資格名

運行管理者

資格の種類国家資格
主催財団法人運行管理者試験センター
資格の概要

「道路運送法」において、「自動車運送事業者(貨物軽自動車運送事業者を除く)は、一定の数以上の事業用自動車を有している営業所ごとに、一定の人数以上の運行管理者を選任しなくてはならない」とされている。
また、運行管理者として選任されるためには、運行管理者試験に合格し自動車運送事業の種別に応じた種類の運行管理者資格者証(一般乗合旅客、一般貸切旅客、一般乗用旅客、特定旅客、旅 客、貨物)を取得しなければなりません。尚、選任された運行管理者は「道路運送法」、「貨物自動車運送事業法」に基づき、事業用自動車の運転者の乗務割の作成や、休憩・睡眠施設の保守管理、 運転者の指導監督、点呼による運転者の疲労・健康状態等の把握、安全運行の指示など、事業用自動車の運行の安全を確保するための業務を行います。

運行管理者制度が改正され、「合格させる資格試験」から「厳選させる資格」へと移行したと言えます。行政処分の基準や、車両台数5台未満についての義務化によって、運管者の存在価値はますます重要になってきています。そして、運管者の価値が高まるに連れて、試験は独学での合格は難しくなりそうです。
また、運行管理者の高齢化も進んでおり、これからは、運送事業者の運行管理者の確保が課題となることは間違いなさそうです。 ⇒運行管理制度

試験方式

●「旅客」と「貨物」の2種類があります。
いづれの試験も、出題分野の法令等(法令に基づく命令等を含む)について筆記で行われます。
●試験方式は、マークシートによる4択の筆記試験。

※合格基準は、次の1.及び2.を同時に満たす得点が必要です。
1.原則として、総得点が満点の60%以上(30問中18問)であること。
2.各分野別出題(下記)のうち、科目1から4の出題分野ごとに正解が1問以上であり、科目5については正解が2問以上であること。

受験資格

次のいずれかに該当する必要があります。
 イ.事業用自動車(事業の種別は問いません)の運行の管理に関し1年以上の実務経験を有する者。
 ロ.実務の経験に代わる講習(基礎講習)を修了した者。
 ※実務の経験に代わる講習として、自動車事故対策機構が行う基礎講習が認定されている。
 ハ.基礎講習の修了予定者
※上記イ、ロ、ハについてそれぞれの詳細な内容については「各受験資格の内容」で確認ください。

【受験資格に関するお知らせ】
・平成27年度第1回試験から、受験資格の審査を適正、且つ確実に実施するため、受験資格の証明の取扱いについては以下の通りになりました。
①運行管理者資格者証(写)は、受験資格証明となりません。
②受験通知書または試験結果通知書は、受験資格証明となりません。
③受験資格の確認には、「運行の管理に関し、1年以上の実務経験の証明書」、「平成7年4月1日以降の試験区分に応じた基礎講習修了証書(写)または運行管理者講習手帳(写)」のいずれか一つを提出しなければなりません。

◆無試験での資格取得
運行管理者資格者証の種類ごとに、それぞれに応じた種別の自動車運送事業で事業用自動車の運行管理に関し5年以上の実務経験を有し、その間に運行管理に関する講習を5回以上受講していれば無試験で運行管理者の資格を取得することができます。
但し、運行の管理に関して大臣認定講習機関が行う基礎講習および一般講習の受講5回以上のうち、少なくとも1回は基礎講習を受講している必要があります。ただ、基礎講習を受講した年は、一般講習を受講してもカウントされませんので注意が必要です。
※運行管理者資格者証の種類:一般乗合旅客、一般貸切旅客、一般乗用旅客、特定旅客、貨物があります。
国土交通大臣が認定する講習実施機関

