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資格名 | 下水道技術検定試験 |
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資格の種類 | 民間検定試験 |
主催 | 地方共同法人 日本下水道事業団 |
資格の概要 | 下水道の設計、工事の監督管理及び維持管理は、下水道法及び下水道法施行令の規定により、学歴に応じた一定の下水道に関する技術上の実務経験を有する者、技術士(上下水道部門)の合格者等に行わせなければならない、とされているため、事業を実施するにはこのような有資格者を確保する必要があります。 スポンサーリンク 検定試験の種類は、技術の内容に応じて「第1種技術検定」「第2種技術検定」「第3種技術検定」の3つの区分があります。 |
試験方式 | 第1種技術検定 多岐選択式+記述式 試験時間 9時~16時 |
受験資格 | 制限なし。だれでも受験できます。 |
試験科目 | ●第1種技術検定 下水道の計画設計を行うために必要とされる技術。 |
スケジュール | ・試験日:11月中旬の日曜日(年1回) |
試験会場 | 札幌市、仙台市、東京都、新潟市、名古屋市、大阪市、広島市、高松市、福岡市、鹿児島市及び那覇市 |
受験料 | ・第1種:12,000円(税込) |
資格難易度 | ●難易度 【資格の難易度レベル】 -------------------------------------------- ※参考データ |
受験対策・資格の将来性 | 3種試験は試験方式もマークシートで選択式でもあり、それほど難解な試験ではありませんので、試験対策は過去問中心の対策が向いています。出題数は法規/9問 下水処理/16問 工場排水/6問 運転管理/23問 安全管理 /6問で、下水道法や下水汚泥の処理施設、処理方法がメインの試験です。 3種の下水道技術検定は、もともとは公共団体職員向けの検定試験でしたが、民間委託が増えたため、管理技術認定試験(処理施設)と3種の試験が一緒になり、このような経緯から下水処理施設の運転に関する試験と思えばいいでしょう。第1種と第2種は互換性がありますが第3種は別物と考えてよいでしょう。
1種の試験対策は 専門用語を完璧にと覚えて、過去問を徹底して克服するしかないでしょう。講習会の受講も効果的です。 いづれも過去の問題をできるだけ多く勉強するのが合格の近道だと思います。ただ、第1種は第2種の上位資格となりますが、下水道の新規事業計画を行う際に必要となる資格なので、試験が難しい割には資格試験としての大きなメリットは期待できないのが残念なところです。また技術士(建設・水道)試験と比較されることがありますが、技術士試験は実務とはかけはなれたところの試験ですが、下水道技術検定試験は、実務に沿って問題が出題されている試験という違いがあります。 この検定試験をキャリヤアップに活用する場合には、工事・設計系の人なら下水道第2種→第1種→技術士(建設・水道・衛生工学)又はRCCM。また メンテナンス系の人なら下水道第3種→公害防止管理者水質1種→環境計量士→技術士(水道・衛生工学・環境)などのコースが考えられます。 ※注意 |
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教材 |
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問い合わせ先 | 地方共同法人 日本下水道事業団 048-421-2076 |