資格名

検索技術者検定

資格の種類

民間資格

主催

一般財団法人情報科学技術協会

資格の概要

【お知らせ】
検索技術者検定は、2019年度から1次試験の内容が大幅に改定されました。
前半は「共通テーマで記述する論文試験」、後半は「論文執筆者のプロフィールに関するレポート」となりました。詳しくはこちらのテキストを参照ください。

近年ではインターネットなどを通じて多くの情報があふれているため、情報を集めることは簡単になりましたが一方で取捨選択する力が必要となります。そこで必要で信頼性の高い情報を見つける力が大切になります。この試験の目的は企業、大学、組織等において、研究開発やマーケティング、企画等のビジネスで必要とされる 信頼性の高い情報を入手して活用できる専門家を育成することです。これらの高度なスキルを持った人材は、企業、 大学等の情報管理部門で情報調査の支援や利用者教育、情報分析と提供などを期待される「情報プロフェッショナ ル」であり、マネジメントの能力も必要とされます。試験には1級と2級、3級があります。
●3級
一般の社会人や情報関係の授業を履修した大学生、専門学校生、図書館員等を対象と して想定した試験です。評情報検索の基本的なスキルを評価する試験です。
●2級
組織において情報検索業務に従事している人や自身のために情報収集活動を 実施している人、情報関係の大学で情報活用についての授業を履修した人、図書館員等を対象と しています。
情報源、データベース、検索シス テム、具体的な検索技術のほかに、情報要求者とのコミュニケーション能力、問題解決に関する知識などが評価に求められます。
●1級
組織において情報検索業務に従事し、実務経験が5年以上の人のほか、情報活動に関 するマネジメント等の高い知識とスキルを有する上級情報担当者等を対象として想定した試験です。評価される能力は2級と同じですが、それぞれの領域において問われる知識や応用力のレベルが、さらに高いところに設定されます。
※1級、2級はプロフェッショナル能力が検定されますが、3級は情報調査のリテラシー能力を検定され、上位の級への入門的な位置づけになります。 

試験方式

●3級:マークシート方式
「情報検索の知識と技術 基礎編―検索技術者検定3級対応テキスト」  ←このテキストから出題されます。

●2級:筆記
「情報検索の知識と技術: 応用編 ―検索技術者検定2級対応テキスト」 
↑このテキストに記載された程度の知識と情報検索についての経験が問われます。
簡単な記述式の設問も設定されています

●1級: 一次 筆記/二次 面接
一次試験は記述式および論文形式、二次試験は一次試験合格者に対する面接形式で行われます。 
論文試験の課題は試験当日に示されますが、主として受験者の考え方を問割れる内容です。
二次試験の面接では、決められた課題に関するプレゼンテーション能力が問われるほか、一次試験の内容や、情報検索関連業務についての考え方や企画力に関する口頭試問が行われます。また、二次 試験で不合格であった場合は、翌年のみ一次試験が免除されます。

受験資格

  • 3級:受験資格の制限はありません。 
  • 2級:受験資格の制限はありません。 
  • 1級:2級試験(旧試験でも可)合格者のみ受験できます。

※2013年度までに旧試験 2級に合格した者は、1級の受験資格を有する者と認められています。

試験科目

【試験範囲】

3級
情報検索技術に 関する知識と実践
・情報検索とは
・情報検索の理論と仕組み 
・論理演算子、検索式、トランケー ション等の検索技術に関する基礎的知識
・情報検索の流れ ・検索結果の評
情報組織化と流通
・データと情報
・一次情報、二次情報、デジタルコ ンテンツ
・情報資源の組織化 
・データベースの概念と種類
・情報サービス機関 
さまざまな情報資源 
・オンライン情報資源の種類
・オンライン情報資源の検索
・ウエブサイト 
情報の利活用
・知的財産権、著作権に関する 知識  
情報の最新技術
・ネットワーク社会の諸問題
・ネットワーク社会の法制度
・コンピュータに関する基礎
・インターネットに関する知識
・情報セキュリティに関する知識