試験科目

資格分野と出題数
【貨物】
1.貨物自動車運送事業法 :出題 8題
2.道路運送車両法 :出題 4題
3.道路交通法 :出題 5題
4.労働基準法 :出題 6題
5.その他運行管理者の業務に関し、必要な実務上の知識及び能力:出題 7題
     合計出題数 30題
【旅客】
1.道路運送法 :出題 8題
2.道路運送車両法 :出題 4題
3.道路交通法 :出題 5題
4.労働基準法 :出題 6題
5.その他運行管理者の業務に関し、必要な実務上の知識及び能力:出題 7題
    合計出題数 30題
※法令等の改正があった場合は、法令等の改正施行後6ヵ月は改正部分を問う問題は出題されません。

スケジュール

●試験実施:8月第4日曜日と翌年3月第1日曜日(年2回行われます)
●申込期間:5月下旬~6月中旬  11月下旬~12月中旬
●申込方法:各都道府県のトラック、バス、タクシー協会等で頒布される受験願書を含む試験案内書一式(1部1030円)に写真1枚、証明書などと受験料の払い込み受付証明書(所定の郵便振替用紙で郵便局に振り込む)を添えて、公示された日時・期間内に「公益財団法人運行管理者試験センター」に簡易書留で申込みます。

平成30年度第1回運行管理者試験日程(予定)
   ・試験日:平成30年8月26日(日)
   ・受験申請:(インターネット)平成30年5月18日(金) ~ 6月19日(火)
   ・合格発表:試験日より1ヵ月以内

試験会場

試験案内に記載されている試験地の中から、希望する試験地を選択します。(試験会場は、受験資格等審査終了後に郵送される受験通知書で知らされます)  
※試験地はこちらで確認できます→ 試験地の確認

受験料

 6,000円

資格難易度

●難易度 
  「C」やや易   
●合格率 
  平成29年第2回 運行管理者試験結果 ⇒詳細
貨物 受験者数29,063人 合格者数 9,605人 合格率33.0%
旅客 受験者数8,588人 合格者数 2,928人 合格率34.1%
   合格基準:30問中18問以上の正解

※参考データ
・平成29年第1回 運行管理者試験結果
貨物 受験者数37,774人 合格者数 13,238人 合格率35.0%
旅客 受験者数10,462人 合格者数 3,694人 合格率35.3%
・平成28年第1回 運行管理者試験結果
貨物 受験者数36,028人 合格者数 10,868人 合格率30.2%
旅客 受験者数 8,169人 合格者数 2,876人 合格率35.2%

受験対策&
資格の将来性

合格率の推移をみると、当初の運行管理者試験は合格率50%前後の比較的易しい試験でしたが、自動車運行上の重大事故が続発している状況もあり、運行管理業務の重要性は非常に高まっておいます。その影響は資格試験にも表れており、近年の試験では合格率も30%を割り込むほど難易度が上昇しています。

国家資格と聞くと、何か試験のレベルが高いと思われがちですが、資格試験を受験する上での受験資格要件を満たす ことは難しいですが、試験そのものはそれほど難しくない、という試験も多いのです。この試験も難関な試験ではないので、試験対策もテキストを中心に独学で対応できることは変わりません。この試験は過去問からの出題が非常に多い試験なので、受験対策は「過去問を解く」、これに尽きます。過去問付きの参考書で繰り返し勉強すれば、直前1ヶ月くらい前からの勉強でも合格は可能。

一つ注意すべき点は「法改正」です。運行管理者試験では、「法令等の改正があった場合、法令等の改正施行後6ヵ月は改正部分を問う問題は出題しない」とされていますので、そのことも考慮しながら、法改正部分も含め、ある程度の時間をかけてしっかり学習すれば問題ないと思います。
ちなみに、関連する最近の法改正では、
「貨物自動車運送事業輸送安全規則の解釈及び運用について」の一部改正ついて(H28.7.1)
ナンバープレートの表示義務の明確化について(H28.4.1)
※これらの法改正は、平成28年度第1回試験(H28.8.28実施)においては上記改正部分が出題されることはありませんが、第2回試験(H29.3.5実施)では出題される可能性がありますのでチェックが必要です。

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問い合わせ先

公益財団法人 運行管理者試験センター 試験事務センター  http://www.unkan.or.jp/index.html
TEL 04-7170-7077

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