資格名

ケンブリッジ英語検定
(英語名:Cambridge English)

資格の種類

民間検定試験

主催者

ケンブリッジ大学英語検定機構(Cambridge English Language Assessment)

資格試験の概要

「Cambridge English(ケンブリッジ英検)」は、英国ケンブリッジ大学の非営利組織であるケンブリッジ大学英語検定機構(Cambridge English Language Assessment)が開発し提供している、英語以外の言語を母国語とする人のための英語運用能力判定テストです。
「国際共通語としてコミュニケーションのために英語をどのように使うことができるか」を適正に判定し、現実的な状況の中で英語を理解できるかどうかを「話す」「書く」「聞く」「読む」の4分野にわたって査定します。
英語学習初級者から中上級者まで、レベルは5段階に分かれ、レベルごとの試験が設定されており、個人個人に最適な試験を提供しています。最上級レベルの試験はイギリスの大学・大学院入学許可の英語能力証明としても使えます。また、ヨーロッパを中心に権威ある資格として認知されており、約130ヶ国で年間300万人以上が受験する権威ある試験です。世界で最も広く認知されている当検定の認定書は、生涯にわたる世界標準の英語力の証明とも言えます



試験のレベルは、「Key:キー」、「Preliminary:プレリミナリー」、「First:ファースト」、「Advanced:アドバンスト」、「Proficiency:プロフィシエンシー」の5つのレベルから成り、多様な生徒・学生の能力への適合性を満たすことができる試験です。2009年以降には中高生対象の「フォー・スクールズ」シリーズが加わり、学校教育との効果的な連携も可能になりました。また日本の学習指導要領と高い親和性が見られることも特徴の一つです。
世界で最も信頼されている英語検定として、英語を母国語としない受験者を対象とした英語検定としては最も長い歴史があり、2013年に100周年を迎えました。

◆ケンブリッジ英検関連ニュース 
・ケンブリッジ ヤングラーナーズ英語検定 (YLE)が2018年1月よりリニューアルされました。⇒詳細

合格率・資格難易度

難易度 
 ・CPE   「A-上」 難関の上位  
 ・CAE   「A」 難関   
 ・FCE   「B」 普通

【資格の難易度レベル】
試験の難易度は、 CEFRのランクで示されている通り、FCEでは普通に勉強していれば合格できるレベルですが、CAEからは極端に難易度が高くなる傾向があり、それこそ4分野について必死に勉強しなければ、簡単には突破できないと思っていいでしょう。これくらいFCEとCAEにはレベルの差があります。CAEとCPEの合格証明書があれば、英語圏への大学への入学を認められる場合がほとんどであることからも、試験のレベルの高さが分かると思います。従って、日本では就職の際などに、仕事で使う英語力を身につけている、と判断されるのはFCEレベルなので、第1ステップ目標レベルは、FCEレベルがいいでしょう。

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●合格率 
ケンブリッジ英語検定の結果はTOEICのような点数制ではなく、合否です。 
 A~Eの5段階評価のうちA、B、Cは合格、D、Eは不合格です。

受験対策・学習法ほか

ケンブリッジ英語検定は、生涯にわたって英語を学習する観点で作られた試験であるため、受験者がこれから先の目的や、将来の進路などに応じてレベルを自由に選択できる特徴・利点があります。そのため幼児や小学生から成人の学習者までが、実力の定着を確認しながら段階的に次のレベルへとステップアップできる構成になっています。そういう特徴から、ヨーロッパを中心に圧倒的な人気と権威があり、世界中で20,000を超える企業・学校・政府等の団体が“英語力を証明する試験”として評価しているため、ケンブリッジ英検を取得することによって海外での大学・大学院入学、就職・昇格などを、大変有利に導くことができます。また、一度取得すれば生涯有効な資格でもあり、オーストラリアなどではTOEICよりもケンブリッジ英検の方が知名度があります。

一方、日本では2020年度からの新しい大学入試では、スピーキング・ライティングも加えた「英語4技能重視」の方向で議論が進んでおり、民間の英語4技能試験の活用案が提示されました。入試改革を先取りし、国公私立大学の入試では、ケンブリッジ英語検定を活用する大学が拡大しています。

受験資格

ケンブリッジ大学英語検定機構の提供する全てのテストに、受検者の年齢制限を設けられていません。しかし、当センターの開催する検定の中には、会場になるスクールやセンタースタッフの諸事情により、オープン会場のテストであっても年齢制限が設けられていることがあります。詳しくはこちらへ問い合わせてください。

試験方式

●メイン・スイート試験では全般的な英語力をテストします。
※メイン・スイート試験には以下5段階のレベル別試験があります。
試験級(KET / PET / FCE / CAE / CPE)

試験科目

【メイン ・スイート試験】
●CPE(Certificate of Proficiency in English)
(他試験との比較) CEFR C2/英検1級以上 / IELTS:8.0 / TOEIC:950+ / TOEFL:600+相当
ケンブリッジ検定の最上級。イギリスの大学入学許可の基準となる最上級レベルの試験。
●CAE(Certificate in Advanced English)
(他試験との比較) CEFR C1/英検1級 / IELTS:6.5~7.5 / TOEIC:900~950 / TOEFL:525~550相当。仕事で英語を使用するプロフェッショナルな方向け。英国大学、大学院入学の際の英語証明書としても有効。
●FCE(First Certificate in English)
(他試験との比較) CEFR B2/英検準1級 / IELTS:6.0~6.5 / TOEIC:800~900 / TOEFL:500相当。英語の日常使用する職場で働きたい方向け。
●PET(Preliminary English Test)
(他試験との比較) CEFR B1/英検3~準2級 / IELTS:4.5 / TOEIC:350~500 / TOEFL:380~430相当。英語圏での日常生活が送れるレベル。高校、短大、大学生向け。
●KET(Key English Test)
(他試験との比較)CEFRA2/英検3級 / IELTS:4.0 / TOEIC:300~350 / TOEFL:350~380相当。日常生活に必要な、書き言葉及び話し言葉による最も基礎的なコミュニケーションを認定するものです。

スケジュール

2020年ケンブリッジ英検 検定要項
・申込方法:「問い合わせフォーム」から申し込む。
・結果発表:検定日から約1ヶ月半~2ヶ月後にWebにて結果の確認ができます。

  2023年度第 ケンブリッジ検定試験日程(河合塾)

試験会場

世界130ヵ国にある約2,800の試験センターで年間を通じて受験することができます。
試験センターは、それぞれの国や地域のニーズや条件に応じて試験日、試験実施回数を決定しているため、詳細については各試験センターまで問合せが必要です。⇒認定試験センターを探す

受験料

27,000円(税込)

問い合わせ先

ケンブリッジ英語検定事務局 http://www.justycom.jp/cambridge02/
〒153-0043
東京都目黒区東山 3-1-15 中岡ビル3F
 TEL:03-5794-8229  FAX:03-5794-8601 
   MAIL:cambridge@justycom.jp
※問い合わせはこちらから

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