資格名

BPIE検定試験
※BPIEはBusiness Process Innovation Engineer(ビジネス・プロセス革新エンジニア)の略

資格の種類

民間資格

主催者

一般社団法人 日本経営管理協会

資格試験の概要

「BPIE (ビジネス・プロセス革新エンジニア)」とは企業の IT化が進むなか、顧客の経営課題を解決するために業務や業務プロセスの改革・改善を推進するスペシャリストを言います。そして、これらの人材の雇用拡大や人材流動化のニーズに対応して、全日本能率連盟と加盟団体がアライアンスを組んで新しく資格制度が創設しました。試験では、新しい専門職機能として業務・業務プロセスの改善・改革・革新を行えることを、一定の認定基準・審査方法により審査して資格(BPIE称号)が付与されます。
(資格を運営・主催する機関)
 ・資格認定団体: (公社) 全日本能率連盟
 ・検定実施機関: 一般社団法人日本経営管理協会

(受検対象者)
・ 基本業務プロセスを改革したいと考えている方、またその方法に困っておられる方
・ IT化の成果を確実にするための担当者を育成したい方
・ 自らが主体となり業務の改善・改革を推進している方
受検対象者としては、上記の方などを対象としていますが、具体的には主にIT系企業のSE・営業担当者や、 一般企業内の業務改革担当者 をはじめ、IT系企業を目指す学生などが対象になると考えられています。

(資格の更新)
・資格取得後有効期間:3 年間 (3年後1回の更新手続きにより合格基準に達した時は生涯資格になります)
・更新日は年1回(9月30日)です。

◆BPIE検定試験関連情報
BPIE検定試験は、2021年4月以降 公益社団法人 全日本能率連盟の認定資格から認証資格に変わります。詳細はこちらのページをご覧ください。

合格率・資格難易度

難易度 
  基礎    「B」   普通 
    上級  「B-上」 普通の上位 

【資格の難易度レベル】
試験結果も全くの非公開で、判断できる材料に乏しいので想定の範囲でしか評価できないが、試験は養成講座を受講した後にオンラインで受ける試験で、スキル試験はテキストの持ち込みもでき、合格者数も当初より減っていることなどを勘案して、養成講座を受講せずに試験だけ受けた場合の合格率は上級試験で40%程度と判断しました。難易度は「B-上」普通の上位としています。

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●合格率 
  非公開(上級で40%程度の予想)

 合格者数推移
 2022年6月:9名
 2022年3月:28名
 2022年2月:43名

(参考)
2019年9月13日現在 BPIE資格認定者一覧

受験対策・学習法ほか

「BPIEに求められる能力(知識・スキル)」は、以下のように定義されています。
・自らが業務を可視化できる力を有する。また組織を横断的につないだ業務フローが可視化できる
・業務工数を所定のフォームの活用により簡便かつ明快に記述・把握する力を有する
・改善に着手する時点で改善後のフロー、効果予測、業務編成を同時並行して作成する力を有する 

資格取得のために講座開講されている「ビジネス・プロセス革新エンジニア資格取得支援講座」で勉強することによって、業務を可視化するための知識とスキルがゼロから身につきます。一般的な管理間接業務の業務効率化だけでなく、システム化前の業務効率化から要件定義、IT企業の業務システム開発などの専門性が高いジャンルでも対応できるような、業務プロセスの改革・改善を手がけるスペシャリストを目指すことが可能です。

受験資格

・受験資格の制限はありません。
 審査項目に記載の能力を身につけたいという方であれば誰でも受験することが可能です。

試験方式

BPIE検定試験は、オンライン試験となります。
●試験項目と時間
 ・知識試験(筆記試験) 60分
  スマホ使用不可
 ・スキル試験(論述試験) 90分
     筆記用具、試験中使用したテキスト、電卓のみ持ち込み可能
 ※Zoomを使用
 ※試験問題、解答用紙は郵送
●合格基準
  知識試験・スキル試験ともに60%以上(知識試験は6ジャンルで各40%以上)の正解で合格