2級
2級受験の手引き

情報検索技術に関する知識と実践
・情報資源の選択能力 
・検索システムに関する知識
・コマンド、検索式、キーワード、シ ソーラス等の検索技術に関する一般的知識
・情報要求者とのコミュニケーション能力
・インフォプロの役割
情報組織化と流通
・情報検索の歴史 
・データベースの種類
・データベースの流通 
・情報サービス機関
専門分野の情報
・代表的な専門分野の情報資源と特徴
・専門分野の検索戦略作成
・専門分野の検索主題の解析能力
・専門分野の調査結果の評価、考察
・専門分野のサーチエイドに関する知識
・英文マニュアルの読解力  
情報の利活用
・情報の管理
・情報の分析
・知的財産権、著作権に関する知識
・情報と問題解決  
情報の最新技術
・コンピュータに関する知識
・インターネットに関する知識
・情報セキュリティに関する知識
情報の伝達と評価
・思考過程を簡潔に表現する文章作成能力

1級
1級受験の手引き

情報検索技術に 関する知識と実践
・情報資源の選択および経済的評価能力
・高度な検索技術の実施能力
・情報要求者とのコミュニケーション能力
・インフォプロの役割
情報組織化と流通
・データベースの種類
・データベースの流通
・情報サービス機関
専門分野の情報
・専門分野の情報資源・専門分野の主題知識
・専門分野の法規制に関する知識 ・専門分野の調査結果の解析、評価
・専門分野周辺領域に関する知識 ・情報検索に関する英文読解力
情報の利活用
・情報の管理
・情報の分析
・知的財産権、著作権に関する知識
・情報と問題解決  
情報の最新技術<
・コンピュータに関する知識
・インターネットに関する知識
・情報セキュリティに関する知識
情報の伝達と評価
・小論文執筆能力
・プレゼンテーション能力
教育・指導能力調整・提案能力
・ユーザー教育の企画・運営能力
・サーチャー教育の企画・運営能力
・部門間調整能力

スケジュール

試験日
・3級  11月第4日曜日
・2級  11月第4日曜日
・1級(1次)11月第4日曜日
・1級(2次) 2月第2日曜日

2020年度情報検索技術者検定試験日程

※2020年度から3級の試験方法・日程が変わります。
・試験方法:会場型CBT
 ・試験日程:2020年11月1日〜2021年1月31日(3ヶ月間)(期間内に何回でも受験可)
 ・試験時間:60分/回
 ・合否通知:試験終了後、即時PC画面で通知
 ・試験会場:全国47都道府県の会場(全国約200会場)から選択
 ・受験料:6,000円/回(税別)
 ・申込方法:2020年4月以降に掲載

試験会場

・1級/2級/3級
 北海道、東京1、東京2、名古屋、京都、大阪、北九州
・1級二次
 東京

受験料

・3級: 4,320円(税込み)
・2級: 6,480円(税込み)
・1級: 10,800円(税込み)
・1級二次試験のみの受験者は6,480円、 3級・2級併願者は10,800円

資格難易度

難易度 
  3級・2級  「C」 やや易

【資格の難易度レベル】
3級試験の問題は、指定のテキストから出題されていますので、インターネットの基本知識がある方や、情報検索のやり方に慣れた方なら難しい試験ではありません。試験は大学生から中高年まで幅広い年代の人が受験していますが、出題される問題には図書館の業務で必要な知識の問題も多いようです。その方面に就労の機会を求めている方には、習得した知識が役立ちます。
2級試験でのポイントは英語の問題だと思います。2級では情報検索関係する英文資料が読める程度の英語⼒が必要になりますので、英語が苦手な人にはハードルが高くなります。ただ、中学校レベルの文法が理解できていれば問題ありませんので、あとは単語を覚えることです。
1級は情報を検索できる、ということ以上に、部下のマネジメント能力とか他の部署と調整を図る能力など、レベルの高いスキルや能力が求められます。ただ、この資格の認知度がまだ低いこともあって、1級取得で就職や転職で有利になるようなことはありませんが、企業の情報管理部門などでは、この資格が有効に生かせる可能性はあります。
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●合格率
2019年検索技術者検定試験結果 
 3級 受験者数421名 合格者数348名 合格率82.7%
 2級 受験者数162名 合格者数75名 合格率46.3%

