資格名 | 舗装診断士 |
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資格の種類 | 民間資格 |
主催者 | (一社)日本道路建設業協会 |
資格試験の概要 | 舗装診断士資格とは、既設舗装の調査や、適切な維持・修繕工法の選定などができる高い専門知識を有する技術者を認定する民間資格です。舗装の効率的な管理・更新に寄与するために、日本道路建設業協会が新しく創設しました。舗装の診断とは、既設舗装の調査・評価及び維持・修繕工法の選定・設計、補修計画策定の支援であり、舗装の効率的な管理・更新に貢献するのが狙いです。 舗装診断士の業務は、目視・路面性状調査・構造調査などによる破損実態の把握、破損の程度の評価、原因特定、維持・修繕工法の選定、設計条件の整理、路面・構造設計、補修計画の策定支援などを想定しています。国交省は、公共工事の調査・設計などの業務内容に応じた知識・技術を持つ人の資格を評価・登録する制度を運用していますが、道路関連では舗装は対象外になっていました。そのため協会は舗装についても制度の対象となることを期待し、先行して民間資格として舗装診断士の運用を始めることにしたものです。 スポンサーリンク 舗装診断士資格試験に合格し、登録申請を行うことにより、(一社)日本道路建設業協会会長から資格者証が交付され、「舗装診断士」と称することができます。 ※この試験は「受験の区分」があり、区分によって受験手数料や、受験申込時に必要な書類等が異なります。 |
合格率・資格難易度 | ●難易度 【資格の難易度レベル】 -------------------------------------------- ※参考データ スポンサーリンク |
受験対策・学習法ほか | 舗装診断士がまだ新しい資格なので通信教育や専門学校などがあまりありませんので、受験対策は協会が推奨する参考書等を使って独学で突破する方法が主になります。ただ、試験で難易度が高いのが専門記述試験なので、記述式に不安がある方は、この科目だけの講習受講という方法もあります。 この試験の受験者の大半は、1級舗装施工管理技術者の資格保有者ということを考えると、舗装診断士の合格率はかなり低く、かなり専門的な資格であると言えますが、合格するための勉強法としては、まず舗装に関する書籍を十分読みこなすことで、かなりの部分は対応ができるはずです。記述式試験は経験記述問題と専門記述問題で構成されています。記述問題はこれまで経験した業務について、技術的な問題点や課題を挙げて解決策とその評価を論ずる問題です。この試験の対策は、経験する仕事に対し常に問題意識を持って、施工や安全それと品質に改善点や留意点を見つけてその対策を考えて実施・評価する訓練を重ねていることが大事になります。さらに、それらを1ページにまとめる練習と、まとめ方も大切な要素になりますので、事前の準備から考えておかねばなりません。この試験では、このようにすでに一定の資格や、舗装関係の実務経験を持っている人が受験対象なので、今までの経験にさらに新しい資格や能力をプラスしたい、と考えている人に適しています。 舗装関係の業種では、1級と2級の舗装施工管理技術者は全国で約5万人が登録されています。これに対して、舗装の維持修繕を効率的に進めるに当たって、日本道路建設業協会は全国の道路管理者からの要望に対応するには1万人程度の舗装診断士が必要とみており、舗装施工管理技術者にも受験を促す方針を示しています。 |
受験資格 | 【必要保有資格】 上記の「必要保有資格」に示すいずれかの資格保有者で、7年以上の舗装関連業務(計画、調査、設計、監理・監督、工事、試験、評価、技術開発等)の業務経歴があり、さらにその中で、舗装の計画、調査、評価に関する1年(または3件:期間は問わない)以上の実務経験があること。 |
試験方式 | 試験は「択一試験」と「記述試験」で構成されており、記述試験は、「経験記述」と「専門記述」で実施されます。 ●択一式試験:マークシート方式 / 試験時間 3時間 |
試験科目 | 試験の種類は、「択一試験」と「記述試験(経験記述)」、「記述試験(専門記述)」です。 ※出題の項目、舗装診断士の知識として要求される概略の事項 |
スケジュール | ●試験実施:毎年6月第4日曜日 |
試験会場 | 札幌、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、那覇 |
受験料 | ●受験の種類・区分と受験手数料 |
問い合わせ先 | (一社)日本道路建設業協会 検定企画課 舗装診断士試験事務局 http://www.dohkenkyo.com/ |
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