試験科目

●知識試験(短答式)
・BPIEの基本
(1) BPIEの倫理規範
(2) BPIEの狙い
(3) BPIEアプローチ
(4) 従来の業務改革・改善との差異
(5) BPIEの進め方ポイント
・業務の可視化
(1) 業務の可視化方法と進め方知識
(2) プロセスの体系整理法に関する知識
(3) プロセス(流れ)の可視化に関する知識
(4) 業務量の可視化に関する知識
(5) 分担・工数の可視化に関する知識
・プロセス可視化技術力
(1) プロセス分析の重要性に関する知識
(2) 各種プロセス可視化手法に関する知識
(3) プロセスチャートの記号の意味に関する知識
(4) プロセスチャートの記述ルールに関する知識
(5) ブロックチャートによる実態把握法に関する知識
・分析技術力
(1) プロセスの目的に関する知識
(2) 分析の対象と分析方法(手段・ツール等)に関する知識
(3) ブロックチャートでの改革の視点に関する知識
(4) プロセスチャートでの改善の視点に関する知識
(5) 評価の尺度に関する知識
・改善・改革技術力
(1) 「発生時点主義」でのプロセス見直しに関する知識
(2) 「記号単位」でのプロセス改善の視点に関する知識
(3) 業務量からの改善・改革
(4) 業務量の可視化に関する知識
(5) 分担・工数の可視化に関する知識
・企画・提案技術力
(1) BPIEの業務の可視化方法と進め方知識
(2) プロセスの体系整理法に関する知識
(3) プロセス(流れ)の可視化に関する知識
(4) 業務量の可視化に関する知識
(5) 分担・工数の可視化に関する知識

●スキル試験(論述式)
 ・可視化技術力ステップ
  仮設課題現状プロセスチャートの作成
 ・分析・改革技術力
  改善の考え方と効果 見積もり
 ・企画・提案技術力ステップ
  仮設課題改善後プロセスチャートの作成

スケジュール

2023年度BPIE検定試験日程(受付締切日:開催日10日前)

2023年BPIE養成講座
【講 座 名 】ビジネス・プロセス革新エンジニア資格取得支援講座
【費用】4日間 162,800円(教材費・受験料・昼食代含む)
このBPIEでは、業務を可視化するための知識とスキルがゼロから身につきます。管理間接業務の業務効率化だけでなく、システム化前の業務効率化~要件定義、IT企業の業務システム開発といった、専門性がより高いジャンルでも対応できるような、業務プロセスの改革・改善を手がけるスペシャリストを育成する講座です。

試験会場

・自宅等(オンライン)

受験料

・受験のみ  26,400円(消費税込)
・養成講座 4日間 162,800円(教材費・受験料・昼食代含む)

問い合わせ先

【講座受講・検定試験 申込み】
株式会社ビジネスコンサルタント
〒101-0029
東京都千代田区神田相生町一番地
秋葉原センタープレイスビル8F
TEL : (03) 6260-7573  FAX : 050-3730-0886(公開チーム)

【検定試験のみ受験される方】

申込書をダウンロードし必要事項を記載の上、FAXもしくはE-Mailアドレス宛に送信ください。
 ➡申込書はこちら
一般社団法人 日本経営管理協会 BPIE検定試験実施団体事務局
URL: http://www.jima.org/BPIE/bpie.html 
〒102-0073 東京都千代田区九段北4-1-5 市ヶ谷法曹ビル607
TEL : (03) 3261-1145  FAX : (03) 3261-3315
E-Mail:bpiekentei@jima.org
※お問合せは、以下の項目を記載の上、E-Mailにて当協会までご連絡ください。
 ・お名前(フリガナ)
 ・メールアドレス
 ・電話番号
 ・郵便番号/住所     

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