取得に必要な所定の実務経験年数が短縮されます。「ダム管理主任技術者」は、ダム管理に必要な知識や技能を持つダム管理の専門家であり、ダムの管理業務の従事者におすすめの資格と言えます。
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試験の合格率・難易度 | ●難易度 【資格の難易度レベル】 -------------------------------------------- ・2023年度ダム管理技士試験結果
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試験の内容・勉強法 | ダム管理技士試験では、ダムそのものだけでなく、ダム周辺に関連する法律知識や器械類など、設備機器類や関連法の内容の他に、ダム貯水池の状態を正確に把握するために必要な水質汚濁の知識や、気象がダムに及ぼす影響などについての知識などが幅広く問われます。試験対策は、筆記試験に関しては過去問中心に絞って繰り返すことで対応できますが、実技試験に関してはダム管理の経験があると楽ですが、経験がない場合は実技教本のテキストを繰り返し熟読し、ダム放流の指示や操作のシュミレーションを十分にやっておかねばなりません。 ダム管理技士の資格は、国土交通省の各地方整備局等などの管轄機関において、ダム管理支援業務の配置予定管理技術者として活躍できる資格です。また、ダム管理技士を取得することにより、利水ダムの管理主任技術者になるに必要な実務経験年数が短縮されるため、管理主任技術者資格が取得しやすくなるメリットもあります。 「ダム管理技士養成講習会」について |
試験日程 | ・試験実施(年1回) |
受験資格 | 受験資格者の年齢は、満21才から65才までの者とし、以下に掲げる教育施設において、各分野に関する正規の 【ダム管理技士試験の受検に必要なダム又は河川の管理の実務経験年数】 (注)「ダム又は河川の管理」とは、以下の業務を言います。 |
試験会場 | ・学科試験 |
受験費用 | ・学科試験 10,000円(消費税込) |
試験方式 | ●試験は、学科試験及び実技試験で構成されていますが、学科試験合格者のみが実技試験に進むことができます。 【学科試験】 ※合格基準:非公開 |
試験科目 | ●学科試験 ●実技試験 |
試験関連情報 | ◆ダム管理主任技術者について |
問い合わせ先 | 一般財団法人 水源地環境センター 試験担当 http://www.wec.or.jp/ |
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教材(テキスト・参考書) |
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教材(過去問・問題集) | ・令和5年度ダム管理技士学科試験問題と解答 |
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