資格名

Turbolinux技術者認定試験 

資格の種類

民間資格 

主催者

ターボリナックス株式会社

資格の概要

【お知らせ】
「Turbolinux技術者認定試験」を主催するターボリナックス株式会社が、2019年3月31日をもって営業を終了いたしました。
2021年度末現在では試験制度の継続の情報は入っておりません。
 参考 ➡ http://www.turbolinux.co.jp/index.html

「Turbolinux技術者認定制度」は、ターボリナックス社が実施しているLinuxエンジニアをターゲットにした資格です。Linuxの導入やサーバーの構築に従事するシステムエンジニアや、システム管理者、セールスエンジニアなどの実務レベルのスキルを証明する認定資格がTurbolinux技術者認定資格です。同社製品のTurboLinuxの導入・設定・サーバ構築のスキルは必須で、他に技術情報やサポート情報を理解深い知識を求められます。 

資格の種類は、企業の情報システム部門の技術者などが主な対象になる「Turbo-CE(Certified Engineer)」と、その上位で、より技術力の高いLinuxエンジニアの育成を目的とする「Turbo-CE Pro」、それとインストラクター向けの「Turbo-CI(Certified Instructor)」があります。



その中で「Turbo-CE」はLinuxのエントリークラスの資格で、これからLinuxを本格的に勉強したいという人が最初の目標にする資格です。また、「Turbo-CEPro」はエンタープライズ分野へLinuxを浸透させるためのスキルを認定するもので、システム要件に合わせてLinuxを導入・設定・サーバ構築することのできる、より高度な知識が必要となります。 「Turbo-CI」は、Turbolinux認定コースのインストラクターを認定する資格で、対象はTurbolinuxエデュケーションパートナー在籍のLinuxインストラクターです。
これらの試験対象者は、いづれもLinuxを使ってネットワ-クやシステムの構築や管理をされているネットワ-ク技術者になります。
試験はTurboLinuxの製品ごとに分かれており、「TurboLinux7Server」「TurboLinux8Server」などは、それぞれ別の試験となっています。

試験の合格率・難易度

難易度 
  Turbo-CE  「C」 やや易

【資格の難易度レベル】
このTurbo-CE資格は、Linuxのエントリークラスの資格でもあり、これからLinuxを本格的に勉強したいという方にはおすすめの資格です。そのため、試験問題も全般的に一般的でシンプルな基本的な問題が多い試験になっており、試験対策もあまり細かく難解な内容までは必要ないと思われます。試験内容が基本的な分、資格の難易度レベルもLPICよりは難易度はやや低く、仕事などでLinuxを触っている人なら、それほど難しくない試験です。

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●合格率  
  非公開

試験の内容・勉強法

「Turbo-CE」
試験はプロメトリック社のCBTで、Linuxを実際に操作する実技試験はありません。出題内容は、「基本問題」では、Linuxの誕生と歴史についてや、オープンソースについての基本的な知識が問われます。また、「Linux自体に関する知識」では、Turbolinux サーバのインストール準備から、インストールの流れ、Linuxの起動やシャットダウン、コマンドラインによるシェルの操作、基本的な設定などについて。また、「Linux上のアプリケーションに関する知識」では、TCP/IPネットワーキングの基本や、inetdとtcp_wrappersによるアクセス制御、ProFTPD、BIND、sendmailといったサーバソフトウェアについての知識が問われます。



試験対策は、ある程度のLinuxの経験がある人なら、直前必修問題集などを解答しながら、試験範囲と出題傾向を把握し、理解が不十分なところを修復しておけば問題ないと思われます。他には、公認のトレーニングコースやCD-COM教材などで勉強することもできます。
ただ、この資格試験に合格することだけを目標にするのではなく、できればTurboLinuxと連携して、さらに高い技術を目指して勉強することが後々のためになるはずです。

この資格は、IT業界の中でSI案件の担当者やシステム管理担当者、またはそのような仕事に就きたい学生などのための資格ですが、Linux市場の拡大により、環境に対応できる技術者の需要は多く、資格取得者はTurboLinux取扱いベンダーやISP、ASP、インテグレーション企業などで活躍が期待できます。仕事内容はTurboLinuxを使用した小・中規模のサーバ構築及び管理技術サーバの運用・管理やネットワーキング業務などになります。

※この資格は、Linux に関する技術力の証明になる以外に、ターボリナックス社からのサポート、製品最新情報、製品の割引購入特典などが受けられるメリットもあります。

試験日程

●試験日:月~土曜日の毎日随時
※試験の予約・受験手続に関してはこちらで確認できます。
※試験結果は試験終了後すぐに採点され、画面に表示されるとともに、スコアレポートが手渡されます。またスコアレポートにはセクションごとの正解率が示されますので、どの分野が弱いかを知ることもできます。

受験資格

●TurboーCE
  制限なし。学歴・年齢に関わらず誰でも受験可能。
●TurboーCE Pro
  TurboーCE取得者でTLO250取得が必須。
●Turbo-CI 
  1.Turbo-CE合格者で認定試験の正解率が90%以上であること
  2.Turbolinuxエデュケーションパートナー企業在籍者であること
  3.TTT(Traln The Trainer)を受講し同受講証明書もしくはCompTIA CTT+を保有する者

試験会場

・全国80ヵ所以上のプロメトリック社の公認試験会場

受験費用

・Turbo-CE / 各科目31,500円 
・Turbo-CE Pro / 各科目21,000円

Turbolinux認定試験受験料確認

試験方式

試験方法はパソコンを使ったオンライン方式で、試験終了後に直ちに結果が表示されます。実機を操作したり、コマンド打ちなどの実技はありません。
・試験時間は試験の種類により異なり、おおよそ60分~90分です。
・合否判定は試験終了直後に表示されます。

<TurboーCIの場合>
試験の出題範囲は「Turbo-CE」と共通で、LinuxおよびLinux上で用いられるアプリケーションに関する知識が問われます。試験問題の70%に正解するとCE合格になり、90%以上に正解したあと所定の講習を受講するとCIの認定を受けられるシステムになっています。

試験科目

出題セクション
<Turbo-CE>
 ・基本問題(Linuxの背景とライセンス) 
 ・Turbolinuxに関する基礎知識  
 ・Turbolinux上で動くアプリケーションの基礎知識  
 ・セキュリティーと運用管理
<Turbo-CE Pro>Linuxシステム管理コマンド試験(必須)も場合
 ・Linuxの基本 
 ・ファイルの基本 
 ・ユーザーとユーザの基本 
 ・シェル基本 
 ・シェル応用 
 ・ファイル管理応用
<TurboーCI>
 ・試験の出題範囲は「Turbo-CE」と共通。

試験関連情報

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問い合わせ先

TurboLinuxオフィシャルサイト http://www.turbolinux.co.jp/index.html
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-3-5 モリモビル5F  
03-5766-1660

試験代行会社
プロメトリック株式会社 http://www.prometric-jp.com/
フリーダイヤル:0120-387-737
*受験に関する問い合わせ先 

【以下の各項には一部広告が含まれています。】

教材(テキスト・参考書)

Turbolinux技術者試験教材一覧

教材(過去問・問題集)

直前必修問題集 Turbo‐CE Turbolinux Server6.5 (Test success)

講座・スクール

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