※参考データ
・2018年検索技術者検定試験結果 
  3級 受験者数358名 合格者数305名 合格率85.2%
  2級 受験者数172名 合格者数84名 合格率48.8%
  1級 受験者数19名 合格者数14名 合格率73.7%
・2017年検索技術者検定試験結果 
  3級 受験者数463名 合格者数393名 合格率84.9%
  2級 受験者数141名 合格者数65名 合格率46.1%

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受験対策・資格の将来性

現代では、情報を収集する能力よりも、むしろ存在する情報をいかに効率的に活用することができるかという能力が重要になっています。そして、情報を効率的に活用するためのツールが情報検索ツールですが、この試験は、その情報検索ツールに関するプロフェッショナルになるための資格であり、これからますます需要が高まり、資格としての価値も高まることが予想されます。ただ、この資格がなければ検索の仕事ができないというわけではありませんが、能力の高さを示すことになるため転職・昇進には有利と言えるでしょう。

●3級
データベースやネットワーク上の情報源から情報を検索・入手するための基礎的な知識・技術に加え、 Aコースでは、図書館員などの情報専門家に必要とされる情報検索・情報管理の基礎能力を、 Bコースでは、基本的なレベルの情報(コンピュータ)リテラシー能力を有していることが合格の目安とされています。また、Aコースについては、情報検索応用能力試験2級への第一ステップとしても位置付けられています。
試験対策は、「情報検索の基礎知識 」(情報科学技術協会編)と、「情報検索の基礎知識 新訂2版」(情報科学技術協会編)が指定テキストになっているので、このテキストの内容を勉強し、過去問を十分に解いておくことが大切です、他には試験対策セミナー(有料)を受講することも効果的でしょう。

●2級
試験の概要および試験範囲を説明した「情報検索応用能力試験2級受験の手引き」という小冊子があり、この中に受験のための学習方法や過去問など、学習に役立つ参考資料などが紹介されていますので、活用しましょう。⇒情報検索能力試験 過去の問題
        ⇒2級受験に役立つ参考資料・サイト・サーチエイド
※2級に合格すれば、情報検索およびその結果の評価、加工に関する知識・技能ならびに企画力およびコンサルティング能力を身に付けていることが認定されます。
※試験の受験者には、養成講座やセミナーなどの受講者か、社内で検索業務を行っている経験者(特に30~40代)が多いようです。
※問題は、テキストから半分程度出題されています。
※試験対策は、基礎と同じで、テキストと過去問中心になります。独学の場合は、試験対策セミナー(有料)を受講しておく方がいいでしょう。

●1級
「総合」では、「総合」以外の4分野にみられるような専門性にとらわれない、幅広い情報検索関連知識、コンサルティング能力、教育・指導能力を問うような問題が出題されています。
また、論文問題では、知識というよりも、受験者の経験や、その経験に基づいた考え方を述べるような課題となります。
※現代の図書館員には必須の検定試験です。

通信講座

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スクール

協会のセミナー情報(検索技術者2級対策)

過去問

検索技術検定 過去問

教材

情報検索能力試験対策教材一覧

【情報検索能力試験 おすすめ教材】
検索スキルをみがく 第2版:検索技術者検定3級 公式テキスト
プロの検索テクニック:検索技術者検定2級 公式推奨参考書

売れ筋教材

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問い合わせ先

社団法人 情報科学技術協会
http://www.infosta.or.jp/examination/
〒112-0002 東京都文京区小石川2-5-7 佐佐木ビル
Tel:03-3813-3791 Fax:03-3813-3793
E-Mail:shiken@infosta.or.jp