資格名

測量士 / 測量士補

資格の種類国家資格 
主催国土交通省国土地理院
資格の概要

測量士は国土地理院長が認定する国家資格。大学や測量に関する専門の養成施設などで科目を履修して卒業し、一定の実務経験を積めば、試験を受けなくても、登録によって測量士になることができます。
測量には、基本測量・公共測量などがあり、測定器を用いて、地上のある部分の位置や形状、面積を測定したり図示したりする。測量法によると、基本測量・公共測量に携わる技術者は、「登録された測量士又は測量士補でなければならない」と定められている。
測量士は、測量の責任者として、受注した案件の規模や納期、金額や要求精度などにより、測量方法の選択や図上計画の作成をしながら、現場に赴き作業に取り組むことが主な任務となっています。また、測量士補は、測量士が作成した基本測量・公共測量に沿って、主に現場で測量する測量士の助手的な役割を担い、測量士の補佐を行う技術者に求められる資格です。
※有資格者は、土地家屋調査士の資格試験を受験する場合、測量科目(午後の部)が免除されます。

試験方式

試験方式は、測量士試験、測量士補試験とも筆記試験です。

●測量士試験:試験時間(午前10時から午後4時まで 昼休憩1時間)
【午前】択一式 28問(1問あたり25点)/配点700点
【午後】記述式
必須問題1題(300点)
選択問題4題中2題選択(1題200点)
(基準点測量/地形・写真測量/地図編集/応用測量)
※合格基準 択一式:350点以上且つ、択一式と記述式合計910点以上 

●測量士補試験:試験時間(午後1時30分から午後4時30分まで)
 出題  択一式28問(1問あたり25点)/配点700点
※合格基準 450点以上
※測量士試験では計算問題を解くために国土地理院が用意した電卓に限り使用を認めていますが、測量士補試験では電卓の使用はできません。

受験資格

年齢、性別、学歴、実務経験等に関係なく受験できます。

試験科目

●試験科目  計8分野
測量法、多角測量、汎地球測位システム測量、水準測量、地形測量、写真測量、地図編集、応用測量 
<測量士>
1.多角測量
2.汎地球測位システム測量
3.水準測量
4.測量に関るす法規及び関連する国際条約
5.地形測量
6.写真測量
7.地図編集
8.応用測量
<測量士補>
1.測量に関する法規
2.多角測量
3.汎地球測位システム測量
4.水準測量
5.地形測量
6.写真測量
7.地図編集
※国土地理院から公表される試験案内の確認要

スケジュール

●試験実施:例年5月中旬~下旬の日曜日
●申込期間:1月上旬~2月上旬
●合格発表:7月下旬頃

平成30年度測量士・測量士補試験の案内
・試験日:平成30年5月20日(日) 
・受験申請受付:平成30年1月5日(金)~1月29日(月)
・合格発表:平成30年7月10日(火) 

試験会場

(試験地)
北海道、宮城県、秋田県、東京都、新潟県、富山県、愛知県、大阪府、島根県、広島県、香川県、福岡県、鹿児島県、沖縄県  ※各都道府県から希望地を選択

受験料

●測量士  4,250円(収入印紙で納付の場合) ・4,200円(電子納付の場合)
●測量士補 2,850円(収入印紙で納付の場合) ・2,800円(電子納付の場合)

資格難易度

●難易度  
  「B」普通     
●合格率  
  平成30年測量士・測量士補試験結果  ⇒ 詳細
   測量士 8.3%(受験者数3,345名 合格者数278名)  
   測量士(補) 33.6%(受験者数13,569名 合格者数4,555名)

※参考データ
・平成29年測量士・測量士補試験結果 
   測量士 11.7%(受験者数2,989名 合格者数351名)  
   測量士(補) 47.3%(受験者数14,042名 合格者数6,639名)
・平成28年測量士・測量士補試験結果 
  測量士 10.4%(受験者数2,924名 合格者数304名)  
  測量士(補) 35.9%(受験者数13,278名 合格者数4,767名) 

受験対策&
資格の将来性

測量士や測量士補の資格取得については2パターンあります。1つは国家試験を受験し合格して取得する方法ですが、測量士の合格率が大体10%前後。測量士補が20~25%程度なので、これは難易度が高いですが、もう1つの方法は、所定の学歴を取得し、学歴に応じた実務経験を満たせば申請のみで測量士・測量士補の資格が取得できます。従って、ほとんどの取得者がこの後者のです。大学・短大・専門学校で測量に関する科目を修得した者で一定の実務経験のあるもの、指定養成施設で1年以上専門知識と技能を修得した者は申請のみで取得可能なので。国家試験以外は、測量士補の資格は比較的容易に取得できると言えます。
また、土地家屋調査士を受験する人の90%は測量士補の資格を取得しています。測量士と土地家屋調査士の業務のフィールドが似ていることから、ダブル取得すると仕事や就職・転職に役立ちます。

受験対策では試験科目が7科目と広く、独学の場合は、かなり綿密な計画を立てて学習する必要があります。ただ、比較的、試験に関する書籍が少なく、その年の出題傾向を把握しづらいことからも独学は結構難しいと考えた方がいいでしょう。学習期間は半年から1年くらいを考えておく必要があります。
試験問題は、基礎的な知識を問う問題や基礎的な文章問題、計算問題が多く、文系出身者には不利な面もあるようです。ただ、出題のパターンが決まっているため、過去問を中心に計画的に勉強することで合格する力は十分につけられます。試験対策としては、模試などで応用の難しい問題にチャレンジするよりも、なるべく過去問に多く時間をかけた方がいいでしょう。
測量作業のコンピュータ化が進み、肉体的な負担も軽く最近では女性の有資格者も増えています。試験はマークシート方式で、国家資格の中でも比較的合格率の高い資格です。土地家屋調査士の午後の部試験が免除になるメリットもあります。

測量士の仕事は、都市計画から街全体をイメージして創り上げるという、とてもクリエイティブな仕事。それは、環境や暮らしといった人の道を担う重要な仕事であるがゆえに、資格をとるためには、実務経験も必要であったり、合格率の低い難関の国家試験をクリアしなければならないなど、誰もが簡単に取得できないようになっています。
試験は難しく、合格率は測量士8%の難関。測量に関する計算問題等が出題されるため、理数系出身者に比べ、文系出身者には難しい面があるかもしれない。測量士補を取得して測量士事務所で経験を積み(またはその逆)、測量士にステップアップするのが確実。

(チョットひと言)
測量士の試験は、受験資格に制限はなく、誰でも受検することだできます。ただ、合格率は低く、試験の難易度は比較的高めですが、測量士は本当に「難関資格」なのでしょうか? 
実は、測量士は試験を受けずに資格を取得できる方法があります。それは、大学や専門学校などで特定の単位を取り、それに対応する実務経験を積むことで資格を取得できます。
具体的には、
(1)大学、短大、専門学校などで、測量に関する科目を修了し、測量に関する実務経験を積む
(2)所定の施設で測量士補の資格を習得したのち、測量に関する2年以上の実務経験を積む
(1)、(2)のいづれかの要件を満たせば、測量士資格は取得できます。
こういう抜け道的な方法があるため、測量士がそれほど難関資格に数えられない理由なのかもしれません。 

通信講座

東京法経学院
測量士補試験合格サイト 東京法経学院

スクール

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オンライン学習

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教材

測量士・測量士補

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問い合わせ先

・国土交通省国土地理院 総務部総務課試験登録係  http://www.gsi.go.jp/
〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番  TEL:029-864-8214 FAX:029-864-1807
・(社)日本測量協会 03-5684-3355

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