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資格名 | 下水道技術検定試験 |
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資格の種類 | 民間検定試験 |
主催者 | 地方共同法人 日本下水道事業団 |
資格の概要 | 下水道の設計、工事の監督管理及び維持管理は、下水道法及び下水道法施行令の規定により、学歴に応じた一定の下水道に関する技術上の実務経験を有する者、技術士(上下水道部門)の合格者等に行わせなければならない、とされているため、事業を実施するにはこのような有資格者を確保する必要があります。
検定試験の種類は、技術の内容に応じて「第1種技術検定」「第2種技術検定」「第3種技術検定」の3つの区分があります。 |
試験の合格率・難易度 | ●難易度 【資格の難易度レベル】 -------------------------------------------- ※参考データ |
試験の内容・勉強法 | 受験対策に関しては、3種試験は試験方式もマークシートで選択式でもあり、それほど難解な試験ではありませんので、過去問中心の対策が向いています。出題数は法規/9問、下水処理/16問、工場排水/6問、運転管理/23問、安全管理 /6問で、下水道法や下水汚泥の処理施設、処理方法がメインになる試験です。 3種の下水道技術検定は、もともとは公共団体職員向けの検定試験でしたが、民間委託が増えたため、管理技術認定試験(処理施設)と3種の試験が一緒になりました。このような経緯から下水処理施設の運転に関する試験と思えばいいでしょう。第1種と第2種は互換性がありますが第3種は別物と考えてください。 1種の試験対策は 専門用語を完璧にと覚えて、過去問を徹底して克服するしかないでしょう。講習会の受講も効果的です。 いづれも過去の問題をできるだけ多く勉強するのが合格の近道だと思います。ただ、第1種は第2種の上位資格となりますが、下水道の新規事業計画を行う際に必要となる資格なので、試験が難しい割には資格試験としての大きなメリットは期待できないのが残念なところです。また技術士(建設・水道)試験と比較されることがありますが、技術士試験は実務とはかけはなれたところの試験ですが、下水道技術検定試験は実務に沿って問題が出題されている試験という違いがあります。 下水道技術検定のメリットの一つにキャリヤアップに幅広く活用できるところがあります。工事・設計系の人なら下水道第2種→第1種→技術士(建設・水道・衛生工学)又はRCCM。また メンテナンス系の人なら下水道第3種→公害防止管理者水質1種→環境計量士→技術士(水道・衛生工学・環境)などのコースが考えられます。また将来性でのメリットという面では、下水道技術者は主に下水道事業団や地方自治体の指定工事店、民間の排水処理施設に所属し、下水処理施設の維持管理や整備計画・設計、工事監理などをおこなう仕事に従事しますので、下水道の設計、工事の監督管理及び維持管理に関連する事業を行うには法令により有資格者を確保する必要があるため、将来的なニーズが安定している資格であることが挙げられます。
※注意 |
試験日程 | ・試験日:11月中旬 第二日曜日(年1回) 令和5年度の試験日程・実施要項については、例年通り5月の連休明けに、 |
受験資格 | 制限なし。だれでも受験できます。 |
試験会場 | 札幌、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、鹿児島及び那覇 |
受験費用 | ・第1種:12,300円(税込) |
試験方式 | ・第1種技術検定 |
試験科目 | ●第1種技術検定 下水道の計画設計を行うために必要とされる技術。 |
試験関連情報 | 【資格の難易度情報】 ●試験関連情報 ●関連資格 |
問い合わせ先 | 地方共同法人 日本下水道事業団 048-421-2076 |
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教材(テキスト・参考書) |
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教材(過去問・問題集) | 下水道技術検定過去問集(日本下水道事業団) 下水道検定過去問(市販品) |
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